よもやま話

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書評『お料理一年生』

これ一冊で、すべての料理をつくってきました。そして20年間、ずっと一年生のままです。ネギは茹でて食べるのか、それとも生で食べるのか、それすら分からないレベルの人向けの料理実用書であります。「塩少々」と言われても、具体的にどれくらいの量なのか分からない。それほどひどい料理音痴に、手取り足取り、お料理一年生〝先生〟はやさしく教えてくれます。 私もこの本のおかげで、もやし、キャベツ、ほうれん草、ネギの食べ方を知ることができました。感謝。先生はお料理のことならなんでも知っています。 私は、『お料理一年生』をひきこもり推薦図書とすることにしました。 ひきこもりに必要な体力・免疫力をつけるのに、バランスの...
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続・コロナとひきこもり

コロナ騒ぎで、もう1ヶ月くらい自主隔離しています。「コロナウイルスなんてただの風邪だ、関係ねえ」なんていう予想は外れに外れてしまい、お恥ずかしい限りです。予想を外したのにもかかわらず、自主隔離をしていたのは、寝たきり老婆ママンに感染させたらまずいなという孝行心からです。今思うと、ママンのおたけびは、コロナウイルスの流行に対する警告だったのですな。 そんなわけで、日々、座布団を枕がわりにして畳に寝転び、天井を眺めながら空想をしております。 空想の種は、たんぽぽの綿毛のように、ふわふわと6畳間へ飛んできます。例えば、アイドル歌手で一番歌がうまいのは誰か? そんな空想の種が春の陽気とともにやってくる...
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メリカリでポイント消化

当たるはずもない懸賞やプレゼントに応募するやつはバカだよ。人一倍運が悪いくせに、人生うまくいってないくせに、せっせと応募ばっかして外しまくって、みっともねえとはそういうことさ。懸賞乞食にだけなりたくない、そう思いつつ、ひそかに懸賞やプレゼントにエントリーしている、48歳のひきこもりおじさんが、いるとか、いないとか。 うひょひょひょー、当たったぞーい、冴えない人生に光が当たったぞー、メルカリの、「パシャシュッピーン」キャンペーンに参加していたら、メルカリポイントが1万円分も当選しました。勝ち組だ、うれぴー。 ただ、もらえたのは「期間限定ポイント」ですので、大急ぎでメルカリで買い物をすることとなり...
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コロナとひきこもり

コロナウイルスなんてただの風邪だ、関係ねえ、と思いつつ9日間ほど部屋にこもっていました。 私自身がコロナに感染しようと生き延びる自信はあるのですが、万が一、10万分の1の確率で感染したとして、そのコロナウイルスが私を通じ、ビリヤードの玉のように、コロコロと寝たきり老婆ママンめがけて転がっていったらどうなるでしょう、ママン即死するんじゃないか、そんな怖い空想すると外出しようという気になりません。 でもさすがに9日間もこもっていると、もんもんを通り越して、ノイローゼのようになってきました、朝から寝るまでずっとユーチューブを見ているのですからな。このままユーチューブゾンビとして一生を終えるわけにはい...
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プリンター無抵抗主義

1年に1度、年賀状をつくるとき以外は、地味で静かで目立たないくせに、インクの減りだけは抜群に早い。そんな世界中で、使用者をムカつかせ続けるパソコン周辺機器、それがプリンターであります。 ひきこもりパソコン博士として、「どこのプリンターがいいか?」とIT弱者の方からよく聞かれるのですが、私も20年以上プリンターと付き合ってきました。何台ものプリンターを使用してきました。純正以外の互換インクも試したり、スポイトのようなものを使い、手作業で100均ダイソーインクをタンクに注入したこともあります。維持費を安くするための、あれやこれやの工夫をこらして、プリンターと付き合ってきました。そしてこのような結論...
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社会的信用のない人用カード

ファミリーマート、すき家、マツモトキヨシの3店で「デビットカード」というのを使ってみました。初めてなのでおどおどと、びびりながらではありましたが、意外とすんなりと使えた。 なぜ、にわかにこんな怪しげなカードを使い始めたかというと、それは、デビッドカードを3回使うと1000円キャッシュバックされるという乞食キャンペーンに参加するためです。浅ましいとはこういうことですな。 ジャパンネット銀行のキャッシューカードには、おまけのようにVISAデビットカードの機能が付いています。これがどんな機能かというと、「クレジットカードのようなもの」なのです。お店で使うときも、店員に「クレジットカードで」と言って使...
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ゲーム禁止条例

