よもやま話

よもやま話

はとポッポCDデビュー

我らが総理大臣、はとポッポこと鳩山由紀夫がCDデビューします。鳩山由紀夫『Take HEART ~翔びたて平和の鳩よ ~』。若かりし頃の鳩山首相がうたう〝はあとそんぐ〟です。今から20年前、衆議院に初当選した時に自主制作した幻のプレミアレコードが、いよいよCDで復刻されるという。名曲だ、紅白出場も夢ではない。ていく はあぅ~♪ ※2020/05/02追伸   残念ながら現在は品切れ、廃盤になっています。私も結局は買いませんでした。
甥っ子

DS修理

ニンテンドーDSを甥っ子に貸したところ、壊れて帰ってきました。やっぱりでございます。これくらいで怒るようなおじさんではありません。ただ甥っ子のいい訳がひっかかるのです。自分だけじゃない、弟も壊したと言うのです。  誤謬の訂正とは、人間の弱さの習性で、間違いを犯すと、わざと似たような間違いをして、ごまかそうとすること。瀬戸内寂聴が断食に失敗したあと、3日断食というイベントをおこなって、全部うやむやにしようとする行為と同じです。  落として壊れたDSを、3歳の弟に渡し遊ばして、更に壊れることによって共犯者に仕立てたあげる。おじさんの怒りを、自分以外の者に向けさせようと、子どもが必死で考えた完全犯罪...
よもやま話

アオムシ・メモリー

キャベツと言えばアオムシ。家庭菜園においてアオムシに葉っぱを食べられないキャベツなど、ひとつもありません。スーパーで売っているつるつるキャベツは農薬まみれの危険な野菜なのですよ。  畑仕事の一環として、キャベツの葉っぱを裏返しては、アオムシを探し、見つけ次第ぷちっと殺生をしています。ブッダの教えに反するのことで、心が痛みますが、アオムシ君は大食らいです、放っておけばキャベツは芯だけになってしまう。  畑を舞う白い妖精、かわいらしいモンシロチョウが、アオムシの生みの親です。お百姓さんにとっては害虫だったのですな。かわいい女の子に話しかけられて浮かれていたら、創価学会の勧誘だった、もしくはアムウェ...
よもやま話

続・月刊 瀬戸内寂聴 第6号

雑誌には歩いている写真がほとんどなく、寂ちゃんがお寺の中でぼうーっとしているシーンばかりです。たった四軒のお寺すら歩いていないのではと疑ってしまいます。寂聴先生の雑誌なのですが、今号はじゃらんのような旅行雑誌に成り下がっている。山と溪谷社責任編集「お遍路ブック」と名づけたほうがしっくりきます。イラスト地図&写真満載のお遍路大特集。寂聴先生が「歩けないお婆さん」として、雑誌のほとんどの部分で無視されています。そのおかげで雑誌としての質は大変高く、実用性があるのですが、ファンとしては生臭みがなく、しらけてしまいます。角川書店編集部にこの点について、強く異議を申し上げたい。  寂長先生が歩けなくなっ...
よもやま話

月刊 瀬戸内寂聴 第6号

「ズコーッ」、これが雑誌を読んだ感想です。寂ちゃんファンの方だけ続きをお読みください。  ばーん、お待たせしました。ついに完結、瀬戸内寂聴責任編集「the 寂聴」の第6号です。ずいぶん探しましたよ。本屋を三軒はしごしてようやく見つけました、誰が読むんだこんな雑誌、それは私と君なのですよ。  本屋さんから見放されたラヴ雑誌、無事に発売されていたということを確認できただけでも感謝の気持ちで一杯です。ありがとう、角川書店。さて、前回の寂聴先生一歩も歩かずじまいのお遍路の旅の後編が今回の特集です。寂聴のお遍路【完結編】とあります。前編の次が、完結編と不自然なつながりですな。前回の無内容にそうとう抗議が...
よもやま話

