2011

よもやま話

コンクリート大阪城

大阪城が鉄筋コンクリート造りだと知っていますか。私は訪れる直前にガイドブックを読んで知りました。なんとも風情のない、野暮な建築方法じゃないですか。でも、いざ大阪城に来てみるとそこは天下の名城、威風堂々たる風格があり、心は戦国時代にタイムトリップです。  大阪冬の陣・夏の陣。戦国時代に終わりをつげる戰いがここで行われたのです。現存しているのは内堀の部分だけですが、それでも大きい。駅から天守閣に辿り着くのも一苦労です。豊臣秀吉が造った元祖大阪城はこれよりも遥かに大きく、外堀は淀川に接していたほどでしたから、もう街全体が城のような感じだったのです。  真田幸村、後藤又兵衛になったつもりで大阪城に乗り...
ひきこもりブッダ全国巡礼ツアー

楽しんでいただけたでしょうか in 姫路&大阪

姫路・大阪弾丸巡礼徘徊ツアー、楽しんでいただけたでしょうか。お忙しいなか参加してくれた十大弟子の皆さんありがとう、そしてお疲れ様でした。関西は、ナニワ金融道のようなところ想像していましたが、そんなことはなく、なんとも雰囲気のいい街でした。食べ物も安くておいしい。本が発売したら改めて上洛したい。  台風のせいで、姫路城の瓦が落ちて、姫路城天守閣がお休みなのが残念でした。日本一美しいと言われる姫路城は工事中で、外見はこんなのです。
よもやま話

なぜ戸塚ヨットスクールは、ヨットレースの選手を育てないのか?

なぜ戸塚ヨットスクールは、ヨットレースの選手を育てないのか。なぜヨットと関係のない、不登校児童を相手にスパルタ教育をしているのか。本来はヨットスクールなのだから、オリンピックで優勝できるようなヨットレースの選手を育成する場所なのに、やっていることは不登校を治すための拷問です。  キ◯ガイ校長の戸塚宏は太平洋横断レースで優勝した経験者です。学校にはヨットレース選手が集まってもよさそうですが、そうならないのは戸塚宏のヨットレースの勝因が「我慢」にあるからです。ただ、ひたすら我慢でレースを制止てきたのですよ。  船体を軽くするために食料を減らし、時間のロスを減らすために睡眠時間を減らした。食料は乾燥...
甥っ子

嘘をつかない

おじさんが嘘をつくと、甥っ子も嘘つきになっていまうので、嘘をつかないように心がけています。教育とは、お手本のこと。
よもやま話

基礎英語1

Hi! I'm Hikikomiri MEIZIN. I'm from Japan. こんな具合にNHKラジオの基礎英語1を始めました。中一レベルです。忘れた英語をすべて思い出そうと1からやり直しです。  オランダに行きたい。自由な国オランダ。移民をうけいれ、安楽死も大麻も売春もあり。何ごとにも寛容なのです。こんなんでは、犯罪だらけで国がだめになってしまうと考えがちですが、実際はこれでうまくいっている。素晴らしい、ぜひ1度オランダを体験してみたい。オランダに行こう、オランダ語を勉強しよう、そう思ったのです。  風車、チューリップ、ゴッホ、大麻とオランダはヨーロッパ有数の観光地。さらに移民を多く...
よもやま話

精神論

ひとつになろう日本とか、ジジイが押しつけてくる精神論なんていらない。東北人の助け合いの精神を、いつまでも頼みにしていてはキビしい。がんばるとか、精一杯の努力とか、そんなのいらない。福島県民にベーシック・インカムを。  まずは、生活の保障。生活が保障されれば、避難も できるし、仕事も探せる。パニックになる理由がなくなる。住んでいる土地を離れることができる。節電で、放射能はなくならない。
よもやま話

本を紹介 俺書評『超ウルトラ原発子ども』と『かわいい手紙』

超ウルトラ原発子ども  ばーん。ゴリゴリの反原発読本が20年の時を経て、重版されます。著者の伊藤書佳さんは、私の本の編集者です。不安を煽るな! そんな言葉は通用しません。チェルノブイリ、内部被爆、石棺、鉛、コンクリート、槌田敦、と不安を煽る言葉しか載っていません。日本一わかりやすい原発の本としてロングセラー、すでに1万部ほど売っているそうです。  大丈夫、落ち着けと言っている大学教授など敵うわけもありません。16歳の時から反原発運動を開始したゴリゴリの反原発派です。「何をちょこざいな、片腹痛いわい」。原発事故はおさまる気配もなく、一ヶ月以上が経ちます。「いよいよ、わしの出番じゃな」、そう言わん...
ひきこもり