ゲームはよくできている。ちゃんとゲーム中毒になるように、うまくつくられている。私も小学生のときに、ゲームウォッチを手にしたとたん、すぐに、その場でゲーム中毒になりました。あんな原始的なもので中毒になるのですから、最新のゲームでは、もう抵抗するすべはありません。 ゲームは序盤はかんたんにさくさく進むけれど、だんだんちょっとずつ難しくなっていく。もうちょっとだけと思ってやると、少しうまくいく、でもまた絶妙なところで死んでしまう(負けてしまう)、リスタート、またいいところで死ぬ、リスタートというのを繰り返していくと、カーーーーッと頭が熱くなってくる、これがゲーム中毒のはじまりなのです。 もうちょっと...
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カルロス・ゴーンはMr.ビーンの真似をしている

年末年始、カルロス・ゴーン氏がずいぶんと調子にのっていました。ゴーン氏がなにをどう言おうと、リストラ首切り男であることに変わりはない。ゴーン氏の、経営者としての成功と言われているもののほとんどは、労働者の犠牲の上に成り立っているのです。 日産の社員はもちろん、日本人にとって、ゴーン氏は有能な経営者なんかじゃない、こんなやつ日本にいらない、なんて思っていたら、レバノンに行ってしまいましたな。ジェンキンス氏以来となる、脱走兵です。テレビも新聞も大賑わいです。 ゴーン氏は脱走に成功しましたから、もう裁判はないし、逮捕されることもありません。ただ泥棒かつ脱走犯という印象の悪さは、いかんともし難いものが...
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ひきこもりのさえずり

日も短くなり、寒くなってきましたので、そろそろ冬眠しようと思います。ブログもしばらくお休みです。春が待ち遠しいですのう。* 追伸。2006年くらいから、ブログを書き続けておりまして、その数は千以上になりました。どんなものだろうと、過去の記事を読み返してみたところ、寄せては返す波のように同じような“身の上話”ばかり書いております。自分で自分に驚きました、こんな進歩がない人間っているのですな。ずっと同じ場所で足踏みをしております。 反省しているようで反省していない、後悔しているようで後悔していない、ぐるぐる同じとろこを回り続ける輪廻の男。もしそんな、潮の満ち引きのような、よもやま話に興味がありまし...
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インターネットでつながる、もめる

インターネットを通して人とつながる。一度もあったことない人と友達になって、一度も会ったことのない人ともめて、一度もあったこともない人と絶交する。我々はいったいなにをしているのか。 インターネットの弱点は、情報量なのです。百聞は一見にしかずということわざは、インターネットにこそ当てはまる。直接会えば、ちょっとした言葉のニュアンスや、しぐさ、雰囲気が相手に伝わります。360度見渡せるという、直接あ事の情報量と比較すると、インターネットの、例えばこんなブログの(少ない)文字なんぞは、ないに等しいのです。 インターネットでもめたらそれ以上、なにもしない、メールも、ツイッターもやめて、直接あって話す。そ...
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銀河英雄伝説廃人

ワンカップ大関を高々とかかげ、「プロージット」のかけ声とともに、一気に飲み干し、空き瓶を床に叩きつけて割る、そんな銀河英雄伝説ごっこがやりたくなるのも、アニメ本編110話を全部見終わったからです。長かった、1ヶ月かかりました。 銀河英雄伝説がどんなアニメかというと、それはガンダムとスター・ウォーズと宇宙戦艦ヤマトと三国志と信長の野望のおもしろいところをくっつけて、ぐつぐつ煮込んだようなようなものです。見た目はナポレオン率いる宇宙戦艦ヤマトですが、声優陣がガンダムとかぶっているので、ガンダム色が強い。 どっかで見たことあるストーリーが多い、しかし、銀河英雄伝説にしかないオリジナル要素もちゃんとあ...
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この星には正義がない

正義とは、悪と戦うことではない、正義と正義がぶつかり合うことでもない、そんなのは物語の中だけの話で、現実の正義とは、どうしても見て見ぬ振りして通り過ぎることができず、やむをやれずにする、わずらわしい行動のことなのです。 正義の剣を抜く時、損得・利害も含めて、その人のもっている精神のすべてが発動する、いいところも悪いところも360度全面展開します。 正義とはその人自身のこと、逆に言えば正義をなくすことは自分を失うことになる。正義は面倒くさいし、ないほうが生活は安泰だけれども、正義のない人というのを私はまったく尊敬できない。
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ダムは君主である ~命を守る行動とダムがんばれ~

