進歩なし

よもやま話

老化にあらがうことにした

遠くのものが見えないにプラスして、近くのものも見えなくなってきた、つまりちょうどいい距離のものしかはっきり見えていない。でもこれも歳だからしかたがない、いつまで若くないんだからと全面的に受け入れて、老眼鏡すら買っていません。 小さい文字は部屋にある虫メガネを使って読んでいおります。完全におじいちゃんですな。52歳で虫メガネですぞ。 老いは受け入れるもの。よく見えてなかろうと、お肌が乾燥してスーパーのレジ袋があけられなくても、そのほかあらゆる老いを受け入れて生きてきました。 しかし最近それではいかんのではと思い始めるというか、どうにも受け入れがたいと感じるようになってきました。それは趣味のソフト...
よもやま話

コミュニケーションはしたくない

コミュ障という言葉は使わないし、使う人は信用していない。ただコミュニケーションは、なるべくしたくないと思っている。 以前から、原付スクーターの調子が悪いような、悪くないような、そんな煮え切らない状態が続いていました。走るときにタイヤの当たりから、キュルシュルと、金属がこすれるような(?)な音がするのです。 壊れている個所がはっきりしない、小さな異音がするだけ。ですがこれを解決するとなると、バイク屋さんにいっていろいろ具体的な症状の説明が必要です。密なコミュニケーションをして、なにが原因か、修理が必要か、いくらかかるのか、いっそ買い替えたほうが安いのかなど、その場でいろいろ決断が求められるわけで...
よもやま話

ツイッターをやめれば誹謗中傷はなくなる

1ヶ月間ツイッターをやめていましたが、困ることはひとつもありませんでした。ツイッターは生活必需品ではなかったのです。 ツイッターをやらないと、見事なくらい、匿名の悪口というものにふれる機会がなくなる。どういうことか。 ツイッター以外にも、ネットに匿名の悪口は存在するじゃないか、でもね、例えばネトウヨ御用達のヤフーコメント欄にせよ、アマゾンや食べログのクソレビューにせよ、「よし、いまから誹謗中傷を読むぞ」と、積極的な悪意を持って、クリック&スクロールしないかぎり読むことはできないのです。たかがクリックひとつにせよ、能動的なアクションが必要なのです。 ツイッターだけです、何もしなくても、悪口と、悪...
よもやま話

ツイッターのメリット・デメリット

ツイッターをやればやるほど、人生の貴重な時間を失っているのでは、そんな危機感から1ヶ月ほどツイッターをやめていました。そしてその間、ツイッターのメリットとはなにか、ツイッターのデメリットとはなにか、を考え続け、次のような結論に達しました。ツイッターをやるメリットは「モノ知りおじさんになれる」デメリットは「それ以外のすべて」 です。圧倒的にデメリットのほうが多い、やらないほうがいい、しかし、私からモノ知りおじさんを取り除いたらいったいなにが残るだろう(なにも残りません)、そう思うと、ツイッターの役割の大きさを感じますな。 ツイッターの数あるデメリットのなかで、特に問題だなと思うのは、「集中力のリ...
よもやま話

ツイッターを1ヶ月間やめる

アカウントを削除してツイッターをやめよう、とまでは思わない、でも利用頻度は下げたいなあと思う。週に2~3回、15分くらいでちょうどいいんじゃないのか。 ツイッター廃人。ちょっと暇だなと感じると、スマートフォンを手に取り、画面を指でなでなでして、ツイッターを見てしまう。どこの誰とも知らぬ人間の、あってもなくてもかまわないつぶやき、そんなものに人生の時間のどれくらいを使ったことか、想像するだけでも怖ろしい。 ツイッターとはアップグレードした2ちゃんねる(現・5ちゃんねる)である、という結論に達しました。まちがいない。あの匿名掲示板が、スマートフォンに合わせ、SNSに擬態しているのです。ツイッター社...
ひきこもり