ポスト瀬戸内寂聴

大変な過ちを犯してしまいました。瀬戸内寂聴先生が86歳だというのは間違いでした。実際は87歳です。私が講演会に行った時には確かに86歳だったのですが、その後、5月15日のバースデーを迎えひとつ年をとっていたのです。カウントダウンが始まっている寂聴先生にこの誤差はあまりに大きい。  過ちはこれだけではありません。女性の平均寿命を勘違いしていました。女性は、男子より10年長生きすると間違って記憶していましたが、正しくは約8年長生きのの平均寿命は86.05年です。ああ、なんたることでしょう。寂聴先生が三途の川を渡りかけているのです。サッカーでいうところのロスタイムに入りました。  いい男を見てもどき...
よもやま話

ポケモン邂逅

遊びに来た甥っ子にニンテドーDSを見せつけてやりました。喜ぶかと思いきや「誕生日に自分も買ってもらうからいいもん」とそっぽを向いてしまいました。あれま。叔父さんのDSが旧型のうえに、日焼けした中古のせいでしょうか……。  誘い水にアドバンス用のポケモンを渡してやると、食いつきました。大慌てで箱からカセットを取り出し、DSに差し込もうとします。が、うまくいきません。武者震いで、手が震えているのです。裏表さかさまに差し込むというあわてんぼう振りで、電源ボタンも押さずにスタートボタンを連打しています。やりたくてたまらないのですな、叔父さんしてやったりです。  子供が欲しがるであろうモノを予測し、先回...
よもやま話

古畳ワーキング

農業に必要なもの、それは藁(わら)です。藁にもすがりたいの藁です。でも意外とないでしょ藁って。藁ってなんだろうという都会人もいると思うので説明すると、稲の茎の部分です。お米をとった、残った部分ですな。近くに田んぼがないと手に入りにくい。  そこで古畳の登場です。畳の真ん中の部分(サンドイッチみたいになっています)が、藁です。畳を解体して、堆肥などに使う藁を確保するのです。でも最近の畳は藁を使わず、防虫建築素材とかいう板切れを使うそうです、情けない。腐り醗酵しかけの畳は大変臭く、夏の暑さとからんで、気を失いそうになります。苦行ですな。古畳解体が、最新のマイブームです。
よもやま話

お台場ガンダム

お台場のガンダムを見てから死ね。そう言い切っていいくらい、1/1実物大ガンダムは秀逸なものでした。お台場の潮風公園で、昔作ったプラモデルの144倍の大きさのガンダムが展示されている。友達と二人で見に行きましたよ。中年男子を中心に、たくさんの人が来ていて、道路は大渋滞。昼間に横浜を出たのに、駐車場に車をとめ、ガンダムを見れたのは夕方でした。でも苦労したかいはありました。スーパースターガンダム。想像していたよりも大きかったです。首しか動きませんが、それでも圧巻のパワー。宇宙ロケットの開発とかやめて、ガンダムを歩かせる開発を日本は進めるべきだ。アシモなんかりガンダムのほうが100倍かわいい。  ガン...
よもやま話

DS

叔父さんが持っているこれのことを、甥っ子の二人が「DS」と呼ぶのです。ポケモンのプラチナがやりたいとねだるのです。いかがなものでしょうか。最近、甥っ子が憐れに思えてきました。本物のDSで思う存分遊ばせてあげたい…、さう思ふのです。  ゲームの楽しさをきっちり伝えたい。そう考えて、テレビゲームはファミコンをしていました。初代マリオブラザースと初代ファミスタで甥っ子をみっちり鍛え上げてきました。アドバンスではGAME&WATCH Gallery4という知る人ぞ知る海外ソフトで、ゲームウォッチの訓練をさせています。カードゲームにトランプ、ボードゲームと振り返れば基礎ばかりです。  ポケモンバトリオと...
よもやま話

富士山パワー

2年連続で富士山に行って来ました。梅雨明けしたのに雨が降り続いている。前回はご来光、頂上到達ときっちり富士山を堪能できましたが、今回は試練の富士山です。車で五合目まで登ると雨。そこでキノコそばを食べながら、富士山サミットです、登るべきか登らぬべきか。3人で行ったのですが、私以外は初めての富士山なので、やはり何が何でも登りたいと言う。雨もいくらか小降りになったので、出発することにしました。  登り始めて1時間ほどでに雨はやみました。ああ、これこそ富士ブッダの慈悲でこざいましょう。レインコートは蒸れるので、体力をがんがん削ります。そのせいでしょう、ペースがスローダウン。とうとう七合目でIさんがギブ...
よもやま話