10月12日土曜日。大型の台風19号があまりにも天気予報の通りに関東地方に近づいてくるので、なんだか意味もなく高揚してしまい、ずっとテレビで台風のニュースを見ていました。 台風が近づくにつれて、雨はつよくなり、河川の水位はじりじりあがる、場所によっては氾濫寸前になる。そんなタイミングで(12日の夕方頃)、満水ちかくなったダムが、緊急放流をすることになりました。 緊急放流とは、ダムに流入する量と同じ量の水を川に放出することです。でも川だって満水です。放流するとどうなるか。それがとどめになって、河川が氾濫し、洪水になるのです。 和歌山県でもこのパターンで(たぶん過去2回くらい)洪水になっている。水...
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いまさら『砂の器』を読んでみた

太宰治と同い年、松本清張先生の代表作と言えば『砂の器』ですよね(あと『点と線』)。みんな名前くらいは聞いたことあるでしょう。映画にもなっているくらいだから、おもしろいはず、名作にちがいないと、ずっと思っておりました。 いつか読もうと思いつつ、今まで読まずにいた一冊、その『砂の器』をついに読みました。以下、ネタバレの感想です。これから読もうと思っている人は読まないでくださいね。↓↓↓↓↓↓ ハンセン病に対する差別問題に切り込んだ社会派ミステリー、と信じて読み始めたのですが、そんなんじゃない。『砂の器』はトンデモ推理小説です。とくに最後のトリックがひどい。犯人が殺人に使った凶器はなんと、超音波音楽...
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使ってわかったプレミアム付商品券7つの習慣

あれだけ酷評していたプレミアム付き商品券を(2万円払って)、2万5千円分購入しました。 8月の段階では使える店が少なかったのですが、利用開始の10月が近づいてくるにつれ、コンビニ、イトーヨーカドーなどの大手スーパー、ヨドバシカメラ、ドン・キホーテと使える店が増えていったので、それならばとドーンとMAX分購入してやったのです。 で、実際に使い始めて10日ほどたち、現在はげしく後悔しているのですが、それ気持ちを自分一人で抱え込むのではなく、皆に分け与えたい。プレミアム商品券を使うさいに感じる、つらい7つの習慣(?)をここに上げておく。参考にしてくださいね。その① 店員さんを困惑させてしまう レジの...
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ガラホの呪いがとけた

スマホを買ったぞ iPhoneSEを中古で買いました。早速つかえるように、あれこれと設定をしていじっているうちに、ふとこう思ったのです、「俺はなんで今までガラホなんていう、奇妙なものを使い続けていたんだろう」と。 ガラケー信者でした。電車の中でずっとスマホをいじっている日本人を憂いておりました。そんな47歳のひきこもりおじさんが携帯代の節約のために、スマートフォン(以下スマホ)を買い、少しじってみたところ、スマホの素晴らしさに気付かされ、たちまちガラホの呪いが解けてしまいました。今では、なぜガラホ(ガラケー)を使っていたのか、たぬきに化かされていたのではないか…、ガラホを使っていたその理由が分...
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はじめての国会図書館

いつか行ってみたいと思いつつ、47年間行かなかった国会図書館に行ってきました。普通の図書館では読めない、昔の地方新聞の記事を読むために、永田町まで繰り出したのです。国会図書館には日本で発売されたすべての本があります。 国会図書館と一般の図書館の違いは、本を館外に持ち出せないこと。すべての資料は貸し出し不可なのです。できるのは閲覧とコピーだけ。そんな、国会図書館についてのよもやま話です。 国会図書館には、基本的に書架はなくパソコンがあるだけ。たいていの本はデジタル化されているので、原典の画像をパソコンモニターで見ます。それをコピーするというのが王道の使い方です。それ以外ですと、 その① デジタル...
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【酷評】プレミアム付商品券とは

ツイッターにすでにつぶやいてしまったが改めて消費税10%増税にともなって発行される、プレミアム付商品券について酷評、もの申したい。 プレミアム付商品券とは、消費税10%増税に憤慨する貧乏人を慰撫する目的で発行される割引券のことです。 自分の手元に商品券に関する申し込み書が届いて初めて、このプレミアム付商品券はもらえるのではなく、買うのだということを知りました。現金2万円払って、2万5千円分の商品券を買うのです。貧乏人(住民税非課税の方、小さな乳幼児のいる子育て世帯)だけが買える仕組みとなっています。 しかしこれは商品券なのだろうか? 私は割引券・クーポン券だと私は思う。理由は、①お釣りが出ない...
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組織のなかで個人としてがんばっている人について

国や行政に対して問題点を指摘して批判すると、どこかの誰かが必ず言う、改革の意気を挫き、押し留める、現状維持賛成のマジックワードがありまして、それが「個人としてがんばっている人がいる」というやつなのです。似たような言い方としては個人として良心的だとか、尊敬できる人がいるだとか、まあいくつかパターンがあるよな。 「個人としてがんばっている人がいる」の言わんするところは、批判ばっかりしていないで、応援しろとまでは言わないけれども、とにかく悪くいうばかりが能じゃねえだろ、という方向に話をぐいっと持っていき、気づけば問題点を指摘し批判するやつはクソ野郎だなといった具合に、この世界の片隅においやる、いつも...
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ひきこもりパソコン博士のノートパソコンを買う基準