ひきこもり文明の大分岐

古代エジプト、ギリシャ、メソポタミアといろいろ栄えた文明がありましたが、現代の日本を含めたこの地球ほど、栄えた時代はないでしょう。後世の人は、今の時代を何文明、何時代と呼ぶのでしょうか。 文明が栄えている、栄えていないは、何をもってそう判断するのか、それは労働時間です。文明の進化・発展とは、労働時間の減少です。科学技術、哲学、思想、文化、これらの発展が労働時間を減らすのです。 文明の発展が、民衆を労働から解放する。現代文明が多くの人を一時的ですが、労働から解放しています。まずは子どもが労働から解放されているでしょ。あとお年寄り、定年退職後に年金ぐらしで暮らせる、ということになっています。 ただ...
よもやま話

憂うつの秋

スポーツの秋、読書の秋、芸術の秋と、秋は一般的には夏の暑さが過ぎて、涼しく活動しやすい季節ですが、私のような夏男にとっては、秋は氷河期の始まりです。気温は下がる、日は短くなる。自然と気分はさがり、活動時間も短くなります。 夏の間は、暑い暑い、これじゃあなんにもできん、と言いつつ、ソーメンを食べ食べ、アイスクリームにむしゃぶりつき、熱中症も気にせずに、いつも以上に活動をしていました、それが夏男。強い日差しは覚醒剤と一緒で、どんな怠け者をも奮い立たせる力があります。暑さで、運動などしなくても汗は流れ、天然の毒抜きデトックスにもなります。体内にあるネバネバした陰気は、くまなく体外へ流れ出てくれるので...
ひきこもり

コツコツ努力をする習慣

とうとうコツコツ努力をするという習慣が身につきませんでした。いや、まだ48歳、残り30年はある、いまからでもコツコツやる人間になろう、今日から生まれ変わるぞと、心のなかで嘘をついて(自分に対して)、熱風を噴き上げるのですが、やはりそれだけで今日も今日とて何かするということはないのです。 コツコツやらないのなら、どうやっているのかというと、ときたまやってくるマッチ棒の火のような「やる気」が湧くときにちょこちょこってやっています。気が向くとはこういうこと、さっと手をつけて、ぐいぐいと進めるのですが、始めた瞬間が最大風速といったあんばいでして、その後は一気にだだ下がり、やる気マッチの炎はみるみるうち...
ひきこもり

累積で考えれば挫折はない

毎日◯◯回やる、という発想が本来あかるい人類の気持ちを暗くしている。一日ごとに自分のやったことを、リセットして初期状態にするなんて、おかしなことじゃないか。昨日の自分は、今日の自分じゃないとでもいうのか。 生まれてから現在までを累積で物事を考えれば、この星から挫折がなくなると、六畳間であぐらをかきながら悟りました、マイ真理です。 昨日はやったのに、今日はやらなかった、そんな気持ちが、「俺はだめだ」という闇の種になのです、やらなかった日が続けば、「今日もまたやらなかった」と考えてしまい、だめの種が芽を吹き、花を咲かせ、立派なだめの実の収穫となります。 例えばみんなが筋トレに失敗するのはなぜか、そ...
よもやま話

卵は完全食

人間が生きていくのに必要なものはすべて卵の中につまっている。一日一個食べれば、完全な調和が手に入る。 卵は宇宙である、食べすぎてはいけない、一日どんなに多くても二個までにしたまえ。 朝に卵を食べたのなら、もうその日は卵は食べない。逆に、朝食べていないのなら、お昼には、是非とも卵を食べたい。 卵は完全食である、これだけは必ず覚えておいて欲しい。卵なしにひきこもることは不可能だと思ってもらいたい。それがなまけ神からの教えです。 ゆで卵は沸騰したお湯に7~8分、基本は弱火でことこと茹でつつ、勝負所のラスト1分、中火でぐつぐつ茹であげます。そうすると、とろりとした半熟卵になる。完全な卵が、さらに完全に...
よもやま話

ゲーム禁止条例

ゲームはよくできている。ちゃんとゲーム中毒になるように、うまくつくられている。私も小学生のときに、ゲームウォッチを手にしたとたん、すぐに、その場でゲーム中毒になりました。あんな原始的なもので中毒になるのですから、最新のゲームでは、もう抵抗するすべはありません。 ゲームは序盤はかんたんにさくさく進むけれど、だんだんちょっとずつ難しくなっていく。もうちょっとだけと思ってやると、少しうまくいく、でもまた絶妙なところで死んでしまう(負けてしまう)、リスタート、またいいところで死ぬ、リスタートというのを繰り返していくと、カーーーーッと頭が熱くなってくる、これがゲーム中毒のはじまりなのです。 もうちょっと...
よもやま話