月刊 瀬戸内寂聴 第5号

the寂聴第5号が発売中です。ただ書店でのこの雑誌に対する扱いが変わりました、平積みになっていないのです。総合誌コーナーにひっそり二冊ほどあるだけ、これでは私のような愛のある読者しか見つけられないのではないでしょうか。まずは表紙を見てください。  ばーん、寂聴先生お遍路の旅に出発です。前回以上にオーソドックスな写真で平凡、突っ込みどころはありません。小さい写真では分かりませんが、実際に本を手にとって見ると寂聴先生の顔が疲れ切っているのが良く分かります。もう86歳です、かりに平均年齢まで生きるとしても、後二年後にⅩデーが訪れる予定です。ああ、なんと悲しいことでしょう。この生臭さともあと二年でお別...
甥っ子

2泊3日甥っ子合宿の2日目、3日目

合宿初日に6年間で甥っ子との間に築きあげてきたものを全部失ってしまった勝山おじさんこと坊さんジジイ。丹沢に行った時に、血と一緒にヒルに人間らしさも吸われてしまったのでしょうか、人間復活をかけて2日目にのぞみます。  もともとマンツーマンでのもてなしを得意とするおじさんも、最近はニイニ(長男)とブッチョ(次男)の2人の甥っ子を同時に相手にしなければいけないのです。サッカーでいうところのゾーンディフェンスですが、それでも1度に2人の相手はできません。でも、相手をしてあげなければ泣くに決まっています。苦行とはこのこと。長男とポケモンカードをしていれば次男がかまってプリーズと邪魔してくるので、兄弟げん...
甥っ子

2泊3日甥っ子合宿

甥っ子2人が、我家に2泊3日のお泊り会です。あんなうるさいのと3日も過ごすとは、いつもよりペースを落とさないと持たないなと気を引き締めて接することにしました。勝山おじさんはポケモン担当です。早速1日目、夏の映画がらみでデビューしたアルセウスの新しいカードセットを持って甥っ子が参上です。カード60枚フルデッキで、おじさんと勝負とは、小学生になる前なのにすごいのでは。これも、ひきこもりゲーム王の英才教育の賜物でしょう。甥っ子の持っているカードのほうが強いですが、子ども相手に手加減なしのひきこもり名人の頭脳も侮りがたい、いいバトルになるはずでしたが…、序盤おじさん有利にゲームが進んだ途端です、甥っ子...
よもやま話

ヒル

ひきこもり界のクレイジークライマー、勝山叔父さんです。今年も富士山に登ることになりましたので、予行練習として丹沢の大山に行ってきました。友達とその友人、そして私の三人です。大山にはヒルが大発生しているという情報が得ていたのですが、農業をやり始めてからというもの、気味の悪い虫とかに抵抗がなく、やっつけてやるくらいの自信があったので、まったく気にも留めませんでした。咬みたければ咬めばよい、血が吸いたければ吸えばよい、そんな風に考えていました。  結果、足首の所を咬まれ、血まみれです。登山用の厚手の靴下のうえから咬みつくとは、イメージとしては蛇だね。でも全然痛くない、そのかわり血が止まらないのです。...
よもやま話

木酢液

木酢液(もくさくえき)というのを知っていますか。炭焼きした時に出てくる煙を冷やしてとれる水で、園芸では防虫、病気予防などに効果があり、しかも天然で安全である、とマンガに描いてあった。打倒アブラムシにもってこい、農薬じゃないところもいいと思って買ってしまいました。後悔しています。完全につかまされたな。  とにかく臭い。においで虫の前に、人間がやられてしまう。洗濯物とかある、ベランダではとても使う気になれない。そもそも本当に防虫効果があるのか、いろいろ調べてみると実に胡散臭い…。値段が安かったのが唯一の救い、確か700円くらい。今のご時勢に、悪臭のするこの液体をどこに捨てたらいいのやら。こんなもの...
よもやま話