そんなにパソコンに詳しいわけではないのですが、IT弱者が多いので相対的にパソコン博士のポジションにいることが多いです。 私は常に7万円だせば充分な性能のパソコンが買える、ケチケチするな、ひきこもりに一人一台パソコンを買ってやれとずっと言い続けていました。年々性能は上がるが、値段は下がるというのがパソコンというものでしたが、しかし、いまだと7万円ではちょっと無理かもしれない。パソコンのパーツ、CPU、グラボなどが高値で安定しているからです(SSDは安くなった)、それでパソコン本体もちょっと割高です。 私がもし今ノートパソコンを買うのであれば、何か捨てて、諦めて予算を下げるしかない。私のお薦めはス...
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【庶民の節約術】NHKの受信料を払わない方法(3)

NHKの受信料は、地デジ+BSを合わせて、月に2280円です。年間2万7360円になります。全然割に合わない娯楽でしょ。 私個人としては公共放送はあった方がいいと思っているし、受信料で運営するというやり方も、国や大企業のいいなりにならず、中立をたもつための仕組みとしては悪くはないと思っています、が、現在のNHKが国に対して中立かというと、とてもそうは思えない。 それにNHKは無駄に巨大すぎる。地デジ2局、BS2局、AMラジオ2局、FMラジオ1局と、こんなにたくさんのチャンネルを使って、毎日つまんねえ番組を垂れ流しているのです、いかがなものでしょうか。 ひきこもり大臣として提言するなら、NHKは...
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【庶民の節約術】NHKの受信料を払わない方法(2)

NHKとの契約を解約するにはただひとつ、テレビを捨てたまえ(もしくはヤフオクやメルカリで売ってしまえ)。受信装置がなくなれば、合法的にNHKとの契約を解約できます。それ以外の方法は、だめだと思ってもらいたい。 「NHKから国民を守る党」なんかに相談したりしちゃだめだぞ、あの連中の仲間だと思われるだけで、目をつけられ、みせしめに裁判に訴えられるリスクが高まります。ひとり静かに、犀の角のように解約しましょう。 NHKだけ映らないようにする装置だとか、NHKが映らないように改造されたテレビとか、そんなものでは解約できません。見てないから払わないなんていうのも理由にならない。集金人ともめたあげく、裁判...
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【庶民の節約術】NHKの受信料を払わない方法(1)

実家暮らしのひきこもりならば、NHKの受信料は親が勝手に払っているというのがほとんどじゃないでしょうか。私もダディーがずっと、私が生まれる前からNHKの受信料を払い続けております。でも、もし自分の思うがままにできるのであれば、NHKの受信料なんて1円も払わねえぞ! と思っちょります。 こんなことをいうと、「NHKから国民を守る党」の一派と思われてしまうから、あまり言わないでおきたかったのですが、やはり言わずにはいられない。NHKの受信料なんて払う必要はないのです。「合法的」に払う必要がない、家計を節約したいのならばNHKの受信料を払わないようにすることです。 払わない方法ですが、まずはNHKと...
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デモクラティック大名(10)

信玄は九死に一生を得ましたが、兄思いの弟信繁や軍師山本勘助などよき理解者を戦で失ってしまいました。これからは上杉謙信のように、大事なことは話し合わず俺ひとりで決めたほうがいいんじゃないか、信玄はそう思いつつも、すぐにデモクラティック大名の看板を下げることせずに、合議制を続けます。 一方家臣はというと、川中島の合戦でキツツキ戦法なんてものを主張したせいで大失敗していますから、軍議では信玄の意見に従うようになりました。形式的には合議制なのですが、実際は今まで以上に信玄の鶴の一声で全軍が動く仕組みへとなっていったのです。形骸化したデモクラティック大名ではありましたが、戦は連戦連勝、三方ヶ原の合戦では...
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デモクラティック大名(9)

謙信は勝利寸前でしたが、こうなっては勝ち目はありません。あとはどうやって退却するかということになります。上杉謙信は敵中突破をはかりました。新手の先鋒隊と戦うことをせず、朝から戦い続けで疲れている正面の敵に突撃し、そのまま突き抜けて越後に戻ろうとしたのです。 その時、歴史が動いた。通り過ぎようとしたその敵の本陣に、当時最高級品であったヤクの毛でフサフサの兜をかぶった男がじっと座っていたからです。ひょっとしたらアイツじゃねえと勘づくと謙信は向きを変え、アル中特有の勢いでフサフサ兜のの男に馬上から刀で切りかかったのです。有名な信玄と謙信の一騎打ちです。 床几に座り、動かざる信玄は風林火山のうちわで、...
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デモクラティック大名(8)