ひきこもりのさえずり

日も短くなり、寒くなってきましたので、そろそろ冬眠しようと思います。ブログもしばらくお休みです。春が待ち遠しいですのう。* 追伸。2006年くらいから、ブログを書き続けておりまして、その数は千以上になりました。どんなものだろうと、過去の記事を読み返してみたところ、寄せては返す波のように同じような“身の上話”ばかり書いております。自分で自分に驚きました、こんな進歩がない人間っているのですな。ずっと同じ場所で足踏みをしております。 反省しているようで反省していない、後悔しているようで後悔していない、ぐるぐる同じとろこを回り続ける輪廻の男。もしそんな、潮の満ち引きのような、よもやま話に興味がありまし...
ひきこもり

怠けループ芸

朝起きたら、一瞬で昼になる。昼もまた一瞬のことで、気づけば2時か3時くらいになっている。もう20年間くらい続く、怠けループ芸です。 しかし私は諦めない、怠けを打破しようと、夕方になってから、えいやーと外に出て唯一の居場所である図書館に行き、本を読んたり、雑誌を読んだり、ブログをちょろっと書いたり、書かなかったりしています。 図書館は早い日だと夕方の5時には閉館なってしまう、着いてすぐに閉館というパターンです。そういうときは気持ちを切り替えて、家に帰ってブログを書こうと固く決心するのですが、実際に家に帰ってなにかの作業をしたということは過去に一度もない。 ひきこもり6畳間に帰ってくると、(あれも...
ひきこもり

ひきこもり馬鹿

馬鹿でなければ、ひきこもりはつとまりません。ここでいう馬鹿とは、野球馬鹿とか、釣りバカとかの、後先のことなぞ考えずに突き進む、あの馬鹿です。 小学生でもないのに、1日中ゲームをしたりユーチューブを見て過ごすなんていうことは馬鹿でなければできるものではありません。ひきこもり馬鹿は筋金入りで、将来どうするんだなんていう脅しは通用しないのです。パソコンでブログを書いたり、図書館でぼっさり読書をしたり、市民プールを満喫というふうに、日々ノーダメージなのです。馬鹿たるゆえです。 ただ、ひきこもり馬鹿が弱まったときには、ハローワークとかに行って就活をするふりをしてみたり、通信制の学校に入学して学生に擬態し...
ひきこもり

向上心がひきこもりをダメにする

気づいたら夕方になっていた、そんな毎日でなにもやらないやつほど向上心が高いものです。TODOリスト(やること一覧表)にはいくつものやりたいことでいっぱい、でも結局は何もしないんだよな、俺もお前も。 やることリストには、つねに運動(筋トレおよびダイエット)が入っていますが、それは向上心のしわざなんです。ひきこもりという谷底から、天高く舞い上がろうという向上心のあれわれなのです。でも実態は、もう自分でも気づいているのですが、あれはやることリストを装った、やらないことリストだったのです。 私のTODOリストにはやりもしないことがぎっちり書き込まれています。メールを出す、電話をする、洗濯する、衣替えを...
よもやま話

日記を発見・一念発起時代(2010年 ○月☓日)

9年前の日記を発見しました。とくにネットにあげて、他人に読んでもらうほどのものではないのですが、毎日なにもせず、ただ心の中で、やる気天使と怠け天使が戦い、怠け天使が全勝している、そのことに対する心の葛藤からか、ユーチューブばかり見ております。新しいものを、建設的なものを書くこともできないので、過去の日記を供養のためにアップして自分をごまかします。次からは本気を出す。かくめい日記(したことを、そのように、はっきり書く)1/6 風邪をひきそうな予感がするので一日中寝た。怠けているように見えたかもしれない。スターウォーズのDVDを見た、おもしろかった。1/7 甥っ子が来た。DVDをツタヤに返却した。...
ひきこもり