甥っ子次男坊

甥っ子とポケモンカードしていると、でぶっちょ甥っ子次男坊(もうすぐ3歳)がやって来てカードの上を走り回り、ゲームをめちゃくちゃにしてしまう。かまってプリーズということなんでしょうが、6歳の兄貴にそんなことが分かるはずもなく、激昂し相手の髪の毛をぎゅうっとひっぱったあと、頭をばんばんと叩く。次男坊号泣。そんな兄弟喧嘩が一日三回はおこなわれます。  こんな時に叔父さんはどうすればいいのでしょうか。次男坊の悪ふざけもわからないでもないが、大事なポケモンの勝負を途中で台無しにされた甥っ子長男の激怒も分かる。痛みわけかなと思う。  でもここからの次男坊の泣きが長い。同情プリーズの泣きです。力では兄貴勝て...
よもやま話

モニター募集に当たった

500名限定、モニター募集というのに応募して当選しました。ジュースが2本です。お試し体験ブログモニターということで、ジュースの感想をブログに書くという約束。条件付とはいえ、人生のほとんどに落選したきた自分として、当選はうれしい。  DANONE BODY-ism Calcium Works(ダノン ボディイズム カルシウムワークス)。中身はレモン水、果汁はゼロ。味や風味の感想をブログにアップして欲しいとのことでしたが、気がついたら全部飲んでいました。レモンの味だったはずです。  追伸。Fonte7/1号に安心ひきこもりLIFE第5回が載っています。張り切って書いてますので、誰か不登校の人に頼ん...
よもやま話

追悼

人生八十年の予定で生きていますが、私と同い年の友人が亡くなってしまいました。事故死らしい、それしか分かりません。仲の良い友人よりも、遠い親戚のほうが死んだ人に対し権利があると申しましょうか。友達だ、という理由では死亡確認すら出来ないのです。そんな中手がかりになったのが友人の書いていたHPの日記で、そこからわずかな手がかりと、過去のメールを調べたりして、まあ自分は特に何もしなかったのですが、埋葬された墓の場所を知りました。  年寄りが死ぬのと違って自分と同い年、まだ37歳の友人が死ぬのはショックで、死の研究本とか読んで、万全の心の準備をしていたつもりでしたが、かなり打撃を受けました。実感がわかな...
よもやま話

雑草抜く喜び

畑に生えている雑草を抜くのが心が癒いです。雑草セラピーとでも言いましょうか、ちまちまと雑草を引っこ抜いていると、すっと無の境地になります。雑草取りというと不毛な作業のようにも思えますが、雑草を一箇所に集めておけば堆肥になり、これが畑の栄養になるのです。  畑の農作業はちゃんとしゃがむのが大切です、そうしないと腰を痛めますから。夏は麦わら帽子をかぶり、首にタオルを巻き、汗を流します。近所の子供が私見て、あのカールおじさん痩せてる、とそんなことを申しておりました。
よもやま話

1年ぶりに風邪をひく

1年ぶりに風邪をひきました。逆に言えば虚弱人生で初めて、1年間も風邪をひかなかったということです。健康になったか、バカになったかのどちらかだ。  豚インフルエンザが流行っているので発熱したら、発熱相談センターに電話するのがマナーになっています、私も電話しました。熱が何度か、セキや鼻水などの症状、最近海外に行ったか、家族でインフルエンザの人はないかとの質問に答えるという仕組みで、そこから相談員が新型インフルエンザの可能性が高いか低いかを判断する。自分の場合はインフルエンザの可能性は低いから近くの病院で診察してね、と言われてお終いでした。ここで可能性が高いとなると、専門対応の病院を紹介してくるのだ...
よもやま話