もし川中島で、織田信長がこのような状況に陥ったのならば、家臣の秀吉や明智光秀に殿(しんがり)をまかせてとっとと逃げていたでしょう。でも信玄は今まで軍議という名のおしゃべり会で、大将の心得として「本陣が動くのは負けた時だけだぞ」「動かざること山の如しだ、ガッハッハッ」と兄貴面をして家臣相手にふかしまくっていましたから、逃げたくても逃げれなかったのです。 でも信玄が逃げないから、武田の家臣はもちろん、足軽のひとりとして逃げ出しませんでした。武田軍は崩壊寸前のところで持ちこたえていたのです。そしてついに武田の先鋒隊が戦場に到着したのですしたのです。こうなると形勢は逆転、上杉軍は挟み撃ちにされる形にな...
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デモクラティック大名(7)

謙信の車懸りの陣に対して、武田信玄は鶴が翼を広げるように陣を広げ、相手を包み込もうとしました。鶴翼の陣です。でも武田軍は上杉軍に対して人数が少ないのです。武田勢の半分は上杉本陣があった山上にいたからです。そこがもぬけの空と気づき、反転して、先鋒隊は武田本陣めざして引き返しているところですが、山中には上杉軍の伏兵がおり、簡単に戻ってくることはできません。 こうなると謙信が信玄の首をとるか、その前に武田の先鋒隊が本陣に戻ってくるか、どちらが先かという勝負になります。謙信が攻めて、武田軍が守るのです、でも武田軍にだって勇猛果敢な武将はいます、本陣から打って出て謙信の首を狙い突撃する武将たちもたくさん...
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デモクラティック大名(6)

旗本というとお殿様のそばにお仕えする侍のイメージがありますが、それは江戸時代のもので、戦国時代の旗本とは、各部隊から選抜された最強部隊のことです。全員が宮本武蔵だと思ってもらいたい。それが本陣にいて大将を守っているのです。川中島の合戦でいきなり本陣と本陣、旗本旗本がぶつかり合うことになったのは、アル中大名の謙信が寄った勢いで、みずから先陣を切って信玄のいる本陣に襲いかかったからです。 上杉勢は車掛かりという戦法をつかったと言われます。蚊取り線香のように渦巻状になり、ぐるぐるまわりながら攻めたという。そんなサーカスみたいなことを本当にやったとは思えないのですか、とにかく上杉軍はぐるぐるまわりなが...
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デモクラティック大名(5)

謙信は思いました。武田軍はなにかをたくらんでいるぞ、ならばその相手の作戦の裏をかいてこっちから攻めてやろうと思い、上杉軍は真夜中に全員下山します。どこに? 武田軍本陣の眼の前にです。 川中島の名物は霧です。朝になると数メートル先も見えないほどの霧が発生します。武田軍もこの霧を利用して夜中に出陣して、朝方霧が晴れるころに山上の上杉本陣に攻めかかる予定でした。いざ朝になり、武田先鋒隊が上杉本陣に攻めかかります、が、そこはもぬけの殻、兵士のかわりに藁人形が置いてあるだけでした。武田先鋒隊は作戦が見抜かれていたと気づきます。 そのころ川中島の平地も霧が晴れてきます。武田信玄の目の前に、山上で先鋒隊と戦...
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デモクラティック大名(4)

何がキツツキ戦法だ、遊びじゃないんだぞ、武田家が存続するか滅びるかの大事な一戦なんだ、お前らなんかの意見なんか聞いてられるか、大事なことは「俺がひとりで決める」、信玄はそう言いたかったのですが、いえませんでした。常日頃、大事なことはみんなで話し合って決めると兄貴面をして合議制を主張していた張本人だったからです。信玄が武田家の頭領なのも話し合いの結果? ということになっていました。 信玄ほどの軍略家からすれば、家臣が一押しするキツツキ戦法なんていうのは子ども騙しで、そんなのは通用しないと分かっていたはずです。孫子の兵法にも、こんな戦法は載っていない。しかし大事なことはみんなで話しあって決める、そ...
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デモクラティック大名(3)

