カルロス・ゴーンはMr.ビーンの真似をしている

 年末年始、カルロス・ゴーン氏がずいぶんと調子にのっていました。ゴーン氏がなにをどう言おうと、リストラ首切り男であることに変わりはない。ゴーン氏の、経営者としての成功と言われているもののほとんどは、労働者の犠牲の上に成り立っているのです。

 日産の社員はもちろん、日本人にとって、ゴーン氏は有能な経営者なんかじゃない、こんなやつ日本にいらない、なんて思っていたら、レバノンに行ってしまいましたな。ジェンキンス氏以来となる、脱走兵です。テレビも新聞も大賑わいです。

 ゴーン氏は脱走に成功しましたから、もう裁判はないし、逮捕されることもありません。ただ泥棒かつ脱走犯という印象の悪さは、いかんともし難いものがあります。政情不安のあるレバノンでの暮らしもいつまで続けられるか分かりません。腐敗した富裕層に対する、民衆の反感が怖い。

 そこでゴーン氏はなんとか自分のイメージを、せめてレバノン国民に対してだけでも、良くしようとはじめたのが、自らの「Mr.ビーン化」です。世界で愛されている、英国ピエロことMr.ビーンになるのです。レバノンでおこなわれた言い訳三昧の記者会見をみました、間違いありません、ゴーン氏の身振り手振り話しぶり、どれをとっても、一流のコメディアンのそれであります、あきらかにMr.ビーンに擦り寄っている。

 自己弁護ばかりの不愉快な記者会見だったのにも関わらず、ついつい見ちゃったでしょ。いつものゴーン氏と違って、どこか愛嬌があるというか、喜劇のような、レバノンの志村けんとでもいった、そんな不思議な感じを私は受けました。ゴーン氏の思うつぼです。ゴーンと妻キャロルと弁護士と相談の上で、計算づくで、Mr.ビーンを演じているのです。

 ゴーンウォッチャーとして、そしてゴーンの妻である、キャロルウォッチャーとして、これからも追いかけていきますぞ。ゴーン氏よりも、妻キャロルのほうが、そうとうの玉だと私は思っております。キャロルが最強説です、ゴーンなんてキャロルの一部分に過ぎんのですよ。

 


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