ぼっちでデモ

2011年4月10日、高円寺でおこなわれた「原発やめろデモ!!!!!!」に行ってきました。ひきこもりには敷居の高い、デモに参加です。以前、メーデーのデモに行ったときには、勇気が出ず、配っているチラシ一枚もらうだけで精一杯でした。しかも、雨宮処凛だと信じていた人が、ゴシック・アンド・ロリータの服を着ているただの人であったと、家に帰ってから気付きショックを受けました。ほろ苦いメモリーです。  私は今回、友人と待ち合わせをして行きましたが、基本的にひきこもりは単独行動です。ゆえにデモというのは難しい。デモの醍醐味っていうのは、現地に行って偶然知り合いにあうこと。顔のひろい人が楽しめるようにできていま...
よもやま話

雨天中止

原発事故以降、完全自宅待機を実行中です。放射線物質から身を守ろうと、はりきって家にこもっています。が、ずっと家にいると、どんよりとした気分になってくる。だから時々おもいきって、よしっ、いっちょ被爆するぞと、ぶらりと家の周りを徘徊するのです。  放射物質は雨と一緒に空から落ちてくる、そして土に浸み込み、それを野菜が吸収して濃縮して、それを食べた人間が吸収して濃縮してって、なんてことを考えるとお百姓する気にならない。農薬を使わない日本の野菜より、農薬使った外国の輸入野菜のほうが安全じゃないか。  放射能について考えていると、ストレスがたまってくる。放射能もストレスも健康に悪い。ほどほどに考えて、ほ...
ひきこもり

大丈夫くん

ひきこもって20周年、私の心のなかにはいつだって希望と夢に満ちた「大丈夫くん」が住んでいます。将来どうするんだ、親が死んだらどうするんだと脅されても、大丈夫くんにはかないません。キープ・オン・ひきこもりです。  でも心のなかに「現実くん」もいるわけです。わしは現実逃避せんぞ、孤軍奮闘している現実くんがいる。彼がいろいろ精神薬について調べたり、福祉制度、年金、生活保護について徹底的に調べ上げ、研究しているわけです。原発事故であるところの最悪の事態というのを考えて、日々過ごしているのです。  大丈夫くんは、いつだって願望だけで生きています。だったらいいな、これ一本です。外に出ないで稼げたらいいな、...
よもやま話

安心プルトニウム物語

  原発推進派の底力。これは、キてるぞ。
甥っ子

夢はなに?

おじさんの夢はなに? と甥っ子に聞かれました。茫然自失です。言葉を失いました。学校の授業で習ってきたことを、甥っ子はすぐにおじさんにぶつけます。  「おじさんの夢はなんだろうねえ?」とオウム返しするのが精一杯です。甥っ子はしばらく考えたあと、「野球かな、いやサッカーかな。どっちがいい」と聞いてきたので、それならばとおじさんは胸をはって、野球が夢ですと答えました。野球選手になりたい。  それならばと甥っ子先生、「これらかは、ちゃんと投げないといけないよ」と投球フォームを変えるよう指導してきました。腕を上から振り下ろし、こういうふうに投げなさいと言うのです。オーバースローです。  おじさんいつもこ...
甥っ子

反原発おじさん

放射能物質が危ないということを甥っ子に伝えるのは難しいことです。「どうなるの」と聞かれて、白血病になる、癌になるリスクが高くなると言っても、小学一年生にはわからないじゃないですか。だから、おじさんなりに翻訳して、「外にいると体が弱々しくなる」と説明してあげました。きっと学校も休みになるだろうと説明してあげた。  でも、実際は原発事故などおかまいなしで通常通りに授業があったうえ、原発は遠くだから大丈夫と先生から教わってきた結果、勝山おじさんは「うそジジイ」呼ばわりされております。体が弱々しくなるなんて、バカなことを言うな! と怒られてしまいました。評価だだ下がりです。日教組は原発推進派にちがいな...
よもやま話

