誰にでも5人のファンがいる・ゴッホ編

 ゴッホはかわいそうだ。生前一枚の絵も売れなかった、悲劇の天才画家。ゴッホの才能を認めなかったのは一般市民や権威ある芸術家だけではない。権威的でない前衛的な芸術家たち、ゴッホが尊敬していた印象派の先輩同志からも、まるで相手にされていなかった。でも5人くらいのファンはいた。一番の大ファンはゴッホの弟で、生涯にわたり文通をし、物質的支援をしてゴッホを支えたのだ。

タイトルとURLをコピーしました