みなさんご存知の川中島の戦い(知らない人はこのあと書いてあることすべて理解できません)。武田信玄と上杉謙信は川中島で5回も戦っていますが、いわゆる世間で知られる川中島の合戦とは第四次川中島の合戦のこてで、それ以外はというと両軍にらみあいながら対峙していただけなのです。 謙信は酒を飲みながらじっと一人で考え込み、信玄は家臣らとおしゃべり軍議をして、川中島でいまでいうキャンプを楽しんでいたのです。彼らが現代人であったのなら、そこでバーベキューをするなり、もしくは麻雀卓かトランプでも用意して遊んでいればそれですんだかもしれない、ただ戦国時代ですから、戦をすることになります。 第四次川中島の戦いのとき...
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デモクラティック大名(2)

武田信玄がなぜデモクラティック大名のふりにこだわったのかは分かりません、そのほうが家臣団を統率しやすいという計算があったのかもしれない、ただそのインチキ民主主義をこころよく思わない武将がいたのです。越後の虎、上杉謙信でございます。大事なことも、大事でないことも、誰とも話し合わず全部一人で決めて、勝ちまくる、もうひとりの戦国最強の大名です、毘沙門天を崇拝しているうちに、自分自身が毘沙門天だと思い込むようになってしまった狂人ではありましたが、戦となれば必ず勝つという戦争の天才でした。 信玄が軍議というなのおしゃべり会を家臣としている一方、謙信は何をしていたかというと、一人で酒を飲んでいたのです。謙...
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デモクラティック大名(1)

残りの人生を狂人として生きていこうと決心しました。今までも狂人ではあったと思うのですが、少しでもまともな人間であろうと自分を抑えている部分がありました。それをやめる。妄想、妄言を他人の目を気にすることなく、自由に語りたい、もう狂人でいいんだ、思いつくままに書いていこう話していこうと決めたのです。なぜそんなふうに思うようになったかは、またいずれの機会に語ることにして、今回からしばらくずっと妄言を語ります。それでは、デモクラティック大名 武田信玄 戦国時代は殿様をトップとした封建社会です。殿様の一言ですべては決まるのです。決まるのだけれども、それを良しとしない家臣がいれば、それを良しとしてない農民...
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失くし物を見つける方法

失くし物大臣です(忘れ物大臣でもあります)。狭い6畳間の中で日々絶えず何かを失くしています。携帯電話もしょっちゅう隠れてしまうので、固定電話から自分の携帯に電話しています。毎回いろんなところから呼び出し音が鳴ります、今日はまったく置いた覚えのない本棚から、携帯が鳴りました。 そんな私が実践している、失くした物を見つける方法というのは、「見つかるまで探す」ということです。決して諦めない、新しいものを買おうなんて考えは捨てる。ずっと出てくるまで探し続けるのです。真理として、部屋の中で失くしたものは、必ず部屋にあるのです。消えてしまったリモコンや、USBメモリー、鉛筆、爪切り、ハサミなど、死に物狂い...
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自由席を英語で?

和歌山から電車で帰ってくるときのことです、特急の指定席に座ろうとすると、我々のその席に外国人の女性が座っておりました。 そこは俺たちの席だぞと"英語"で自己主張しなければならないところですが、無学ゆえ、その英語が話せない。でも指定席車両なので、心の弱い我々にはそこ以外の席に座る度胸がない。 自分たちの切符を見せて相手に悟ってもらうしかない。どす黒いスマイルとともに、こちらの切符を相手に見せました。すると相手も自分の持っている切符を見せてくれる。外国の人の持っている切符は、日本人には馴染みのない、自由席ならどこにでもいけるよというような電車回遊券なのです。 自由席車両と指定席車両の違いがわからな...
よもやま話

芥川龍之介が小説家になりたいなら数学の勉強をしろと言っていたという噂の真相

雑学・豆知識です。結論を言えば、そうは言っていない。しかし読解力のない人が芥川の評論、『文芸家たらんとする諸君に与ふ』を読めばそのように勘違いするのも、分からなくはない。 その小文を要約してみました。オリジナルを読めばすむことで、こんな野暮なことはしたくないが、難しいから読めないという弱者のために、勝山式妄想現代語訳をしてみました。どうよ。**********妄想現代語訳『文芸家たらんとする諸君に与ふ』 by 芥川龍之介①中学生諸君よ、文芸家であろうとするならば、数学を学ぶことに一生懸命に励むべきだ。そうしないと頭の弱い人間になっちゃうぞ。②中学生諸君よ、文芸家であろうとするならば、体育の授業...
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ネット・デトックス

