なまけ神の安楽死論

 安楽死の法制化の議論というのは、人を殺しても殺人罪に問われないようにするためにやる政治的手続きのことです。今話題になっている「ALS患者の嘱託殺人」を例にとれば、患者に致死薬を投与して殺した2人の医師を、殺人罪にしないための法律をつくることです。

 法制化の議論において、安楽死の当事者というのは、殺されたALS患者の女性ではない、殺した二人の医師です。死んだ人の罪は問えないので、殺された側は関係がない(死体を裁く法律はない)。

 安楽死の法制化というが、具体的にはどういうことか。それは誰なら殺しても殺人罪にならないか、人間の命に優劣をつけて、「例外リスト」をつくることです。私個人としては、こんなことを議論すること自体、人間の尊厳を踏みにじる行為だと思います。

 昔から安楽死を推進し、法制化しようとしている連中がいるのです。「日本尊厳死協会」「太田典礼」とかで検索してみてください、安楽死を推進する側の思想がよく分かります。

 私もにわかに安楽死について考えたので、これで精一杯なのですが、なまけ神の結論としては、誰も殺さない、殺す権利なんてない、といういつものやつに加えて、命は平等の価値を持っておる、と主張させてもらいましょう。どうよ。

 


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