元に戻る

原発事故が起きたので、しばらくは反核の風潮になるでしょう。でも、長くは持たない。必ず元に戻る。チェルノブイリの時も反原発の気運が高まり、社会運動も活発化したが、全部元に戻った。チェルノブイリ原発事故が起こる前の、大丈夫、安心だという事故前のお花畑状態に戻った。  人間というのは根が保守的なのだろう。変化がおこると、同時に反発がおこる。新しい未知の世界よりも、確実にわかっている今までのやり方に引っ張られる。だから、革新的な運動に火がついたなら、すみやかに実行し、悪いものを全滅させ、新しいものを創造しなければいけない。そこまでやりきらないと、全部元に戻る。  日本が戦争に負けた時、偉い軍人は全員処...
よもやま話

空想11日目

地震がおきて、ひきこもりを強化してから11日目です。地震や原発事故が起きても、自分のことで精一杯だという現状にかわりはありません、被災地支援も空想ですませています。  復興支援スペシャルTVドラマ「実写版エヴァンゲリオン」のキャストについて考えてみました。原発事故が運よくおさまれば、きっとこの手の娯楽ドラマが放送されると思うのです。実写版ガンダムか迷ったんですが、原作の富野由悠季が実写版のオッケイを出さないだろうという、政治的な要素も加味して、今回はエヴァです。  国民的アニメの実写ドラマを民放のゴールデンタイムに放送する、と仮定して出演者を決めます。テレビですから、視聴率やスポンサー、役者の...
ひきこもり

ひきこもり如来降臨

皆さん、すでにご存知のこととは思いますが、まずはこの記事をご覧ください。  【東日本大震災】15年間の引きこもり男性、自宅流出も避難せず奇跡の生還  - MSN産経ニュース  インターネット・アーカイブ   ばーん、まさにレジェンド。あの尊いお方が、人間界に降臨なされました。誰がみてもこれは神通力のなせる技、ひきこもり如来降臨であります。「避難はおっくうだった」の一言でうざいママンを退け、ひきこもりをキープ・オン。いざ災害に襲われると奇跡を連発して、危機をくぐり抜けていきます。  天井が落ちてくるという災難までも、自分の力にするところがすごいです。天井が落ちてなければ梁につかまることも出来ない...
ひきこもり

秩序あるひきこもり

福島原発事故に関するニュースを見たり、ネットでいろいろ情報を集めた結果、疎開する場所と移動手段があるなら避難、なければ「秩序あるひきこもり」という結論に達しました。  働かず、学校に行かず、家でごろごろしているのが一番だと思います。人が動けばエネルギーも食料も多く消費しますし、原発事故による放射能も心配、家の中で寝ているのがいい。動くべき人が動けるようにするために、何もせずなるべく消費しないように過ごすのです。  「不要不急のことではあまり外に出ないで、社会活動が数日間低下しても」by菅首相。ここまで、力一杯ひきこもり肯定されると何か自分にもやれることはないかと、はりきってしまいがちですが、い...
よもやま話

原発ぽーん

わたくしは、チェルノブイリで原発事故がおこり、日本でも反原発運動が盛んだった時期に、高校生だったこともあって原発に対する知識が少しあります。だから、ニュースを見て福島がやばいというのは、すぐに分かりました。  でも、ヤングの人は落ち着いて行動すれば大丈夫だくらいに思ったかもしれません。でも福島で大事故が起きれば、関東も射程距離です。もういかんと中年以上の人は思ったのでは。ヤングよ、昔のチェルノブイリの事故の時は、旧ソ連、今のウクライナから日本まで、ジェット気流にのって放射能がとんで来たのですよ、その距離8,000キロ。だから、福島でぽーんと爆発した映像をみた時は、私はちびってしまいましたよ。報...
甥っ子

甥っ子、泣かしました(4)

