よもやま話

レベルの低い料理の話

 ついに料理をおいしくする方法を発見しました。味の素をかけることです。あの化学調味料といわれる、なんだかわからないアレをちょこっと振りかけるだけで、なんでもかんでもおいしくなってしまう。衝撃を受けました。 自然に存在しないものは体に良く...
よもやま話

気持ちは年をとらない

 人間の「気持ち」というのは、15歳~20歳くらいで止まっていて、それ以上は歳をとらない。48歳になっても、この先60歳、70歳になろうとも、気持ちは若いままです。 もう30歳だ、40歳だ、俺ももう若くはないんだと言って、おじさんぶって...
よもやま話

クソポエム

クソポエムⅠ野菜不足を野菜ジュースで補おうとしている時点で貧乏人ですこころがまずしい野菜不足は野菜を食べて解消する野菜を食べなはれ はよ  はよクソポエムⅡ夕方過ぎの半額シール油っこいおかずと冷えたご飯コカ...
よもやま話

書評『三人姉妹』

「モスクワへ、モスクワへ」と三人姉妹がただ言い続ける作品(戯曲)。読んでない人はまさかそんなはずはないと思うかもしれないが、読んだことのある人なら、当たらずといえども遠からずと思っていただけるのではないか。 井伏鱒二や太宰治も大好きだっ...
よもやま話

書評『回想の太宰治』

 津島美知子『回想の太宰治』がおもしろい。内容を一言でいうなら、太宰おちょこ伝です。 その前に、読書人たるもの、作家の書いた小説を読むべきです。作家がどういう人だったとか、作品の舞台裏とか、そんなことは関係ないはず。が、作家が故人である...
よもやま話

Zoomでモアイ像にはなりたくない

 ポートレイト(肖像写真、人物写真)において一番やってはいけないことは、下から撮影することだと聞いております。下から撮っていいのは大仏とゴジラだけ。 Zoomを使った、オンライン飲み会、オンライン会議をやるにあたって、私が気になったのも...
ひきこもり

告知『いまこそ語ろう、それぞれのひきこもり』

 只今発売中の『いまこそ語ろう、それぞれのひきこもり』林恭子・斎藤環編に、私もちょろっと書いております。 自分の文章って、書いてからしばらく経つと恥ずかしくなるので、どうしても読めないかったのですが、現実逃避して見本誌を放置しておくのも...
よもやま話

ひきこもり名人の「バリカン選び」

 コロナ騒ぎの影響を受け、バリカンが売れているとか、いないとか。ご存知のこととは思いますが、私はコロナとは関係なく20年間、バリカンでセルフカットをしております。そんな私から〝丸刈りセルフカット〟デビューしようと思っている君へ、必須道具バ...
よもやま話

卵は完全食

 人間が生きていくのに必要なものはすべて卵の中につまっている。一日一個食べれば、完全な調和が手に入る。 卵は宇宙である、食べすぎてはいけない、一日どんなに多くても二個までにしたまえ。 朝に卵を食べたのなら、もうその日は卵は食べない。逆...
よもやま話

ひきこもり個人事業主がやるべき、コロナウイルス対策に関する申請手続き【まとめ】

 やあ、自称・個人事業主諸君。アフェリエイトだったり、ユーチューブだったり、ヤフオクやメルカリでコツコツと物を売って、ちょっぴりと稼いでいる個人事業主たちよ。もしくは、作家だ、ライターだ、フリーランスだと言い張って、わずかな原稿料を、年に...
よもやま話

商品レポ『シャープのマスク』

 もうすぐ品不足も解消して、マスクの価格が下がるであろうことは、目に見えているのですが、ないものはない。このご時世、マスクなしに買い物するのは気がひけるので、インターネットで話題の「シャープのマスク」を購入しました。 シャープの通販サイ...
ひきこもり

なまけ神の「STAY HOME」

 なまけ神にとって、「STAY HOME ウチで過ごそう」なんてものは、袋の中のモノを取り出すのと同じくらい簡単なことで、気にもとめていませんでした。 昨日など、あんまり夜ふかしばかりするのは良くないと思い、早めに寝たのですが、起きる時...
よもやま話

商品レポ『ネギカッター』

 1回使えば元が取れる、勝ち組料理アイテム、それが『ネギカッター』です。これを使えば、千切りより細かい白髪ネギが簡単につくれます。 カッターの刃が7枚並んだ形状のもので、刃先をネギの表面に差し込み、ゆっくりと引くだけで、細かい千切りがで...
よもやま話