火災報知器の点検日には、ゆくえをくらます生活

団地に住んでいると避けられないのが、火災報知器の点検です。よそさまにお見せできない中年ひきこもりが住んでいようとも、部屋がゴミ屋敷であろうとも、集合住宅の義務として火災報知器の点検はやらなくてはいけません。火事というのは自分の部屋だけの問題ではなく、棟全体に関わることだからです。 要介護5の寝たきりママンのために、毎日なんかしらの介護の人(ヘルパーさん?)が来るのですが、何者かがインターホンを鳴らすたびに(人影を感じるたびに)自分の部屋に逃げんこんで、息をころしてじっとしています(そんな必要はないのですが)。 しかしです、火災報知器の点検の場合はちがう。作業員が来る前に、部屋に入ってくる前に先...
よもやま話

祝マッスルデー47

本気を出さないまま47歳になった、かつちゃんでございます。来年は亥年で年男。ずっとひきこもり当事者だと言い張ってきましたが、見た目は完全に「ひきこもりの子どもをもつ親」になっております。 誕生日で年をとったり、新年を迎えたりすると、ひきこもり男子は途方もない目標を立てるというギャグをしてしまうものですが、名人の私はそのような過ちはしません。 逆に年を重ねるごとに目標を捨てていくことにしました。こだわりやプライド、いつかやってやろうと思っている野望を、ひとつづつ捨てていくのです。そして今回、それだけはやるまいと決めていた乞食を解禁することにしました。アファリエイト(Google AdSense)...
ひきこもり

親レンタカーの廃止

タディー78歳、私46歳、そんな勝山家に8050問題ならぬ、7846問題が起こりました。要介護5の寝たきりママンがいるだけでも問題なのですが、それとは違う種類の問題です。 来年の3月の車検切れのタイミングで、高齢者であるダディーが、勝山家のマイカーを手放して廃車にすることに決めたのです。私にとっては(車の免許を持っている奇蹟のひきこもりドライバーとしては)和歌山遠征になくてはならない親レンタカーだったので、残念至極です。でもダディーももうすぐ80歳、ドライバー引退は理にかなっています。 私への影響は車がなくなるだけではありません。ダディーの車両保険に寄生虫のように加入していた、ファミリーバイク...
教育

不登校運動の敗北(1)

書きなぐりメモ。※ 衆議院の文部科学委員会の傍聴に行ってきました。衆議院の文部科学委員会で不登校法案こと教育機会確保法案が審議されるというので見に行った。勉強になった。そのなかから、いくつか気になった点があったので紹介したい。↓以下のサイトで当日の様子が見れます。 民進党の寺田学議員の質疑に注目、50:51あたりからの発言です。これが東京シューレの奥地圭子さんが子どもたちを議員会館に連れて行ってやっているロビー活動と、瓜二つなのです。要するに文科大臣に「学校を休んでいいと言ってください」とお願いするというパフォーマンス。 動画を見るのが億劫な人のために、おぼろげな文字起こし(省略してある)。大...
よもやま話

北海道に行ってきた ~飛行機に乗るのは命がけ~

夏の北海道ツアーは結構なお値段がするけど、雪まつりが終わった後のオフシーズンはツアー料金も安く、22000円で、羽田⇔札幌二泊三日の旅行ができます。 ひきこもりの体力の90パーセントは、飛行機が着陸した時点で消費されている。飛行機に乗るのは命がけです。NASAの宇宙飛行士と同じくらいの心づもりで体調を整え、羽田空港に向かいます。まずは薬に頼る。太田胃散、新ビオフェルミンS錠、レキソタン、さらにお酒まで飲んで、ぽんぽんと心をドーピングし、盤石の体制で搭乗に備えます。 乗る前には、気持ちをやわらげる儀式がありまして、それが初詣ならぬトイレ詣です。何度もトイレに行って、用をたし、気持ちを落ち着けるの...
甥っ子