「おい、おっさん、何やってんだ!」、ばーん甥っ子次男坊の登場です。しかし、なんという憎たらしい口の利き方でしょうか、4歳のお坊っちゃんとは思えない、横柄な態度です。小さくてかわいいという保育園児のイメージが、本人には気に入らないのか、自分のことを「俺」と呼び、小さいくせに「でかい態度」をします。それが愛嬌があっておもしろい。  甥っ子次男坊は今、かまってブームとまねっ子ブームが両方いっぺんに訪れています。誰かのマネをして、すりよってくる。大の被害者が「お兄ちゃん」こと甥っ子長男坊です。長男坊「お兄ちゃん」と、次男坊「俺」で話を進めていきましょう。  お兄ちゃんがやることなすこと何でもまねします...
ひきこもり

日本社会復帰大学

日本社会復帰大学というのがある、と言っても誰も信じないと思うけれど、実在します。ひきこもりは流行ってないが、ひきこもりビジネスは流行っていると断言していいでしょう。  半年間で、1科目2単位を取得して、卒業というかげろうのような大学。授業はインターネットで受ける通信制で7万5千円、いかがなものでしょうか。 入学後には、八洲学園大学専任教員による週1回90分、全15回の通信授業を、共に学ぶ「バーチャルお姉さん」がメール等で毎時間フォローするサポートを行います。  バーチャルお姉さんの存在が、社会復帰から一番遠いもののように感じるのは私だけでしょうか。学生同士の交流はSNS、つまりミクシィ(やフェ...
よもやま話

ミニ・ビースト

テオ・ヤンセン展で先行発売されていたミニビーストをようやく組み立てました。結構時間をかけて作ったわりには、30秒ほど動かしたら、飽きてしまいました。細い棒を本体の横に取り付けて、手でぐるぐる回して歩かせるのが空しいのです。ところがです、そのあとに本屋で売られている、正式発売バージョンのミニビーストには風車がついているじゃないですか。  『大人の科学』という雑誌のふろくです。表紙の写真に写っているように、風車がついていて、風力でゆっくり歩くようになっています。先行試作版は風車を取り付けることは出来ず、手回しのみのでしか動かせない、よくもつかまされたな、ヤンセンめ。
不登校

不登校訪問専門員?

んっ、不登校訪問専門員ですと。随分カバーする範囲がせまい専門家ですなあ。不登校児を訪問だけの専門員なんて、おかしいと思って調べてみると、こんなものは正式には存在しない。  全国引きこもりKHJ親の会がかってに作り出した、手作りの資格です。前に、ひきこもり支援相談士という就職になんの効果もない資格を手作りしましたが、今回はレンタルお姉さんの不登校版ともいうべき、カメムシ専門員の資格を作ってしまいました。  DVD見て、レポートを提出すれば合格できるシステム。3万5千円+年会費が毎年5千円かかります。毎年、5千円払わないと、合格してもこの資格は使えなくなります。ひきこもり支援相談士と同じシステム、...
甥っ子

甥っ子、泣かしました(3)

風邪が治りました。これで甥っ子とも遊べます。年齢差3歳の甥っ子が2人いる、というのは結構困るものです。両方大事な時期じゃないですか。長男は学校でつらい思いをしているのだから遊んでやらなければいけない、次男坊は4歳で遊びたいさかりです。3歳とか4歳の時期に好きなだけ遊んであげないと、なついてもらえません、おじさんの人気が出ないのです。  甥っ子が来たときだけは、家族みんな揃って偽善食卓を囲みます。私が高校1年になってから1回もやっていなかったことが、甥っ子が来訪するたびにおこなわれています。団らんには楽しい会話がつきもの。でも、爺さん、婆さん、ひきこもりおじさん、小学生、保育園児に共通する話題が...
よもやま話

婆さんのクソポエム

自分の本が発売中止になってからというもの、日々悶々とあれこれ考えながら過ごしております。こんな状況を打破しようと、本屋に行くことにしました。  こういう時は新刊書に行くに限る、ブックオフみたいな古本屋に行っちゃだめ。あんな捨てられた本が売られているような、負け犬の棚に近づいてはだめなのです。新刊書がどっさり置いてある大型書店に行って、プラスのオーラを浴びるのがいい。今売れている本から、エネルギーをもらいたい、そんな気持ちで本屋にいくと、必ずベストセラーコーナーにあるの本が、これです。  ばーん。婆さんのクソポエム。これに比べたら水嶋ヒロ(※注 齋藤智裕名義で『KAGEROU』という小説を出した...
甥っ子

甥っ子、泣かしました(2)