テントウムシダマシ

偽者やインチキがまかり通るのはひきこもり支援だけではありません。心の癒し、家庭菜園の世界にも偽者はいます。テントウムシダマシという虫を知っていますか。名前が正体を自白しているところがちょっとかわいいですね。テントウ虫はアブラムシなどを食べてくれる益虫、見た目も愛らしく、農にとってありがたい虫ですが、似て非なるテントウムシダマシは害虫で葉や果実を食べてしまう憎らしい虫です。しかもてんとう虫と違って逃げ足が速いです。騙せないとわかるとサッと逃げさる素早さは敵ながら天晴れ。てんとう虫と違い背中の星が28個もあるので見分けるのは簡単、見つけ次第、手でつぶしてしまいます。植物と虫と人間の駆け引きも楽しめ...
よもやま話

親知らず

親知らずという何の役にも立たない歯がありますよね。過去に2本ほど抜きました。もう2本あるはずです。下の歯の一番奥にちょこっと生えている親知らずが一本あり、歯医者さんからも絶対虫歯になるから抜いたほうがいいと言われていたのですが、怖くてずっと先延ばしにしていました。  中途半端なのです。歯の先端部分がちょっと顔を出しているような状態です。こういう場合、そのままでは抜くことが出来ずメスで歯ぐきを切り、親知らずを抜くらしいです。想像しただけでおしっこをちびってしまいます。  そんな私の親知らずもとうとう虫歯になってしまいました。諦めて抜くしかありません。優しくて腕のいい歯医者さんなのでひょっとしたら...
よもやま話

増長する甥っ子

ポケモンカードのルールを教えてあげて以来、甥っ子が3日に1度は家に訪ねてくるようになりました。ポケモン博士である叔父さんと遊びたいのです。でも負けると泣くし、わざと負けると叔父さんはやる気がないと腹を立ててコインを投げつけたりします。6歳ともなると子供だましが簡単には通じなくなります。  昨日、「叔父さんは本当にルール分かっているの?」と詰問されました。友達とポケモンカードをしたところルールが違っていて大恥をかいたと甥っ子が言うのです。お前ウソジジイじゃないか、と責めるのです。働かないことをなじられても気にしませんが、ゲームのルールを知らないと言われて黙っているわけにはいきません。私は甥っ子が...
よもやま話

月刊 瀬戸内寂聴 第4号

今までで一番まともな表紙ではないでしょうか。イケメン男子とのツーショットは瀬戸内寂聴先生の煩悩をストレートに表現していて好感が持てます。寂聴先生が首からかけている輪袈裟とモックンのネクタイがお揃いの色になっているでしょ。これはモックンの演出で、寂聴先生を喜ばそうとこの色のネクタイをわざわざ選んできたのです。さすがイケメン男子、びしっとスーツで決めて、ネクタイは相手の女子にあわすという、まったく隙のないコーディネイト。同性から見ても、文句のつけようのない二枚目ですよね。  ただ、何か不吉なものを感じるのは私だけでしょうか。寂聴先生が豊田商事の社員に騙されかけている孤独なお年寄りに見えるのです。モ...
よもやま話

ポケモンカード

甥っ子がポケモンのカードを持っていたのですが、私はマリオ世代だからピカチュウが狸なのか狐なのかすら分からない。でも叔父さんはゲームに詳しいと信じている甥っ子を裏切るわけにはいかないので、ポケモンを一から勉強してみました。  と言ってもニンテンドーDSでやるポケモンではなく、カードゲームのほうです。知ってますか、ポケモンカードって。トレーディングカードと呼ばれるジャンルの対人用カードゲーム。まずは、ポケモンカードGBという、旧ゲームボーイのソフトを買って勉強。これはためになる。トレーディングカードがどういうものか理解できた。中古ゲーム屋に売っている変なカードは、全部この仲間だったんだな。ただルー...
よもやま話

瀬戸内寂聴講演会 ケータイ小説を大いに語る(6)