部屋の中にはマナケモノの精霊がいる

私の部屋は、東向きの団地の1階で朝をのぞけば、大変日当たりが悪い。自分がひきこもりなのは、日当たりの悪さもその一因だと思っている。20年もこもっていると、部屋全体にマイナスイオンではない、純粋なマイナスののオーラが漂っている。ナマケモノの精霊のようなものが住んでいて、そいつが私にずっとユーチューブを何時間も見させているんだ。その証拠に、ドツボから抜けだそうと決心して、ファミレスに行くとやらなきゃいけない作業がばんばんはかどる。憑き物がとれたようにだ。 今日はガストに行って、love寂聴をちょこちょこ作っていた。去年の7月に出したあと放置の状態、ナマケモノの精霊のせいで、今日まで何もできなかった...
よもやま話

ベストのカミソリ

カミソリは何枚刃がベストか。永遠のテーマでしょ。枚数が増えるほど、値段が高くなってしまうから、単純に5枚刃がいいということにはならない。安くてよく剃れるのが大切なのです。今までは貝印の3枚刃を使っていたのですが、新製品が出たことにより、替刃が店頭で手に入らなくなりました。これを機会に別の会社のヒゲ剃りにするつもりなのです、どれがよいのか。 5枚刃だとひとつ交換するたびに250円かかる。高い。でも3枚刃にしても、たいして安くならないのです。2枚刃にすればぐんと安くなりますが、剃り味がよくない、なめらかさがなく、ごりっとする。電気カミソリでいいのだが、刃が直接肌に当たっていないのだから、どうしたっ...
ひきこもり

ポエム発掘

中卒を いくら鍛えても 中卒磨いても 光らない 石*かつちゃん暗黒ノートより
ひきこもり

悪い人

ひきこもり作業所でフットサルをしています。そして今回はじめて大会に参加しました。精神障害者だけが参加できるという、珍しいフットサルの大会です。身体、知的障害者のスポーツ大会というのは結構ありますが、精神障害者のスポーツ大会はめったにない。はりきって参加しました。 サッカーの経験はないのですが、サッカーの試合を見るのは大好きですから、やる気は充分。病み上がりで体調は悪かったですが、強行参戦しました。私の通っている作業所は農業がメイんです。それゆえ、おじさんばかりのお百姓メンバーでチームは構成されています。障害者だもの、がりがり、デブ、おやじ、メガネといった人たちです。 参加することに意義がある、...
よもやま話

かにぱん

コンビニにちょっと前までは必ずあったのに、今は全然なくなったものに「かにぱん」がある。いつも夜中にお腹が減ってしまうひきこもりの非常食としても評価の高い、菓子パンである。菓子パンだけど特に味はなく、ほんのり甘い。その控えめなところが好きだ。 かにぱんとほぼ同じ味でコアラパンというのがファミリーマートで売っていたが、これも姿を消してしまった。ここまで、反かにぱん包囲網がしかれると、何かの陰謀じゃないかと疑いたくなる。怪しいと見ているのが、スティックパンの連中である。かにぱんが消えると同時に売り場に躍り出てきた、スティックパンとそのバリエーション。食べてみたが、何かが足りない、夢がない。空腹を満た...
ひきこもり

ぬくぬく幸福論

冬の朝に、目覚まし時計が鳴っても布団から出ず、いつまでもぬくぬくとしているのが、人生で一番幸福な時間ではないでしょうか。そろそろ起きなければいけないという気持ちが、魔法の香辛料となり、ぬくぬく感は倍増。絶品であります。 不登校やひきこもりの要因のひとつに、布団ぬくぬく幸福感を入れるべきでしょう。
よもやま話

1年ぶりに風邪をひく

1年ぶりに風邪をひきました。逆に言えば虚弱人生で初めて、1年間も風邪をひかなかったということです。健康になったか、バカになったかのどちらかだ。 豚インフルエンザが流行っているので発熱したら、発熱相談センターに電話するのがマナーになっています、私も電話しました。熱が何度か、セキや鼻水などの症状、最近海外に行ったか、家族でインフルエンザの人はないかとの質問に答えるという仕組みで、そこから相談員が新型インフルエンザの可能性が高いか低いかを判断する。自分の場合はインフルエンザの可能性は低いから近くの病院で診察してね、と言われてお終いでした。ここで可能性が高いとなると、専門対応の病院を紹介してくるのだと...
ひきこもり