長男坊はもう小学生ですから、今日は風邪ひいているから遊べないと言えばそれですむ。でも4歳の次男坊にはそんなことは通じません。「よし、じゃあ俺も一緒に寝るぞ」と言っておじさんの部屋に飛び込んできます。  おじさんの風邪が伝染るから、だめだと言っても「俺も風邪ひいているから大丈夫」と緑色の鼻水をながし、肺病のような咳をしながら、おじさんの部屋へアタックをかけてきます。こんなインフルエンザ級のバイ菌が、ひきこもり無菌室に入ってこれられては困るので、出てけ、来るなと鬼の形相で次男坊を追い返しました。  またひとつ、甥っ子との間に溝が出来てしまったようで、とても悲しいです。  おじさんがいないと暇だ、や...
love寂聴

love寂聴3&4号を模索舎に納品

模索舎にlove寂聴3号&4号を、それぞれ 7冊ずつ納品してきました。ついでに納品していた1号と2号の清算もしました。実売24冊。本の定価×0.7がわたくし勝山商事の取り分となります。今回は336円受けとりました。出版不況をものともしない、勝山商事の力に我ながら満足しています。やっぱTシャツじゃない、zineだなと思いました。  love寂聴特設ページを開設しました。勝山商事での通販が面倒くさくなってやめたので、love寂聴の情報はこのページにまとめて載せておきます。
甥っ子

甥っ子、泣かしました(1)

子供は寝ている時が一番かわいいといいますが、では一番かわいくない、憎らしい時はいつか。たぶん、ふてくされている時なんじゃないかな。  甥っ子とまわり将棋をしていました。甥っ子は途中で勝ち目がなくなると、ぶんむくれ、ふてくされ、投げやりに将棋の駒を投げるようになります。降参か、やめるか、と聞いても、嫌だという。憎々しげな、性根の腐った小学生阿修羅フェイスでまわり将棋をする。するといっても事実上やっているのは、対戦相手のおじさんだけで、甥っ子は自分の番には、駒をぶん投げてそれでおしまいです。  かわいげのなさも相当なものですな。これはいかん、こんな腐れ根性のひねくれっぷりが続くと将来、ガリ勉経由で...
よもやま話

でぶの抱擁

大相撲の八百長の不祥事に罰を与えるなら、改名がよい。大相撲改め「でぶの抱擁」にする。でぶの抱擁春場所として開催するのですす。「はっけよい、のこった」といった行司の掛け声も「でぶの抱擁、ほーれほれっ!」というものに改める。これくらい厳しい精神的な罰を与えたのなら、八百長もすぐにやめるに違いない。
ひきこもり

待つのは心の毒

待つことが、心の毒だということを知りました。待てば待った分だけ、確実に心がすさんでいく。待ってはいけない。幻の本「安心ひきこもりライフ」が出版中止になったあと、ひきこもりとは思えないくらい精力的に、出版社への原稿の持ち込みをしています。なにより、本が出ないのに出版記念イベント講演会を、5回もやってしまった男です。そしてはっと気付いたのです。  イライラするのも、他人に対してむかつくのも、「待つ」のが原因なのです。原稿を出版社に持ち込んだり、郵送したりする、そのあとじっと待つ、これがよくない。待つの裏には必ず、いい結果を期待している心があるのです。期待しちゃいけない、だめもとだとか言っていても、...
よもやま話

ベストのカミソリ

カミソリは何枚刃がベストか。永遠のテーマでしょ。枚数が増えるほど、値段が高くなってしまうから、単純に5枚刃がいいということにはならない。安くてよく剃れるのが大切なのです。今までは貝印の3枚刃を使っていたのですが、新製品が出たことにより、替刃が店頭で手に入らなくなりました。これを機会に別の会社のヒゲ剃りにするつもりなのです、どれがよいのか。  5枚刃だとひとつ交換するたびに250円かかる。高い。でも3枚刃にしても、たいして安くならないのです。2枚刃にすればぐんと安くなりますが、剃り味がよくない、なめらかさがなく、ごりっとする。電気カミソリでいいのだが、刃が直接肌に当たっていないのだから、どうした...
ひきこもりブッダ全国巡礼ツアー