1週間ネット断ちをした。和歌山にいくにあたり、パソコンを持っていかなかったのです。ネットデトックス。正確な言い方はデジタル・デトックスというらしいですが、携帯(ガラホ)は断ってなかったのでネット・デトックスとします。 パソコンににさわらないだけで、すこやかな毎日が手に入る。パソコンから飛び出る"毒電波"こと、ブルーライトをあびないと、夜にすごく眠くなる。夜9時になると眠くてしょうがない。ほとんど小学生みたいな状態です。 禁断症状なんてない。インターネットにつながっていなくても余裕なのです。通信手段としてメールが普及しているので、ガラホ携帯にメールを転送する設定にはしておきましたが、たいしてメー...
よもやま話

ジッポーという名のろうそく

ライターの王様、ジッポー(ZIPPO)。米軍にも採用されていたという、風に強い、永久保証の、男子ならひとつは持っていたいライターです。私もひとつ持っている。 買った人なら誰もが気づいていることだろうけど、ジッポーって、宣伝文句とはちがい風に弱い。さすがに火は消えないが、風にあおられて火が横に流される。強風でなくても、そよ風程度でも、五月の鯉のぼりよりも勢いよく、炎は風に流される。 手は熱いし、ライター本体が熱くなるだけで、火をつけることなんてできない。火力はチャッカマンや百円ライターに劣る、それがジッポー正体なのです。 でもオイルでめらめらと燃える炎には、なにかこう男のロマンを感じされるので、...
よもやま話

発達障害イチロー

いけすかないマイペース野郎 イチローが引退しました。私は無類のイチローファンとして、よかったとひとまず安堵しました。このままじゃ、まずいとずっと思ってたいたからです。ひょっとしたら、シアトル・マリナーズに死ぬまで現役選手として居座り続けるんじゃないかと、ハラハラしていた。マリナーズにとってイチローは伝説の選手。引退試合もぜひうちでやって欲しいと思い、選手として契約したのです。でも空気の読めないイチローはお声がかかったということはまだまだやれる、50歳まで現役を続けるぞとか言って、辞める気配がありません。あわてたマリナーズは、選手兼フロント(経営陣)という、よくわからない役職をイチローのために用...
脱ゴミ屋敷

脱ゴミ屋敷 音楽ファイル編

CDからWAVファイルに移行しています。音楽をCDで聞くのをやめて、全部パソコンに取り込んでWAVファイルにして聞くことにしたのです。 CDとWAVファイルの音質は同じ。ただファイルのサイズが大きい。だから昔はWAVファイルを、MP3ファイルなどに圧縮して容量を節約する必要がありました。でもハードディスク自体が大容量になり(私のPCは3TB)、もうケチケチ圧縮する必要なんてありません。何曲でも何枚でもどーんとこいでございます。 音楽をデジタルデータ化していき、CDを売る、部屋からどんどんCDがなくなっていく。パソコン内には、アルファベット順にずらーっとWAVファイルが並んでいます。 ただ曲順が...
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5分でわかる『金持ち父さん貧乏父さん』

いにしえのベストセラー『金持ち父さん、貧乏父さん』を読んでみたくなりました。それはマルチ商法にひっかかる頭の弱い人のバイブルになっているという噂を聞いたからです。 昔の本なのにかかわらず図書館では全部貸出中、しかも予約が14件も入っているという人気ぶり。でも、いまさら新品も買うというのも悔しいから、諦めていた、つまり読んでいなかった。でもようやく古本で手に入れることができました。 読んだ。 いかがわしかった。きなくさいにもほどがある。「わたくしは詐欺師でございます」と著者のロバート・キヨサキ氏が自白しているとしか思えない。 キヨサキ氏の主張をひとことで言うと、「現金を持っとるなんてアカン、アホ...
よもやま話

日記を発見・一念発起時代(2010年 ○月☓日)

9年前の日記を発見しました。とくにネットにあげて、他人に読んでもらうほどのものではないのですが、毎日なにもせず、ただ心の中で、やる気天使と怠け天使が戦い、怠け天使が全勝している、そのことに対する心の葛藤からか、ユーチューブばかり見ております。新しいものを、建設的なものを書くこともできないので、過去の日記を供養のためにアップして自分をごまかします。次からは本気を出す。かくめい日記(したことを、そのように、はっきり書く)1/6 風邪をひきそうな予感がするので一日中寝た。怠けているように見えたかもしれない。スターウォーズのDVDを見た、おもしろかった。1/7 甥っ子が来た。DVDをツタヤに返却した。...
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韓国ドラマ卒業

オクニョ全51話→トンイ全60話→イ・サン全77話、そして善徳女王の第4話まで見たところで、うわっ、目の奥が痛いっ、もう目の玉がもたない状態になってしまいました。 画面の前に座って楽しむ受け身の娯楽に弱くて、ゲームとかYouTubeの動画とか、すぐに中毒になってしまう。ちょっと1話だけっていうのは私にはできない、ずーーーーっと見続けて1日が終わる。 しかし今回、目がもたないという肉体的な理由で、韓国ドラマを卒業することになりました。意思が弱いのでなく、意思がないのです、「中毒」か「引退」かという二択しかないのが、私という意思のない人間の末路なのです。 それにしても目って大事、必需品であるパソコ...
ブログ運営