勢いに乗った寂聴ダディーは、今の時代はこれだと、小鳥問屋を始めます。たちまち狭い家の中が仕入れた小鳥で一杯になり、大変に困ったと寂聴先生はおっしゃいました。指物職人が小鳥屋なんかを始めてうまくいくのだろうかと思うでしょうが、これがうまくいったそうです。小鳥ブームに乗り、毎朝家の前でおこなわれるセリはたいそう盛り上がった。  たくさん人が集まれば、セリの値段が上がりもっと儲かる。そう考えて寂聴ダディーが購入したのが、当時は珍しかった九官鳥、物まね鳥として有名ですね、言葉だけでなく声の音色までも真似します。この九官鳥に言葉を覚えさせた。「おはよー」「いらっしゃいませ」と話すようにすると、たちまち世...
よもやま話

瀬戸内寂聴講演会 ケータイ小説を大いに語る(5)

「今は史上最大の不景気らしいですが、今から80年位前にも同じような不景気がありました」寂聴先生はおっしゃいました。世界恐慌です。株価暴落、企業倒産と本当に酷かった。当時、ぱーぷる寂聴は小学校に行く前の子供でしたが、この大不況のことをはっきり覚えているというのです。  寂聴ダディーは腕のいい指物職人でした。指物とは釘を使わないで作る箪笥やイスなどの木製家具のことです。当時は大きな家に住み、弟子が5人ほど住み込みで働いていました。その生活を襲った大恐慌。人のいい寂聴ダディーは友人の連帯保証人になっていて、多額の借金を背負うことになります。弟子を全員解雇、家を売り払い、家族は小さい家に引っ越すことに...
よもやま話

瀬戸内寂聴講演会 ケータイ小説を大いに語る(4)

「でもね…、これは一銭も入ってこないのよ!」寂聴先生は2回ほど連呼なされました。煩悩万歳、京都から参上した我利我利亡者が姿をあらわしました。  今まで自分が書いた小説のようにはいかない、そう言って演台の下から書籍化されたぱーぷる著あしたの虹をすっと取り出し、表紙をぽこんと叩きました。本は印税がたくさん入ってくるが、ケータイ小説はダウンロード数が567万もあるのに一銭も入ってこない。自信作であり、ケータイサイトで人気なのに、肝心の本は売れず、期待していた映画化のお誘いもちっともこない。寂聴先生はかなりご不満のようです。  ぱーぷるのスタンダップコメディーは、舌好調という表現がぴたりとあてはまる面...
よもやま話

瀬戸内寂聴講演会 ケータイ小説を大いに語る(3)

寂聴先生は老いについての一番の問題は感動が鈍くなることだと言いました。例えば桜が咲くと、前は綺麗だな、美しいなと感じたものですが、86歳になると「ちっ、また咲いたか」と思うようになる。いい男が寂庵に訪ねてきてもちっとも感動しない、元シブがき隊のモックンが来てくれた時も感動しなかった。「情けないことですよ、自分が許せない。私は半分死んだ!」、寂聴先生はおっしゃいました。  感動を取り戻そう。わくわくどきどきの元はどこにあるのか、それは“秘密”にあります。「私は何でも書いちゃうでしょ、小説ストリップをずっとやってきました、スッパンパンで大股ひらいてもね、人は感動してくれませんよ、見せてくれないと、...
よもやま話

瀬戸内寂聴講演会 ケータイ小説を大いに語る(2)

時間が押した都合で、寂聴先生の講演が10分ほど短縮されることになりました。そのせいでしょうか、失った時間を取り戻すかのように、大変に早口です。ラップMC寂聴。出家して30年、生臭いとはいえ信者相手に場数を踏んできた、その力をいかんなく発揮し、ユーモアをまじえよどみなく一気に語っていきます。  どうして、ぱーぷること瀬戸内寂聴がケータイ小説に手を出したか、それは老いが原因だといいます。前の年、つまり85歳までは寂聴先生は「元気ぴんぴん」していたのですが、86歳になったとたんひざが痛くなり、酔っ払っては前後不覚になって階段から落ちたりするようになったそうです。「心は成熟しても肉体は衰えていくもので...
よもやま話

瀬戸内寂聴講演会 ケータイ小説を大いに語る(1)