本が出ないのに出版記念&先行発売イベント in 東京都北区

2011年1月16日(土)、「当事者が語る”ひきこもる”ということ」と題しての巡礼ツアー第2弾、いかがだっでしょうか。本が出ないのに出版記念&先行発売イベントをする勇者(狂人)は世界で私くらいじゃないでしょうかね。  入場料が千円(ひきこもり当事者は五百円)と高かったわりには結構人が集まってくれました。80人くらいはいたはず、皆様の慈悲に感謝します。反省点としては、話す方も、聞く方も集中力の限界は2時間だなあということ、映画もそれくらいでしょ。特に私はコメディアンですから、1時間くらいがちょうどいい。休憩も含めつつも、3時間は長かった、皆さんお疲れさまでした。
ひきこもり

冬のお百姓さん

冬の畑は農閑期といって、あまりやることがありません。力仕事は、堆肥作りとくらいです。雑草もあまり生えず、害虫も少ない、たまに焚き火をしては日向ぼっこです。最近は畑の石やゴミをひろって、ぼっさりしています。やっぱ、お百姓さんに限りますのう。
甥っ子

今年のお年玉交渉

今年も甥っ子と正月会議です。ケチくさいしみったれた親戚と思われたくない、でもお金はそんなにもっていないひきこもりおじさんと甥っ子とのお年玉調停会議です。  いくら欲しいんだとずばり聞いてやると、「1万円」と答えました。さすが算数を習った小学生、去年とはまるで違います。  おじさんは何度も聞こえないふりをしましたが、要求額は変わりません。たまらず値下げ交渉です。まず甥っ子に「お前さんは正気なのか」と尋ねました。さらに小学生で1万円はもらいすぎだろうとたしなめました。北海道のほかの親戚はいくらか尋ねると、最高額は5千円だと言います。  甥っ子が「1万円か5千円か。おじさん、どっちかだ」と二択を切り...
ひきこもりブッダ全国巡礼ツアー

ひきこもりブッダ全国巡礼ツアー in 東京都北区 2011/01/16/

2010年01月16日(日) 終了しました。 ■講演会 当事者が語る”ひきこもる”ということ 会 場 北区岸町ふれあい館 時 間 13:30〜16:30 講 師 勝山実(名人) 参加費 1000円 *注 ひきこもり不登校当事者は半額の500円に         なります。受付で本人だぞ、と言ってください。         本人割引が適用されます。 定 員 100人 主 催 NPO法人登校拒否・不登校を考えるネットワーク 連絡先 03-3906-5614  入場料1000円、名人ぶったくりディナーショーです。ちらしに当日会場にて新刊「安心ひきこもりライフ」先行発売と書いてありますか、そのようなこ...
甥っ子

捜査

甥っ子刑事がおじさんの部屋に入ってきて、財布の中身を調べるのです。  「けっこう、はいってるね」  と言われてしました。小学校1年生になると、お金の意味が分かってきますから、おじさんの財政状況が気になるようです。
よもやま話

テオ・ヤンセン展

お台場でやっているテオ・ヤンセン展に行ってきました。テオ・ヤンセンって誰? という人はこの動画をご覧ください。   割り箸ロボットみたいなやつが、さわさわ音をたてながら歩くのがかわいい。ヤンセン最高だよ、とおもわず言いたくなるほどです。大きいやつは、風の谷のナウシカに出てくるオームのような迫力がりまする。小さいやつは会場で実際にさわって動かせたりします。  ひゃほーい、おもしろい。これが正しい芸術ですよ。
ひきこもり

「ひきこもりケア 民間の資格講座」という記事について

新年1発目に、嫌なニュース記事の話題を見た。いや、これは記事なのだろうか、四角で囲まれているところをみると広告なのかもしれない。2011年の1/4の朝日新聞のもの。  「家庭訪問支援士」という民間資格をできたという。前にKHJ親の会が不登校訪問専門員という民間資格を作ったが、それと値段もやり方もほとんど同じなのです。試験なく、3万1500円を払い、テキストとDVDをみてレポートを書いて一定水準以上なら合格という、金で資格を買うシステムです。  やっている団体が、育て上げネット。タメ塾の息子のやっているNPO法人です。この団体が、家庭訪問支援士の養成講座を始めたのです。タメ塾といえば、力づくで施...