〈前回からの続き〉
マイセルフ自立支援プログラム②
部屋の電気をつける
プログラム①のカーテンを開けるが完了した人だけ、プログラム②に進んでくださいね。だってカーテンをしめた部屋で電気をつけても、気持ちが陰にこもるだけだからです。
省エネ、全身エコロジーのひきこもりにとって、昼間っから部屋の電気をつけるのはもったいないと抵抗があるかもしれませんが、日当たりの悪くて湿気の高い部屋で、もんもんと膝をかかえて1日過ごすほうがずっともったいない。電気は朝昼かまわずどーんとつけよう。
生まれつき体が丈夫で、性格が明るい人だけが暗い部屋の中でも普通に生活ができるのです。我々のような陰気で虚弱な人間が暗がりにいるとすぐに精神がまいって憂鬱になってしまいます。部屋の電気を光々とつけて陽当たりの悪さを補おう。カーテンが開き、電気がつく、太陽と照明の光で部屋も心も明るくなる。もう完全な勝ち組です。すこやかな毎日の土台がここに完成する。100点。ソーシャルスキルトレーニング合格です。マイセルフ自立支援プログラムの、第一部はこれで完了となります。
これだけなのと思う人もいるかも知れませんが、じゃあ毎日やってみろっていう話です。これをやるだけで私なんて毎日燃え尽きているし、できない日もたくさんある。カーテン開けて、部屋の電気をつけるこれが100パーセントできるようになって、その次の段階にいくのですが、私自身まだそれができてません。私もまだ修行中の身なのであります。
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