空想

ひきこもり

有象無象の力

 趣味でベランダ園芸をしております。春になったので大葉の種とプチトマトの苗をホームセンターで買ってきました、これからが楽しみですな。しかし、 種や苗を買うのはいいのですが、園芸用の土を買うというのが、なんともバカバカしいというか、いつも...
ひきこもり

ひきこもれない支援

 コロナさわぎのせいで、ひきこもりは社会問題ではなく、権力と相性のいい〝能力〟へと変化しました。全国に100万人いるひきこもりたちは、政府の自粛要請に完全な形で答える御用集団となったのです。 マンボウだ、緊急事態宣言だ、外出をひかえろ、...
よもやま話

エヴァはポニョで完結する【妄想】

 シン・エヴァンゲリオンシリーズを見終わって感じる、とてつもない残尿感、いろいろ伏線を張り、謎をちりばめ、さてどうなるかと、話は進むが、結局はシンジ君がアバババーと半狂乱になり、地球をボカーンと破滅させるという、あの、いつもの流れとなる。...
よもやま話

僕は登校拒否児である、を読んだ

 知っている人はよく知っているが、知らない人はまったく知らない、児童精神科医の故・渡辺位(わたなべ・たかし)氏の正体が書かれている本です、小泉零也著『僕は登校拒否児である』、でも別に渡辺氏の話がメインではありません、不登校や学校教育のあり...
ひきこもり

ひきこもり文明の大分岐

 古代エジプト、ギリシャ、メソポタミアといろいろ栄えた文明がありましたが、現代の日本を含めたこの地球ほど、栄えた時代はないでしょう。後世の人は、今の時代を何文明、何時代と呼ぶのでしょうか。 文明が栄えている、栄えていないは、何をもってそ...
ひきこもり

ひきこもり幸福論〈7〉

 書くにせよ、話すにせよ、ネタがなくなってきたら躁状態です。アイディアはあるが、面倒でなにもする気にならないのが、正常な人間の姿です。 正常な考えを、躁の人にやらせるのが、一番クリエイティブを発揮できるのですが、現実には躁ピープルの愚に...
ひきこもり

ひきこもり幸福論〈6〉

 躁ライフが引き起こす惨事を、少しでもマシなものにするためには、常日頃の鬱貯金が大切です。だるい、何もする気がしないときに、きっちりと、たんまりと、空想しているかどうかで、躁状態になったときの手札が決まるのです。 躁状態になれば考えなく...
ひきこもり

ひきこもり幸福論〈5〉

 生きづらいと感じるくらいでちょうどいい。生きやすさを感じてしまうようなら、躁状態であって、それは治癒すべきです。なんかやろう、すぐにやろう、そんな気持ちは病気です。やらなくていいことをやらない、それだけで人間国宝に値します。 気分には...
ひきこもり

ひきこもり幸福論〈4〉

 鬱の人は病院に行きますが、躁の人は病院に行きません。行っていた人も治った、もう薬はいらないと、処方箋を捨てて町に出ます。正常な人だけが継続的に病院に行き、薬を飲む。そこが精神医療の難しいところです。 鬱は治せません、正常だからです。薬...
ひきこもり

ひきこもり要求論

 要求とは。言っても無駄だ、実現しそうもない、させてもらえそうもないことを、堂々と胸を張って言い続けることです。 予算がない、今はできない、現実的ではないと言われて、えっへっへっと照れ笑いで、それならこれはどうです、いやこっちならと言っ...
ひきこもり

ひきこもり幸福論〈3〉

 鬱なんてものはない。躁状態があるだけなのです。躁状態が治癒して、正常になった状態を鬱だといって、落ち込んだり、自分を責めたりしている勘違いがあるだけです。我に返っただけです。無駄遣いをしない、やらなくていいことをやらない、まっとうな紳士...
ひきこもり

ひきこもり幸福論〈2〉

 軽い躁病になり、一生治らないのが幸せ。幸せと思われている行為のほとんどが、酔っぱらいのウェイウェイ騒ぎとたいして変わりがありません。 結婚式というと、幸せの絶頂というイメージがありますけれども、あれは夫婦で軽い躁状態になっているだけな...
ひきこもり

ひきこもり幸福論〈1〉

 軽い躁状態が一生続くのが一番幸せだと、児童精神科医の石川紀彦さんがYou Tubeでいっていました。まさに至言、その通りだと思う。民衆が幸せと呼んでいるものは、精神的な軽い躁状態のことなのです。 人間の気持ちには浮き沈みがあって、ずっ...
よもやま話

共有と所有

 これは興味深いニュースです。ジブリの老人クリエイター連中が、ジブリ映画の画像を自由に使っていいと、どんどん公開し始めたのです。 彼らが時代感覚にすぐれ、新しい考えを持っているというわけではありません、逆です、古い人間です。宮崎駿もプ...
よもやま話

