銀河英雄伝説廃人

 ワンカップ大関を高々とかかげ、「プロージット」のかけ声とともに、一気に飲み干し、空き瓶を床に叩きつけて割る、そんな銀河英雄伝説ごっこがやりたくなるのも、アニメ本編110話を全部見終わったからです。長かった、1ヶ月かかりました。

 銀河英雄伝説がどんなアニメかというと、それはガンダムとスター・ウォーズと宇宙戦艦ヤマトと三国志と信長の野望のおもしろいところをくっつけて、ぐつぐつ煮込んだようなようなものです。見た目はナポレオン率いる宇宙戦艦ヤマトですが、声優陣がガンダムとかぶっているので、ガンダム色が強い。

 どっかで見たことあるストーリーが多い、しかし、銀河英雄伝説にしかないオリジナル要素もちゃんとあります。それが、民主主義です。主人公のライバルであるヤン・ウェンリー元帥による、民主主義ウンチクがアニメの中で再三再四繰り返されるのです。見ている人全員が折伏され、民主主義しかあえないと気にさせてくれます。

 そんなゴリっとした思想注入アニメにも関わらず、娯楽として楽しめるのは、敵である帝国主義者たちのキャラクターが魅力的だからでしょうな。物語の主役、ラインハルト皇帝の誕生から死までが銀河英雄伝説となります。dアニメテレビで全話見れる。月額400円+税、暇でやることがない卿らに銀河英雄伝説をお薦めする。ファイエル!

※注 プロージットは乾杯、ファイエルは発射の意味。卿はケイと読みます。常識ですよね。

 

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