はじめての国会図書館

 いつか行ってみたいと思いつつ、47年間行かなかった国会図書館に行ってきました。普通の図書館では読めない、昔の地方新聞の記事を読むために、永田町まで繰り出したのです。国会図書館には日本で発売されたすべての本があります。

 国会図書館と一般の図書館の違いは、本を館外に持ち出せないこと。すべての資料は貸し出し不可なのです。できるのは閲覧とコピーだけ。そんな、国会図書館についてのよもやま話です。

 国会図書館には、基本的に書架はなくパソコンがあるだけ。たいていの本はデジタル化されているので、原典の画像をパソコンモニターで見ます。それをコピーするというのが王道の使い方です。それ以外ですと、

 その① デジタル化されていない本を書庫から出してもらい、それを読む。必要ならばその本をコピーする。

 その② 書庫からマイクロフィルムが出てくる。古い過去の新聞はマイクロフィルムという映画フィルムか写真のネガかといったようなものが、ぐるぐる巻かれた、小さめのバームクーヘンくらいの大きさの、フィルムという形で出てくる。紙の新聞が出てくると信じていると、こんなものが出てきてド肝を抜かれます。

 書庫から出てきたこの巻物がなんだかさっぱりわからなかったのですが、無学だと思われるのも恥ずかしかったので、当たり前のように受け取って、そして途方に暮れていました。でも安心してください、これを見るための専用の機械があるのです。ちなみにその機械は手動式で、説明書をみながら、みようみまねでフィルムセットし、それをガンジーの糸車のようにぐるぐる回すのです。

 お目当ての記事がモニターに映し出されたのなら、角度やピントを合わせ、スキャンし、それをプリントアウトします。職人の技が要求される。ピントを合わしそこねると薄ぼんやりとした画像になるが、読めないことはない。

 国会図書館にはたくさんの利用者がいます、でも私の見たところ、そのほとんどが初心者です。新館の新規受付に並び会員カードをつくり、PC画面の前でぼんやりとしていたり、マイクロフィルムを操作できず職員呼んだり、そんなにわか研究家ばかりなのです。

 つまりは俺たちの仲間ばかり。だから居心地がいい。これが無料で利用できるのだから、素晴らしい。たった1回行っただけの、私からのアドバイスは、最初は本館ではなく、新館に行って手続きをすること、それくらいかな。あとはどうにでもなります。永田町駅2番出口から徒歩2分。ひきこもり・ニートなら1度はいくべき、お薦めスポットですぞ。

 


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