瀬戸内寂聴先生の講演会に行ってきました。愛されることより、愛することのほうが大事と、寂聴先生も申しております、私もとうとう行くところまでいってしまいました。4月3日金曜日、平日の昼間におこなわれた「ケータイの世界に入って見えたこと」と題する講演会、抽選で1千名入場無料という、ぱーぷるが見れる上にただというひきこもりのための講演会、ネットで応募して待つこと2週間、ついに当選のはがきが届きました。  東京・浜松町でおこなわれた講演会、会場はすいていて、千人は入れるところに半分より少し多いくらい、600人くらいでしょうか、前半分がだいたい埋まっていて後ろ半分は好きな席に座り放題という感じです。前のほ...
よもやま話

国宝 阿修羅展

阿修羅を見に上野の東京国立博物館まで行って来ました。やあ、かつちゃんと阿修羅も快く僕を向かい入れてくれました。釈迦十大弟子も六人、上野に来ていました。舎利弗、目連、羅ご羅、富楼那、迦旃延、須菩提がいた。イケメン仏弟子、阿難がいないのがちょっと残念ですね。弟子は見た目、ほとんどキャラがかぶっており、ブッタ好きの僕が見てすら、全員同じ人のように見えます。  ひきこもって暇なのですから平日の昼間を狙って見に行くべきです。どうせ辞めるんでしょその仕事、働いている場合じゃない。阿修羅はやっぱりスーパースターです、入場待ち30分でした。阿修羅を生で、しかもガラスの仕切りなしで見られるのです。ブッダパワーが...
よもやま話

月刊 瀬戸内寂聴 第3号

怖い、表紙を見て欲しい。  悪人の顔、香典ドロボーの顔である。いったいどういう人生を歩むとこんな笑顔が作れるのだろうか。爺さんなのか婆さんなのかすら分かない。  前号に引き続き、表紙のインパクトで勝負に出ている。特集は堕落のススメとあるが、断食中にたらふく飯を食べることでもススメるのだろうか。すでに出家僧でありながら牛肉にむしゃぶりつく寂聴に、堕ちる余地があるのか。  余談だが、人生相談における瀬戸内寂聴の励ましの言葉は「大丈夫、いい男いっぱいいますよ」だ。いかがなものでしょうか。
よもやま話

月刊 瀬戸内寂聴 第2号

私は瀬戸内寂聴を愛しているのか。愛しているからこそ、無関心でいられないのか、そう思うと何か悔しい、無視こそが瀬戸内寂聴に対する正しい態度なのに。  生臭尼のことなど忘れて過ごしていましたが、不覚にも数ある雑誌の中から月刊寂聴第2号を発見してしまいました。ちなみに次号からは隔月の発売になり、全6巻で完結する、そんな情報まで本屋で仕入れてしまいました。愛の力でしょうな。まあ、表紙をご覧ください。  ばーん、いかがなものでしょうか。この写真の前を素通りできる人の気持ちが分からない。度肝抜かれた、尻子玉も抜かれた。緑色の変なパジャマを着たアルツハイマーのお婆ちゃんではありません、小説家の田辺聖子氏です...
よもやま話

月刊 瀬戸内寂聴

月刊 瀬戸内寂聴、そんな雑誌がある分けない。ボクもそう思いたい。じゃあこれはなんですか。  ばーん。出版不況をものともしない魔王、ここに降臨。日本は瀬戸内寂聴のもの。偶然立ち寄った、新刊書店に行って愕然としました。こんなものが発売されていたのです。  瀬戸内寂聴責任編集『the 寂聴』第1号が刊行開始。いかがなものでしょうか。一冊丸ごと瀬戸内寂聴で、特典としてDVDがついてくるというアイドル仕様です。おいしい牛肉特集とかはなく、人生の旅と題して、ショーケンこと萩原健一と京都・横浜を語り歩く。誰が読むのか。そして、なぜ瀬戸内寂聴は出版界を牛耳り、君臨できるのか。 ぱーぷる嬢のケータイ小説だけでも...
よもやま話

マッスルデー37

本日、37回目のマッスルデーです。ひきこもり中年男子の新テーマ、脱・社会復帰を目指します。
よもやま話

「年末ジャンボ3億円」当たったら何に使う?(コネタマ)