ひきこもり名人の2018年度ブログ収支報告

9月にブログを引っ越して5ヶ月くらい。以前はココログという無料ブログを利用していましたが、今は違う。毎月1080円のレンタルサーバー代を払ってブログを運営しています。そのサーバー代を稼ぎたいとアフィリエイトに手を出した…その結果は、昨年度のブログの収支をお教えましょう。収入(?)Amazonアソシエイト 1888円(分のAmazonギフト券)Google AdSense 0円 支出ドメイン代(hikilife.com) 1620円サーバー初期費用+サーバー代3ヶ月分 7128円サーバー代×2ヶ月分 2160円 しめて9020円の赤字です。 もはや何も語るまい。ただブログで稼ごうと考えているひき...
よもやま話

無職の日本酒論

人生は勝ち負けじゃない。でも日本酒で確実に勝つ法則を見つけました。これです。 日本酒+すじこ=勝ち組 完全な勝利。生ぐさいすじこと日本酒(熱燗でも冷やでも可)の相性がばっちりなのです。値段もそんなに高くない。すじこにカイワレ大根が加われば、勝利に拍車がかかります。無敵。チェーン店の居酒屋のメニューにはありませんが、個人経営の居酒屋にならすじこがある可能性は高い。 すじこで勝ち組になろう。居酒屋に行かなくても、スーパーですじこを買ってきて、家で日本酒と一緒に味わえば、居ながらにして勝ち組です。 無職の日本酒のお薦め銘柄は何か、ワンカップ大関か黄桜呑(どん)か、無職酒を研究してきた私がたどりついた...
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靴下はいつ捨てるか

靴下はずっと履いていると、つま先やかかとの部分が薄くなってすけてくる。ストッキングみたいになってくる。もう捨てようかな、と思いつつ洗濯かごに入れる。洗う→干す→たたむ→タンスにしまう→また履く。 三足千円の靴下を買えないほど貧乏じゃないのだけれども、ぎりぎり靴下みたいな、すけすけストッキングをついつい履いてしまいます。やっぱ洗濯しちゃうから、もう一回履きたくなるんだよな。
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PINコードが来た! グーグルアドセンスについて

ネットでお金儲け、アフィリエイトの代表選手がグーグルアドセンス(Google AdSense)です。このブログに貼り付けられている広告もそうです。 やってみて感じたのは、世間で思われているよりグーグルアドセンスの広告をブログに設置するのは大変だということ。どうすればグーグルの審査を通るかという明確な基準は一切公開されていないからです。だから「アフィリエイトで○○万稼ぐ!」みたいなサイトに書いてある、うさんくさいアレコレをいろいろと試すしかありません。 申請、却下、再申請と繰り返していくうちに、自分のなかに生まれるのは、グーグルに対する完全な服従心です。マハトマ・ガンジーを尊敬している私がなぜと...
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NEW YEAR 2019

朝起きて耳をすますと、「くぅーーーー」というママンのかすかなおたけびのようなものが聞こえてきました。まだ大丈夫のようです、喪中ではない。 あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。今から、年賀状を出しますぞ。
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2018年を振り返る

2018年は終活元年。私のでなく、要介護5の寝たきり老婆ママンの喪主としての終活です。まだ生きているので遺言ではないのですが、振り返れば老婆の「ヨドバシィ!」という面罵が、日本語での親子最後の会話となりそうです。 今はもう体の筋肉が思うように動かせなくなり会話をすること(いがみ合うこと)はできません。「あーーーーかあーーーー」という、おたけびだけが唯一のママンボイスです。2月には喪主としての必需品である、喪服(フォーマルスーツ)をはじめ、ワイシャツ、革靴と3万円以上かけて一式揃えました。いよいよと覚悟を決めたのです。 いよいよだ、いよいよだと、覚悟は深まり、11月くらいからはいろいろな用事を断...
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理解してもらおうという無理な発想

ガンジーが大英帝国に、インド人の気持ちを理解してもらおうとか思ったことがあったろうか。マルコムXが白人に対して、黒人に対する理解と配慮を求めただろうか。そんなことはしない。 強い者はいつだって、弱い者を理解しようとする「ふり」をする。それが弱い者をてなずける(従わせる)のに有効な手段だからです。だから強い者に理解を求めるような弱いやつは、実はあっち側(強い側)の人間だと思って間違いないぞ。