書評『走れメロス』

 太宰治が、走れメロスを書くきっかけになったのが、熱海事件といわれるものです。 どういうものかというと(細かいところは省略します)、旅行で借金をつくった太宰が、親友である檀一雄を借金の人質として旅館に残し、東京に金策にでかけました。だけ...
よもやま話

書評『お料理一年生』

 これ一冊で、すべての料理をつくってきました。そして20年間、ずっと一年生のままです。ネギは茹でて食べるのか、それとも生で食べるのか、それすら分からないレベルの人向けの料理実用書であります。「塩少々」と言われても、具体的にどれくらいの量...
よもやま話

続・コロナとひきこもり

 コロナ騒ぎで、もう1ヶ月くらい自主隔離しています。「コロナウイルスなんてただの風邪だ、関係ねえ」なんていう予想は外れに外れてしまい、お恥ずかしい限りです。予想を外したのにもかかわらず、自主隔離をしていたのは、寝たきり老婆ママンに感染させ...
よもやま話

メリカリでポイント消化

 当たるはずもない懸賞やプレゼントに応募するやつはバカだよ。人一倍運が悪いくせに、人生うまくいってないくせに、せっせと応募ばっかして外しまくって、みっともねえとはそういうことさ。懸賞乞食にだけなりたくない、そう思いつつ、ひそかに懸賞やプレ...
ひきこもりブッダ全国巡礼ツアー

いまさら質疑応答

 人前で話すときに、私が心がけていることはことは早口にならないようにすることです。プレゼンやスピーチの本を読んでみてください、たいてい早口になってはいかん、と書かれております。だから2/2のたんぽぽ子育て講演会のときも、そのことを強く心が...
ひきこもり

だめ人間のTODOリスト

 だめ人間はできもしないTODOリストを作成する。優先度が高い順にやることをリスト化して並べていき、上から順番にこなしていく、はずなのだけれど。 いつも、最初だけなのです。TODOリストを作った直後だけ張り切ってやりますが、すぐに飽きて...
よもやま話

コロナとひきこもり

 コロナウイルスなんてただの風邪だ、関係ねえ、と思いつつ9日間ほど部屋にこもっていました。 私自身がコロナに感染しようと生き延びる自信はあるのですが、万が一、10万分の1の確率で感染したとして、そのコロナウイルスが私を通じ、ビリヤードの...
ひきこもり

手続きをしない無職はどんづまる

 本日、自立支援医療の更新の手続きをしてきました。面倒ですが、毎年やらなきゃいけないことです。今年は診断書も必要だったので、クリニックにも行ったり来たりして、あれこれと用意し、いつもよりもさらに面倒でした。社会保障というのは、個人ではなく...
よもやま話

プリンター無抵抗主義

 1年に1度、年賀状をつくるとき以外は、地味で静かで目立たないくせに、インクの減りだけは抜群に早い。そんな世界中で、使用者をムカつかせ続けるパソコン周辺機器、それがプリンターであります。 ひきこもりパソコン博士として、「どこのプリンター...
ひきこもり

囚人とひきこもり

 懲役刑を科せられている囚人の作業に払われる賃金(報奨金)は、月当たり約4200円だとか。時給にすると、まあせいぜい30円くらいですかね。 一方ひきこもりはというと、クローズアップ現代でも紹介された秋田県藤里町の中間就労支援「お食事処 ...
よもやま話

社会的信用のない人用カード

 ファミリーマート、すき家、マツモトキヨシの3店で「デビットカード」というのを使ってみました。初めてなのでおどおどと、びびりながらではありましたが、意外とすんなりと使えた。 なぜ、にわかにこんな怪しげなカードを使い始めたかというと、それ...
ひきこもり

心の田を耕す農夫

  ある村でのこと。すべてを見通す人、目覚めた人ブッダに対し、「なぜ働かずに食うのか」と村のバラモン(司祭者)が尋ねました。ブッダはこう答えました。「バラモンよ、わたしは智慧の鍬で心の田を耕し、悟りの果実をもたらすのです」「バラモンよ、...
ひきこもりブッダ全国巡礼ツアー

【告知】たんぽぽ子育て講演会『安心! 不登校・ひきこもりライフ』 2020年2月2日(日)