間違っていた

首のところがべろーんとしたTシャツを着て、扇風機に向かってあーって言ってみる。ああ、これこそがひきこもりだなと、我に返りました。一生懸命ブログを書く必要なんてないよ。空想締め切りは、空想だった。何もしない、ブログも書かない、もちろん働かない、学校は卒業しない、もてていない、そんな当たり前のひきこもり生活をおろそかにしてはいけない。 朝寝坊して、昼寝をして、夜もちゃんと眠る。そんなひきこもりに私はなりたい。
ひきこもり

ひきこもりとパソコン

パソコン導入前と導入後ではひきこもりの深さが違います。パソコンがない時は、完全ひきこもりでした。自分から自分へ空想メールを送り、部屋で寝転び天井を眺めながらの妄想インターネット。その成果を小説として原稿用紙に書き上げ、空想作家としてデビュー。妄想読者(自分)の絶賛をあびる。文学新人賞に応募し、初めて現実世界に触れ、一次審査で落選という当たり前の「つっこみ」を受ける。全然納得できないひきこもり文豪。そんなことを一年に数回繰り返して、文学を理解できる編集者がこの世にはいないことを嘆く悲劇のひきこもり作家生活です。 誰ともつながっていない。バーチャルと言われるインターネットすらつながっていない、ウイ...
ひきこもり

チョコより甘い贈り物

何でもブログに書けばいい、最近そう思います。もし、もてないのであれば、そんな思いをポエムにしてブログに書けばいい。少し心が軽くなる。か、もっと死にたくなるかはポエムしだいです。もし、アルバイトが長続きせずやめてしまったのならば、そんな忸怩たる思いをエッセイにしてブログに書けばいい。ネタのためにやめたのだと思えば気も楽になる。コメント欄で罵倒されても削除すればいいんだ。 悶々とした気持ちをすっきりさせるアイテムがブログなのだと思います。ブログの面白さというのは文章がうまいとか下手とかそういう問題じゃない。どれだけほろ苦い人生を送っているかを語り、それを読んだ人が共感する。お互いの胸に秘めたほろ苦...
ブログ運営

読むと死にたくなる文章・第1回ぽんちエッセイ

宣誓 私はここに心の病む人の心の病む人による心の病む人のためのページを作ることをここに宣言します。 \(^o^)/ 全ての準備は整いました。掲示板ありチャットありこれでコミュニケーションはばっちりです。どうですか皆さん。一見みすぼらしいように見えるこのページもシンプル・イズ・ベストと言う思想に基づき、わざとこうしているのだと言うことをご理解頂きたい。派手で華やかなホームページの時代は終わったのです。質素、これに尽きます。ぜひこのページの男ぶりを堪能していただきたい。これこそ男の中の男のページ。チャットルーム(動作不確認)はやばいくらいにの出来ですが私が悪いのではありません。ジオシティーズが悪い...
ひきこもり

俺たちのほろ苦いメモリー

いきなり不登校になる人もいないと思う。最初は家を出て、そして学校ではないどこかに行くんだ。暗黒高校2年生の時だろうか、ボクは山下公園のベンチに座り、鳩にむかってポップコーンを投げて時間をつぶしていた。学ランを着た高校生の周りを大量の鳩が囲んでいる絵を想像して欲しい。 高校に通っているというアリバイ作りのつもりだった。でも、やってることと言えば野毛の大道芸人も真っ蒼なシュールコントだった。今は何も誇れるものがなくてもいい、ただ朝の9時に山下公園で鳩に餌をやるのだけはやめよう。それがひきこもりの先輩である私からのたった一つのアドバイスさ。
ひきこもり

大きすぎる夢は体と心を壊す

大きすぎる夢は体と心を壊す。  大きすぎる夢とはどういうものなのか。10代、20代の若い人が小説家を目指したり、歌手に憧れたり、スポーツ選手になりたがるのは大きすぎる夢ではない。普通の夢。誰だって自分が理想とする人のようになりたいと思っているだけでしょ、健全です。 さて、本題に入ろうか。お前だよ、ひきこもっている中年男子。アルバイトではなく正社員になってちゃんと働きたいとは何事ですか。おじさんは恥ずかしいよ。IT関係の資格を取って、大学に入りなおして勉強する…ですと。お前ビッグだよ、お前の夢がビッグなんだよ。何から話せばいいのかな。資格や学歴がひきこもりの回復させる奇跡のリハビリみたいなものだ...
ひきこもり