憂うつの秋

 スポーツの秋、読書の秋、芸術の秋と、秋は一般的には夏の暑さが過ぎて、涼しく活動しやすい季節ですが、私のような夏男にとっては、秋は氷河期の始まりです。気温は下がる、日は短くなる。自然と気分はさがり、活動時間も短くなります。 夏の間は、暑...
ひきこもり

コツコツ努力をする習慣

 とうとうコツコツ努力をするという習慣が身につきませんでした。いや、まだ48歳、残り30年はある、いまからでもコツコツやる人間になろう、今日から生まれ変わるぞと、心のなかで嘘をついて(自分に対して)、熱風を噴き上げるのですが、やはりそれだ...
よもやま話

オンラインは目が合わない

 オンライン飲み会は疲れる。2時間もやるとへとへとになる。そのうちに慣れるかなーって思っていたけれど、なかなか、あの居酒屋でやっていたときの開放感がでません、なぜか。 それは我々がゴリラだからじゃないのか(最近ずっとゴリラブーム)。ゴリ...
教育

よりよい教育をすべての人に

 ゴリラはすごい負けず嫌いだそうです。人間もそうですが、ゴリラはもっとそうなのです。そんなゴリラが目指す人間関係ならぬ、ゴリラ関係が〝対等〟です。どちらが上でも下でもない、対等な関係です。 一方、ニホンザルが(彼らも負けず嫌い)目指す人...
ひきこもり

累積で考えれば挫折はない

 毎日◯◯回やる、という発想が本来あかるい人類の気持ちを暗くしている。一日ごとに自分のやったことを、リセットして初期状態にするなんて、おかしなことじゃないか。昨日の自分は、今日の自分じゃないとでもいうのか。 生まれてから現在までを累積で...
ひきこもり

怠け者になりなさいの思想

 水木しげる先生の思想を誤解していました。「怠け者になりなさい」という先生の言葉を私は、がんばらなくてもいいんだよ、自分のペースで生きていけばいいんだよ、そんなありがちなメッセージのひとつと解釈していたのです。が、水木先生のエッセイを読ん...
ひきこもり

特別給付金10万円を世帯主が渡してくれるか心配問題について

 なまけ神の結論。部屋で素振りをすれば、何も言わなくても世帯主が10万円渡すようになります。 もらえるはずなのに「受け取れない」、そんなことでは困ります。国民一人ひとりに給付された10万円をネコババする不逞な輩を許してはなりません。非...
よもやま話

卵は完全食

 人間が生きていくのに必要なものはすべて卵の中につまっている。一日一個食べれば、完全な調和が手に入る。 卵は宇宙である、食べすぎてはいけない、一日どんなに多くても二個までにしたまえ。 朝に卵を食べたのなら、もうその日は卵は食べない。逆...
ひきこもり

空の鳥を見よ

 「空の鳥を見よ、播かず、刈らず、倉に収めず。それでも天の父はこれを養っている。まして君たちはこれよりも遥かに優れたものじゃないか」と、イエスはおっしゃっています。空の鳥とは、子ども部屋で寝そべり、天井を眺めて空想の羽をはばたかせているひ...
よもやま話

カルロス・ゴーンはMr.ビーンの真似をしている

 年末年始、カルロス・ゴーン氏がずいぶんと調子にのっていました。ゴーン氏がなにをどう言おうと、リストラ首切り男であることに変わりはない。ゴーン氏の、経営者としての成功と言われているもののほとんどは、労働者の犠牲の上に成り立っているのです。...
よもやま話

この星には正義がない

 正義とは、悪と戦うことではない、正義と正義がぶつかり合うことでもない、そんなのは物語の中だけの話で、現実の正義とは、どうしても見て見ぬ振りして通り過ぎることができず、やむをやれずにする、わずらわしい行動のことなのです。 正義の剣を抜...
よもやま話

ダムは君主である ~命を守る行動とダムがんばれ~

 10月12日土曜日。大型の台風19号があまりにも天気予報の通りに関東地方に近づいてくるので、なんだか意味もなく高揚してしまい、ずっとテレビで台風のニュースを見ていました。 台風が近づくにつれて、雨はつよくなり、河川の水位はじりじりあが...
ひきこもり

ひきこもり悪徳支援の構造

 ひきこもり悪徳支援がなぜ誕生し、存続し続けるのか、その構造について空想しておりました。こうであります。ひきこもり当事者に対する直接給付(手当)がないから、ひきこもり悪徳支援業者が誕生して、存続するのだと。 国、行政から支援は、ひきこも...
ひきこもり

ひきこもり選挙候補者

 安倍総理はちっともなっとらん、もし俺が総理大臣なら、とついつい考えてしまうのは私だけでないはずです。ひきこもり男子であるならば、心の中はにはいつも「俺総理」が住んでいて、日々政治手腕を発揮していることと思います。 と同時に常識人ですから...
よもやま話

ベーシックインカムの支給額を1円から始めよう

 ベーシックインカムの支給額を1円にしよう。8万円とかいうから、みんな反対するんだ。暮らしていけないとか、生活保護がなくなるとか、ベーシックインカムと社会保障や年金をごちゃまぜにしている。ベーシックインカムはあくまでも独立した現金の土台で...
ひきこもり

