勝ち組

よもやま話

俺はセルフレジ愛好家

スーパーで買物をするたびに、いまは過度期なんだなと思う。普通のレジとセルフレジが混在しているうえに、支払い方法も、現金、カード、スマートフォン。さらに、あれこれ無数のポイントがある、しかも店員も客も、それらに不慣れなのです。  レジでスマホを出したりひっこめたり、カードを抜いたり差し込んだり、もう一回差し込んでください、いやまだ差し込まないでくださいなどと、レジでやっとるのです。  全部現金でいいじゃないか、とも思うのですが、マダムたちときたらデカイ財布から小銭を出したり、出さなかったりで、それはそれで時間がかかります、結局一緒なのです。  実は私も小銭おじさんで、レジでは財布を握りしめ、少し...
ひきこもり

累積で考えれば挫折はない

毎日◯◯回やる、という発想が本来あかるい人類の気持ちを暗くしている。一日ごとに自分のやったことを、リセットして初期状態にするなんて、おかしなことじゃないか。昨日の自分は、今日の自分じゃないとでもいうのか。  生まれてから現在までを累積で物事を考えれば、この星から挫折がなくなると、六畳間であぐらをかきながら悟りました、マイ真理です。  昨日はやったのに、今日はやらなかった、そんな気持ちが、「俺はだめだ」という闇の種になのです、やらなかった日が続けば、「今日もまたやらなかった」と考えてしまい、だめの種が芽を吹き、花を咲かせ、立派なだめの実の収穫となります。  例えばみんなが筋トレに失敗するのはなぜ...
よもやま話

銀河英雄伝説廃人

ワンカップ大関を高々とかかげ、「プロージット」のかけ声とともに、一気に飲み干し、空き瓶を床に叩きつけて割る、そんな銀河英雄伝説ごっこがやりたくなるのも、アニメ本編110話を全部見終わったからです。長かった、1ヶ月かかりました。  銀河英雄伝説がどんなアニメかというと、それはガンダムとスター・ウォーズと宇宙戦艦ヤマトと三国志と信長の野望のおもしろいところをくっつけて、ぐつぐつ煮込んだようなようなものです。見た目はナポレオン率いる宇宙戦艦ヤマトですが、声優陣がガンダムとかぶっているので、ガンダム色が強い。  どっかで見たことあるストーリーが多い、しかし、銀河英雄伝説にしかないオリジナル要素もちゃん...
よもやま話

ガラホの呪いがとけた

スマホを買ったぞ  iPhoneSEを中古で買いました。早速つかえるように、あれこれと設定をしていじっているうちに、ふとこう思ったのです、「俺はなんで今までガラホなんていう、奇妙なものを使い続けていたんだろう」と。  ガラケー信者でした。電車の中でずっとスマホをいじっている日本人を憂いておりました。そんな47歳のひきこもりおじさんが携帯代の節約のために、スマートフォン(以下スマホ)を買い、少しじってみたところ、スマホの素晴らしさに気付かされ、たちまちガラホの呪いが解けてしまいました。今では、なぜガラホ(ガラケー)を使っていたのか、たぬきに化かされていたのではないか…、ガラホを使っていたその理由...
ひきこもり

ひきこもり馬鹿

馬鹿でなければ、ひきこもりはつとまりません。ここでいう馬鹿とは、野球馬鹿とか、釣りバカとかの、後先のことなぞ考えずに突き進む、あの馬鹿です。  小学生でもないのに、1日中ゲームをしたりユーチューブを見て過ごすなんていうことは馬鹿でなければできるものではありません。ひきこもり馬鹿は筋金入りで、将来どうするんだなんていう脅しは通用しないのです。パソコンでブログを書いたり、図書館でぼっさり読書をしたり、市民プールを満喫というふうに、日々ノーダメージなのです。馬鹿たるゆえです。  ただ、ひきこもり馬鹿が弱まったときには、ハローワークとかに行って就活をするふりをしてみたり、通信制の学校に入学して学生に擬...
ひきこもり