雑草が食べたい

田んぼがあって、自分が食べる分だけの米を作ってしまえば生活のために働く時間が少なくてすむ。飢え死にすることもない。時間の切り売り労働は、1日3時間くらいですむようになるんじゃないか。兼業農家になりたい、としばらく前から思いながら、ひきこもり作業所でも土いじりなどして、プチトマトを育てたりしていました。 それにしても、雑草はなぜあんなに生えるのか。雑草という名前の草はないというが、雑草としか言いようのない草がプチトマトのまわりにたんまりと生えるのです。抜こうが踏みつけようが、たくましく何度でもはいあがってくる。もし、人間がこの雑草を食べる力、もしくはこれを食物にする技術があれば一生働かずに済むの...
ひきこもり

睡眠10時間

毎日10時間眠りたい。10時間の睡眠のためには、何かを捨てなければいけない。普通に生活していては、そんなロングな時間を睡眠に当てるなど無理なのです。 ぼーっとする時間は必要。これがないと俺が俺でなくなってしまう。本を読む時間に、ゲームをする時間、パソコンをいじる時間、ブログを書く時間と考えていると、働く時間なんてどこにもありはしない。これに風呂に入る時間だとか、食事の時間とかが入るのです。ぼーっとしてないで、本など読まず、ゲームもパソコンもしない、ブログなんか書かないで働いている人というのは、立派すぎると思う。どうしてそんなことができるのだろう。
ひきこもり

ひきこもりとスーツ

ひきこもりの悲しいスーツ。一回着てゴミになる悲しきスーツ。働こう、就職しようと、買って一回面接に行ってゴミになるスーツ。ネクタイの締め方がわからない。びろーんと長くなったり、後ろの細いほうが長くなったり。スーツは悲しい。
ひきこもり

情熱の否定形

本当にやりたいことは、○○はしたくないという否定形で始まる。熱い気持ちゆえ、学校で1日中死んだように過ごすのに耐えられない。今の自分にはやらなければならないことがある、時間の切り売りしている場合じゃない。本当にやりたいことがあるんだと、確信したからこそひきこもるのだ。 じゃあ本当にやりたいこととは何なんだと聞かれると、どういう訳か蛭子能収先生のように「エッヘッヘ」。したくないことははっきりしているんだけど、したいことはどうもはっきり見えてこない。ただただエッヘッヘであります。内に秘めた情熱は、どこからどうやって出て行くんだろうねえ。
ひきこもり

ひきこもりドッペルゲンガー

奴と出会って15年。いつも図書館にいやがって。ブックオフの105円均一コーナーに住んでるのかお前はと、心の中でいがみ合い、避けあっている。働いていないことはお見通しなんだぞ。 ひきこもりが100万人もいればご近所に自分以外にも一人くらいいるはずだ。奴との出会いは15年前の図書館。日のあたらない哲学・思想コーナーでよく出くわした。奴と出会うたびに私は哲学という学問を恥じ、読書なんて人生の何の役に立たないんだと絶望した。奴を避けるように私は図書館ではコンピューターの本ばかり読むようになった。奴と一緒に同じコーナーに居たら人間がだめになってしまう気がしたからだ。奴もそう思っていたのだろう。 ブックオ...
ひきこもり

ほろ苦いメモリー6

小3の時に担任だったⅠ先生は非常に礼儀にうるさかった。私は授業中にビー玉をいじっていて、先生に見つかって叱られた。そして「そんなに遊びたいなら運動場で遊んで来い」と教室を追い出された。 ビー玉を持って運動場で呆然としていると2階の教室の窓から「ちゃんと遊べ」とⅠ先生に怒鳴るので、あわてて運動場の砂の上にビー玉を転がした。他のクラス体育の邪魔にならないように気をつけながら運動場にビー玉を転がした。確か2時間くらい転がし続けて、やっとゆるしてもらえたと記憶している。
ひきこもり