内閣府主催公開講座「ひきこもりを考える」について(6)

 小早川秀秋、通称「金吾」です。金吾という言葉の響きが大変よろしいので、以後ひきこもり金吾と呼ぶことにしましょう。松尾山に陣取った金吾の軍勢1万5千、これすべて元ひきこもりだと思ってもらいたい。今はひきこもり状態ではないとか、準ひきこもり...
ひきこもり

内閣府主催公開講座「ひきこもりを考える」について(5)

 天下泰平の世にするためにも、ひきこもり三成こと川上憲人こそ打倒しなければなりません。いざ関ヶ原へ、とその前にひきこもりシンポジウムに参加した、他の2大名について紹介しておきましょう。 齊藤万比古(国立国際医療センター国府台病院第二病棟部...
ひきこもり

内閣府主催公開講座「ひきこもりを考える」について(4)

 どういう形にせよ国がひきこもり支援に関心を持ってくれるのは嬉しいことだ、などと安心していていいのでしょうか。ひきこもり三成こと、川上憲人を見くびってはいけません。世界精神保健日本調査というめちゃくちゃを、研究費と時間と人を注ぎ込んでおこ...
ひきこもり

内閣府主催公開講座「ひきこもりを考える」について(3)

 さあ、ケータイ小説ひきこもり関ヶ原の続きを始めましょう。国家的ひきこもりイベント内閣府主催公開講座「ひきこもりを考える」、ひとつどうにも腑に落ちない部分があります。開催場所ですよ。なぜ東大の安田講堂でおこなわれたのか。全共闘か、と誰もが...
ひきこもり

内閣府主催公開講座「ひきこもりを考える」について(2)

 悪口を言おうと思う。内閣府主催のひきこもりイベント、公開講座「ひきこもりを考える」について、批評でも感想でもない、悪口を言うぞ。 ひきこもり関ヶ原の合戦がいよいよ始まりました。働くまで待とう我らがひきこもり家康と、働かせてみよう自立支...
ひきこもり

内閣府主催公開講座「ひきこもりを考える」について(1)

 けなしてみようと思う。平成22年2月13日(土)に東京大学、安田講堂でおこなわれた内閣府主催のひきこもりイベント、公開講座「ひきこもりを考える」です。国が主催するという、その一点でのみ注目されました。私は行こうか行くまいか迷った末、当日...
ひきこもり

ひきこもりインカム

 すべてのひきこもりがベーシックインカムに賛成であることは間違いないでしょう。基本的にひきこもりであるのなら、マイベーシックインカムが完成しているはずです。ただ無条件ではなく、「誰のおかげで飯が食えるんだ」という恩着せがましい雑言をあび続...
よもやま話

「年末ジャンボ3億円」当たったら何に使う?(コネタマ)

 毎日2万円使う生活を、40年間続ける。月30日×1年12ヶ月×40年で2億8800万円。まだお金が余るのだからすごいよなあ。でも、宝くじで3億円当てるのは、雷にうたれて死ぬのと確率的と同じで、絶対におこらない。宝くじを大量に買う人の気持...
ひきこもり

ひきこもり大恐慌

 恐怖とは何か。誰からも必要とされていないという思い込みではないでしょうか。いざという時に誰も助けてくれないということに怯えている。仮に無用の木偶の坊だとして、脱・木偶するにはどうすればいいでしょうか。必要とされる人間になる、信頼の置ける...
ひきこもり

ひきこもり資産

 ひきこもり中年男子のほとんどは、裸一貫でひきこもってきた叩き上げです。良くも悪くも、無一文から今の地位を築いた。資産というと、お金のことばかりに目が行くが、そうではない。ひきこもり場合、資産といえば、「ひきこもり経験」のことです。 ひ...
ひきこもり

Myキャッチフレーズ

 自分が本当にしたいことは何なのか、と考えてもなかなか頭に思い浮かばない。それでは勉強にも仕事にも、ひきこもりにも身が入らないはずだ。自分自身にキャッチフレーズをつけてみなよ。 売れた一流芸能人は、必ずデビュー時にいかしたキャッチフレー...
ひきこもり

雑草が食べたい

 田んぼがあって、自分が食べる分だけの米を作ってしまえば生活のために働く時間が少なくてすむ。飢え死にすることもない。時間の切り売り労働は、1日3時間くらいですむようになるんじゃないか。兼業農家になりたい、としばらく前から思いながら、ひきこ...
よもやま話

参議院選挙はどうでもいい

 小学校で習ったとおり参議院より衆議院のほうが価値がある。参議院は2軍である、マイナーリーグなのだ。2軍が優勝しても、1軍が最下位では意味がない。参議院選挙で勝っても、衆議院選挙で負けては意味がないはずだ。いつも思うのだが参議院選挙が近づ...
ひきこもり

見ざる、言わざる、聞かざる

 日光東照宮の、見ざる・言わざる・聞かざる三猿の横には、ひざを抱えてため息をつく「働かざる」の彫刻がある。