ひとりでできるマイセルフ自立支援2

〈前回からの続き〉 マイセルフ自立支援プログラム② 部屋の電気をつける  プログラム①のカーテンを開けるが完了した人だけ、プログラム②に進んでくださいね。だってカーテンをしめた部屋で電気をつけても、気持ちが陰にこもるだけだからです。  省エネ、全身エコロジーのひきこもりにとって、昼間っから部屋の電気をつけるのはもったいないと抵抗があるかもしれませんが、日当たりの悪くて湿気の高い部屋で、もんもんと膝をかかえて1日過ごすほうがずっともったいない。電気は朝昼かまわずどーんとつけよう。  生まれつき体が丈夫で、性格が明るい人だけが暗い部屋の中でも普通に生活ができるのです。我々のような陰気で虚弱な人間が...
ひきこもり

ひとりでできるマイセルフ自立支援

よう、だめ人間! 君のためにひとりでできるマイセルフ自立支援プログラムを制作しました、名人直伝ソーシャルスキルトレーニングです。いかがわしい自立支援やら就労支援にだまされて、お金と時間を失ったあげく何一つ仕事に結びついていない、そんなさまよえる子羊に、私が実践してきた、どんづまっただるい時でも継続できるプログラムをお教えしましょう。 マイセルフ自立支援プログラム① 部屋のカーテンを開ける  朝(もしくは昼、または夕方だと思いますが、朝目覚めた時をここでは朝とします)起きたら、部屋のカーテンを開ける。カーテンさえあければ、もう勝ち組だ、君はもう社会人だ。すこやかな毎日の扉を開けることに成功したの...
ひきこもり

ひきこもりのゴールは「すこやかな毎日」

いろいろなひきこもりがいるのだから、ひきこもりのゴールは普遍的なユニバーサルなものが望ましい。お金や能力のある人だけがたどりつきやすいいうのでは、ゴールとして不公平です。  一歩一歩、階段を上がるようにゴールにたどりつくというのでは、遠くにいる人、階段の下にいる人にとって、あまりに救いがない。ゴールが就職? 進学? カアーッぷえっ、そんなゴールはこちらからおことわりです。  働いていてもいなくても、頭が良くても悪くても、丈夫でも虚弱でも、お金持ちでも貧乏でも、すべての人にとってたどりつけるガンダーラでありユートピアは何かと考えてたどりついたのが「すこやかな毎日」であります。  ここを目指す、そ...
教育

1日で終わる夏休みの自由研究

宿題は夏休みに入る前に全部終わらせる、そんな小学生でした。宿題があっては心の底から休めない性格でしたので、猛烈な勢いで夏休み前にすべての宿題を終わらせていたのです。そのなかに当然自由研究という、学校から押し付けられた、ちっとも自由でない、押し付け研究も含まれていました。  私が小学校のときにやった自由研究は、「スイカの種を数える」というものです。そのことは、前にもブログに書きましたよね。小学生のときに、自由研究としてスイカの種を数えた先輩として、こうすればもっと楽にやれた、今ならこうするという点を、4つほどあげておきたい。  ①種を数えるなら、大きなスイカではなく、小玉スイカにしたほうがいいか...
よもやま話

かにぱん

コンビニにちょっと前までは必ずあったのに、今は全然なくなったものに「かにぱん」がある。いつも夜中にお腹が減ってしまうひきこもりの非常食としても評価の高い、菓子パンである。菓子パンだけど特に味はなく、ほんのり甘い。その控えめなところが好きだ。  かにぱんとほぼ同じ味でコアラパンというのがファミリーマートで売っていたが、これも姿を消してしまった。ここまで、反かにぱん包囲網がしかれると、何かの陰謀じゃないかと疑いたくなる。怪しいと見ているのが、スティックパンの連中である。かにぱんが消えると同時に売り場に躍り出てきた、スティックパンとそのバリエーション。食べてみたが、何かが足りない、夢がない。空腹を満...
ひきこもり

ひきこもり&ピース

ひきこもり=有罪でしょ。敏腕弁護士もひきこもりを無罪にするのは難しい。そんな中、かつてオノ・ヨーコによる名弁護があったことをご存知だろうか。約一年前、ドキュメンタリー映画「PEACE BED アメリカ VS ジョン・レノン」の舞台挨拶において、ひきこもりについてコメントを求められ、こう答えている。 「昔、禅の僧侶は引きこもっていたものです。その時に書いたお経などは、誰の目に触れることがなくても世界に影響を及ぼしていたとか。だから引きこもって いる人たち、特に子どもたちを悪く言わないでほしい。平和を思ってそこにいるだけでもいいんですよ。彼らは現代の禅僧侶かもしれないし」webザテレビジョンより引...