※無事終了しました。ありがとうございました。m(_ _)m 久しぶりの講演会です。たっぷり身の上話をします、ぜひお越しください。お申し込みは、メールかFAXで。しゃるうぃー。■ たんぽぽ子育て講演会『安心! 不登校・ひきこもりライフ』...
よもやま話

ゲーム禁止条例

 ゲームはよくできている。ちゃんとゲーム中毒になるように、うまくつくられている。私も小学生のときに、ゲームウォッチを手にしたとたん、すぐに、その場でゲーム中毒になりました。あんな原始的なもので中毒になるのですから、最新のゲームでは、もう...
ひきこもり

9060問題

 高校を中退してから30年近くもぷらぷらして、定職にもつくことなく、ひきこもり生活をしてまいりました。が、ここにきて、8050問題という言葉のせいで、50歳に満たない、年齢の足りてない、若手ひきこもりの扱いを受けるはめになったのです。この...
ひきこもり

空の鳥を見よ

 「空の鳥を見よ、播かず、刈らず、倉に収めず。それでも天の父はこれを養っている。まして君たちはこれよりも遥かに優れたものじゃないか」と、イエスはおっしゃっています。空の鳥とは、子ども部屋で寝そべり、天井を眺めて空想の羽をはばたかせているひ...
よもやま話

カルロス・ゴーンはMr.ビーンの真似をしている

 年末年始、カルロス・ゴーン氏がずいぶんと調子にのっていました。ゴーン氏がなにをどう言おうと、リストラ首切り男であることに変わりはない。ゴーン氏の、経営者としての成功と言われているもののほとんどは、労働者の犠牲の上に成り立っているのです。...
よもやま話

ひきこもりのさえずり

 日も短くなり、寒くなってきましたので、そろそろ冬眠しようと思います。ブログもしばらくお休みです。春が待ち遠しいですのう。* 追伸。2006年くらいから、ブログを書き続けておりまして、その数は千以上になりました。どんなものだろうと、過...
よもやま話

インターネットでつながる、もめる

 インターネットを通して人とつながる。一度もあったことない人と友達になって、一度も会ったことのない人ともめて、一度もあったこともない人と絶交する。我々はいったいなにをしているのか。 インターネットの弱点は、情報量なのです。百聞は一見にし...
よもやま話

銀河英雄伝説廃人

 ワンカップ大関を高々とかかげ、「プロージット」のかけ声とともに、一気に飲み干し、空き瓶を床に叩きつけて割る、そんな銀河英雄伝説ごっこがやりたくなるのも、アニメ本編110話を全部見終わったからです。長かった、1ヶ月かかりました。 銀河英...
よもやま話

この星には正義がない

 正義とは、悪と戦うことではない、正義と正義がぶつかり合うことでもない、そんなのは物語の中だけの話で、現実の正義とは、どうしても見て見ぬ振りして通り過ぎることができず、やむをやれずにする、わずらわしい行動のことなのです。 正義の剣を抜...
ひきこもり

怠けループ芸

 朝起きたら、一瞬で昼になる。昼もまた一瞬のことで、気づけば2時か3時くらいになっている。もう20年間くらい続く、怠けループ芸です。 しかし私は諦めない、怠けを打破しようと、夕方になってから、えいやーと外に出て唯一の居場所である図書館に...
よもやま話

ダムは君主である ~命を守る行動とダムがんばれ~

 10月12日土曜日。大型の台風19号があまりにも天気予報の通りに関東地方に近づいてくるので、なんだか意味もなく高揚してしまい、ずっとテレビで台風のニュースを見ていました。 台風が近づくにつれて、雨はつよくなり、河川の水位はじりじりあが...
よもやま話

いまさら『砂の器』を読んでみた

 太宰治と同い年、松本清張先生の代表作と言えば『砂の器』ですよね(あと『点と線』)。みんな名前くらいは聞いたことあるでしょう。映画にもなっているくらいだから、おもしろいはず、名作にちがいないと、ずっと思っておりました。 いつか読もうと思...
よもやま話

使ってわかったプレミアム付商品券7つの習慣

 あれだけ酷評していたプレミアム付き商品券を(2万円払って)、2万5千円分購入しました。 8月の段階では使える店が少なかったのですが、利用開始の10月が近づいてくるにつれ、コンビニ、イトーヨーカドーなどの大手スーパー、ヨドバシカメラ、...
よもやま話