ほろ苦いメモリー5

小学校3年の時担任だったⅠ先生は非常に礼儀に厳しい人でした。小学校では名札を胸につけるのですが、付けずに家に忘れて来ることもあります。Ⅰ先生の法律では1回忘れたら2時間廊下に立つ、2回忘れたら4時間廊下に立つ、3回忘れたら一日中廊下に立つ、4回忘れるとニワトリ小屋の中に一日中立つという罰が待っていました。ヒトラーよりも気狂いなティーチャーです。私は丸1日学校の廊下ですごしたことがある。廊下で食べる給食は味がしないねえ。
ひきこもり

ほろ苦いメモリー4

私は高校のとき、時々学校に行く登校拒否でした。登校拒否が恥ずかしいという気持ちに欠けていた。だから突然ぶらりと学校に行ったのです。久しぶりに学校に行くと席が1番前の真ん中になっていました。さすがにそこで授業をうけるのは無理と、朝のホームルームだけ受けて、速攻で帰宅した。ああっ、あれもいじめだったのかなあ。
ひきこもり

ほろ苦いメモリー3

小学校5年生くらいの時には、勉強のできるおとなしくて真面目な子どもロボットとして完成していました。それで問題なしと私は思っていましたが、当時担任だったK先生の考えは逆だったようです。勉強だけできておとないしい子どもは実は問題があると考え(見抜いて?)、私はK先生から「勝山君、生きろ!」とよく声をかけられました。 「生きろ!」とはただ生きるという意味ではなく、生き生きと活力に満ちた、充実感が内面から湧き出る、そんな風に生きろという教えです。私は毎日死んだ魚を目をして勉強ばかりしている要注意の生徒でしたから、強制的に私の席は教室の一番前の真ん中、教壇のすぐ前。授業中でもたえずK先生のチェックをはい...
ひきこもり

ほろ苦いメモリー2

小学校6年生の時に立候補して学級委員になった。本来なら男女1名ずつ2名選ぶ、ただ立候補者が多かったので、今回は特別にと先生の粋なはからいで男女2名ずつ計4人が学級委員になった。その4人の中の一人。でもリーダーは4人も必要ないので、私は何もやりませんでした。何もしない無責任な学級委員として、先生からの評価を著しく落としました。
ひきこもり

ほろ苦いメモリー1

高校の3年の時は完全な登校拒否で、ほとんど学校に行っていない。何ヶ月ぶりに学校にいったら自分が学級委員になっていた。不登校で学級委員になったのは私だけなんじゃないだろうか。あっ、もしかしたらいじめられていたのかも。
ひきこもり

誰にでも5人のファンがいる・ゴッホ編

ゴッホはかわいそうだ。生前一枚の絵も売れなかった、悲劇の天才画家。ゴッホの才能を認めなかったのは一般市民や権威ある芸術家だけではない。権威的でない前衛的な芸術家たち、ゴッホが尊敬していた印象派の先輩同志からも、まるで相手にされていなかった。でも5人くらいのファンはいた。一番の大ファンはゴッホの弟で、生涯にわたり文通をし、物質的支援をしてゴッホを支えたのだ。
ひきこもり

誰にでも5人のファンがいる

どんな才能のない人にも5人のファンがいる。世界に5人、スタンディングオベーションで絶賛してくれる人がいる。 ブログが大流行だ。あんな個人の日記みたいの書いて何がしたいんだ、誰が見るんだと思うかもしれないが、どんなブログにも継続していけば必ず熱心な5人のファンがつく。お寒いブログを良く見てみるがいい、一見閑古鳥が鳴いているように見えて、コメント欄には頻繁に熱心な書き込みがあることに気づくはずだ。 何をどう表現しても、どうやっても5人のファンがつく。だから自信を持っていい、それが7年前にホームページを作り、本気で全世界3千万人の読者に向けてエッセイを書いていた私が言えるたった一つのアドバイスだ。
ひきこもり

きちんと怠ける

自由に怠けるのに10年。平日の昼間にTVゲームを楽しめるようになるまで10年はかかる。