ツイッターをやめれば誹謗中傷はなくなる

よもやま話

 1ヶ月間ツイッターをやめていましたが、困ることはひとつもありませんでした。ツイッターは生活必需品ではなかったのです。

 ツイッターをやらないと、見事なくらい、匿名の悪口というものにふれる機会がなくなる。どういうことか。

 ツイッター以外にも、ネットに匿名の悪口は存在するじゃないか、でもね、例えばネトウヨ御用達のヤフーコメント欄にせよ、アマゾンや食べログのクソレビューにせよ、

「よし、いまから誹謗中傷を読むぞ」と、積極的な悪意を持って、クリック&スクロールしないかぎり読むことはできないのです。たかがクリックひとつにせよ、能動的なアクションが必要なのです。

 ツイッターだけです、何もしなくても、悪口と、悪口に対する反応が垂れ流しになるシステムというのは。

 ネットには、匿名による誹謗中傷が多いとお嘆き御仁がおられますが、それは一日中スマホをいじりながらツイッターをやっているIT初心者が増えたせいです。スマホの普及が原因なのです。

 思えばパソコンというものは敷居の高い機械でした。ボタンを押すと起動するが、ボタンを押して終了させることのできないという初めてのマシン。入力ボタンが100個以上もあり、まともなものではない。作りからして、本来はマニアのものです。

 ネットを見るためにパソコンを買った人なんていないはずです。ワープロだの、表計算、動画・画像編集など、それぞれの目的・仕事のために買ったパソコンであって、その合間に、ちょこっとネットを見る、おもしろいな、あれもみよー、これもみよーと、やっていたら、そればかりになってしまい、仕事がどっかにいってしまう、そんな危険な落とし穴まで用意された、大人用のマシン。

 一方、スマホには本業がない、作業や仕事がない。ただ携帯電話にコバンザメのようにひっついた、ネットを見るだけ、ただつぶやくだけの機械です。スマホの普及により、パソコンで年賀状をつくる以外なにもしてこなかったようなレベルのIT初心者がツイッターに多数参加してきたのです。その初心者のなかには、老若男女、小学生からお年寄りまでのすべてがいます。

 そんなネット慣れしていない人たちが、かつての匿名掲示板2ちゃんねるが流行っていた頃の、パソコン創世記の混沌とした雰囲気をいまつくり出しているのです。

 あと何年かして、みんながネットに慣れ、スルーする技術を身に着ければ、匿名によるネットの発言なんて、読むに値しないもの、相手にしないのが一番と思うようになるはず。それまでは、真に受けない、かまい過ぎない、黙ってミュートしておくしかない。かまえばかまうほど、相手は喜んじゃうんだぞ。


コメント

  1. 「ボタンを押すと起動するが、ボタンを押して終了させることのできないという初めてのマシン。入力ボタンが100個以上もあり、まともなものではない。作りからして、本来はマニアのものです」

    確かに言われてみたらそうですね。しかもボタンの配列に規則性もない。よくこんな複雑な代物に慣れたものだ。
    根本的に機械オンチでパソコンも苦手ではありますが、昔とは比べ物にならないほど扱えるようになっていたようです。進歩。人生で数少ない進歩を実感しました。ありがとうございます。

  2. こんにちは。
    匿名で安全圏から語るなんてお気楽なことですよね。
    ひきこもり愚痴やつぶやきをブログやツイッターでやっていて、今の所全く注目されていませんが、その内誹謗中傷が来ますかね?名人はどうでしたか?

    • 私も注目されていないので、なんにもないですね。
      人気がないと、アンチもいないですよ。