ガラホの呪いがとけた

スマホを買ったぞ iPhoneSEを中古で買いました。早速つかえるように、あれこれと設定をしていじっているうちに、ふとこう思ったのです、「俺はなんで今までガラホなんていう、奇妙なものを使い続けていたんだろう」と。 ガラケー信者でした。...
よもやま話

はじめての国会図書館

 いつか行ってみたいと思いつつ、47年間行かなかった国会図書館に行ってきました。普通の図書館では読めない、昔の地方新聞の記事を読むために、永田町まで繰り出したのです。国会図書館には日本で発売されたすべての本があります。 国会図書館と一般...
不登校

不登校の新名称としての“ゆたぼん”

 不登校の子どもが、たまに学校に行くとクラスメイトから"ゆたぼん"と呼ばれ、いじめられているという哀しい記事をネットで見ました。嘘か本当かは分かないけど、なんかありそうな話です。 ゆたぼん、ゆたぼん、ゆたぼんぼん、ゆーたぼんぼん♪ 少年...
ひきこもり

ひきこもり悪徳支援の構造

 ひきこもり悪徳支援がなぜ誕生し、存続し続けるのか、その構造について空想しておりました。こうであります。ひきこもり当事者に対する直接給付(手当)がないから、ひきこもり悪徳支援業者が誕生して、存続するのだと。 国、行政から支援は、ひきこも...
ひきこもり

ひきこもり馬鹿

 馬鹿でなければ、ひきこもりはつとまりません。ここでいう馬鹿とは、野球馬鹿とか、釣りバカとかの、後先のことなぞ考えずに突き進む、あの馬鹿です。 小学生でもないのに、1日中ゲームをしたりユーチューブを見て過ごすなんていうことは馬鹿でなけれ...
ひきこもり

おぼろげに語る、ファイナンシャル・プランナーって何だ

 ひきこもり業界に、ファイナンシャル・プランナーというよくわからない人たちが食い込んできたのは、比較的最近のことです。 ファイナンシャル・プランナーとはなんなのか、それはね、家計のアドバイス(助言)をする人のことです。主に老後のお金を心...
ひきこもり

人を働かせる唯一の方法は借金をさせること

 嫌々でも人を働かそうとするなら借金をさせるしかない。借金があれば返済のため、せっせと働くようになる。贅沢のためにとか、お金を貯めるために働いている人は少なくて、たいてい借金があって、それを返すために働いているのです。 家賃というのも借...
よもやま話

【酷評】プレミアム付商品券とは

 ツイッターにすでにつぶやいてしまったが改めて消費税10%増税にともなって発行される、プレミアム付商品券について酷評、もの申したい。 プレミアム付商品券とは、消費税10%増税に憤慨する貧乏人を慰撫する目的で発行される割引券のことです。...
よもやま話

組織のなかで個人としてがんばっている人について

 国や行政に対して問題点を指摘して批判すると、どこかの誰かが必ず言う、改革の意気を挫き、押し留める、現状維持賛成のマジックワードがありまして、それが「個人としてがんばっている人がいる」というやつなのです。似たような言い方としては個人として...
ひきこもり

夏は市民プールで勝ち組

 過去にも何度も同じようなことを書いているが、改めて夏に勝ち組になるやり方を、勝利の方程式をここにはっきりさせておきたい。 エアコンのきいた部屋で陰気に涼んでいるような人は全員負け組です。親が死んだあとの将来も、冷え冷えです。勝ち組にな...
ひきこもり

誰も望んでいない、ひきこもりの政治参加

 社会復帰という言葉が嫌いなので、社会参加という言葉を使っていましたが、その社会参加という言葉も、社会復帰のひとつ前の段階という程度の意味でしか使われなくなりました。いい言葉というものは、えてしてアイツラに盗まれたうえに、元とは違った意味...
ひきこもり

居場所という言葉はもう使いたくない

 いつからか、就労のはるか遠くにいる、能力がなさすぎるひきこもりが行かされる場のことを、居場所とかフリースペースと呼ぶようになったようです。 →居場所(フリースペース) →就労訓練 →中間就労(時給150円~) →アルバイト・非正...
ひきこもり

多様な場とはどんなところか

 多様な場とは、汚い、くさい、うるさい、そういう人が"一人か二人"いる場所のことだと思う。 そういう人が大勢いるのならば、それは排除された人が遺棄される人間ゴミ箱であって、多様な場とは言えない。 排除なんていかんのです。でも小さなサー...