んっ、不登校訪問専門員ですと。随分カバーする範囲がせまい専門家ですなあ。不登校児を訪問だけの専門員なんて、おかしいと思って調べてみると、こんなものは正式には存在しない。
全国引きこもりKHJ親の会がかってに作り出した、手作りの資格です。前に、ひきこもり支援相談士という就職になんの効果もない資格を手作りしましたが、今回はレンタルお姉さんの不登校版ともいうべき、カメムシ専門員の資格を作ってしまいました。
DVD見て、レポートを提出すれば合格できるシステム。3万5千円+年会費が毎年5千円かかります。毎年、5千円払わないと、合格してもこの資格は使えなくなります。ひきこもり支援相談士と同じシステム、資格というよりは年貢徴収制度でしょ。
合格すると不登校訪問専門員認定証をもらえるようですが、誰にも分からないよね。私が知らないくらいだから。こんな認定証をもつて訪問しても、不法侵入でセコムに通報されるだけなんじゃないかな。ひきこもり本人より、KHJ親の会のほうが社会問題化してきましたな。教育職員免許状という国家資格がちゃんとあるから、資格が欲しいならそっちを取ればいいのに。
勝山おじさんのような、訪問しない不登校専門員こそ本物。うざいことはしないという、不登校のマナーをよくわきまえているからな。
コメント
法務局に問い合わせたら、名称(ひきこもり・・・)、
住所(北海道・・)も存在しませんでした。
やはり、インチキだったんでしょうね。
KHJ親の会の親玉である奥山雅久が2日に亡くなりましたけど、私は冥福を祈る気持ちにはならないです。
他の皆さんはいかがでしょう?
2月(だったと思います)の読売新聞で見たんですけど、結局元ひきこもりのご長男とは和解出来なかったみたいですね。
今は実家を出て、奥山サンとは関わらずに生活されているとの事。
当然の結末ですよ。
ずいぶん前にテレビで見たんですけど、この親父ったら、当時ひきこもりだったご長男を電話で怒鳴り付けていたのですから。
奥山サン=KHJの思想って、「私たち親の育て方は間違っていないのに、バカ息子(娘)が勝手にひきこもりになりやがった」ってカンジで、完璧にビョーキ扱い。
ちなみにKHJの意味は、
K=強迫性神経障害
H=被害妄想
J=人格障害
実にけしからんですよ。
電話相談で、ガハハが出てくるようではお終いですなあ。
KHJは結局のところお金が欲しいだけなんですよ。
ひきこもりがひきこもり支援員を名乗る、まさにその通り。
異議なしです。縄張りの中でしか活動できないって、ヤクザと同じですよ。
ひきこもり弁護士っていいなあ。最高だよ。
働けなくても、パジャマに弁護士バッチをつけているだけで、よし!
ひきこもり販売士、ひきこもり外務員、ひきこもり宅地建物取引主任者等、当事者のセレブリティの方が圧倒的に上ですよ。
何よりも、響きが格好良い。なんとなくセールスマンという趣があるではないですか。
それに引き換え、不登校訪問専門員という権限の小さなこと。
ひきこもり界のトップエリート、ひきこもり弁護士やひきこもり税理士を口説けてこそ、真の公的資格といえるのではないでしょうか。
ひきこもりがひきこもり支援員を名乗れば、さもひきこもりでなくなるかのような錯覚を起こすのでしょうな。結局ひきこもりはひきこもり業界にしか社会復帰の道がないと言っているようなもの。そこでもまた上から金を吸い上げられる。まさにひきこもり版の貧困ビジネスですな。
内閣府その他の調査では就職・就労に伴う挫折がきっかけでひきこもりになったケースが3割を超える結果であったのに対し、KHJが従来から主張してきた不登校からの延長組は1割程度に留まったいう報告を見ても、KHJはもはやひきこもりの姿をきちんと把握できているとは思えませんな。当然ながらまともな処方箋を用意できるはずもない。
この頃は「ひきこもり」=「精神障害者」と定義付け、障害者の福祉枠に捻じ込もうと躍起になっている模様ですな。これは見方によっては勝山先生が唱える安心ひきこもりライフを制度的に後押しすることになりますな。
KHJは私が20代の頃に電話相談でお世話になりました。最初は人がいい感じのおばさんが出てきて身の上話を聞いてもらえたのですが、2~3年たった3回目くらいの相談でガハハなおじさんが出てきて説教されました。この頃からKHJは変わってしまったなと感じるようになりました。当初から変な資格を認定する勉強会(自己啓発セミナー?)をやっていましたが、資格を金で配るようになってからは完全にあっち側の団体になりましたね。
2時間7500円だそうですから十分元は取れるんじゃないですか?
http://www.nicovideo.jp/watch/sm12465459