毎日2万円使う生活を、40年間続ける。月30日×1年12ヶ月×40年で2億8800万円。まだお金が余るのだからすごいよなあ。でも、宝くじで3億円当てるのは、雷にうたれて死ぬのと確率的と同じで、絶対におこらない。宝くじを大量に買う人の気持がわからない。 コネタマ参加中: 「年末ジャンボ3億円」当たったら何に使う?(リンク切れ) ※2021/01/11 修正
よもやま話

2008年「今年の漢字」、あなたは何にする?(コネタマ)

巨人ファンにトラウマを与えた「岸」という漢字に一票入れます。岸か原か迷いましたが、やはり将来の日本のエースへの期待をこめて、こっちを選びました。 コネタマ参加中: 2008年「今年の漢字」、あなたは何にする? イベントも開催!
よもやま話

へヴィメタル賛歌

誰がヘヴィメタルを、ヘヴィメタルと名づけたのだろうか。このジャンルの音楽がいつからヘヴィメタルと名づけられたのかは知らない。ヘビメタだ。デーモン閣下だ。ヘビメタがヘビメタでなかったら、この音楽ジャンルもここまで廃れることはなかっただろう。エクストリーム、モトリークルーといった、かつての名バンドが復活している。盛り返して欲しいな。
よもやま話

子供の絵からみる心理

もし、自分に子供がいたらと思って、想像してみてください。子供が運動会の絵を描いたのですが、黒色の運動場に、黒色の本人、黒いお母さんに、黒いお父さんといったようなものが出来上がりました。いかがなものでしょうか。  ボクの甥っ子の絵のことなんですけどね。我が家では、このような絵を描く甥っ子を「雪舟」と呼んでおります。2ちゃんねる的な表現を使うなら、水墨画キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!です。クレヨンと色鉛筆ではだめ、墨と硯がないとこの子の才能は発揮できない、そう思い込むことにしています。  甥っ子の黒い絵に、子供の心の奥に隠されたメッセージがあるのでは? とちょっと不安にもなる。精神科医が見たら...
よもやま話

追伸・瀬戸内寂聴のケータイ小説「あしたの虹」

瀬戸内寂聴のケータイ小説でのペンネーム、“ぱーぷる”について私は大きな勘違いをしていました。ぱーぷるという言葉の響きが、かわいいからという理由で選んだのだと思っていましたが、源氏物語の作者「紫式部」の紫の部分を英語にするという、ダジャレであると、職業訓練中にハッと気がついたのです。ダジャレGメンとしては悔しくてなりません。目の前で堂々と万引きしているのに気づかずに見逃してしまった気分です。寂聴先生は、今頃、ぺろりと舌を出し、エッヘッヘッと笑っているに違いありません。  主人公ユーリの恋人の名前も、光源氏のダジャレで「ヒカル」です。つまり寂聴自身が紫式部で、ケータイ小説が現代版・源氏物語というわ...
よもやま話

瀬戸内寂聴のケータイ小説「あしたの虹」

生臭い尼さん、瀬戸内寂聴先生が匿名でケータイ小説を書いたというニュースは皆さんもご存知のこと思います。無視していたのですが、ネットサーフィン(死語)をしていたら偶然発見してしまいました。これも定めなのかもしれません。   ペンネームは「ぱーぷる」です。いかがなものでしょうか。私は一発でやられてしまいました。悔しいですが、数ある日本語から「ぱーぷる」を選び出すセンスに負けてしまいました。ちょっとだけ読んでみましょう。  『あしたの虹』、86歳の尼であり小説家、ぱーぷるが書いた、初のケータイ小説です。女子高校生のユーリが主人公。文章からは、セーラー服を着た瀬戸内寂聴先生しか想像できないのですが…。...
よもやま話

せーの

富士山は霊山、信仰の山であり、頂上には神社があります。登山道のおわり、鳥居をくぐって頂上に達する。ボクは疲れ切っていて、鳥居も狛犬にも、ちらと流し目をくれてやっただけで、とっとと通り過ぎましたが、ここでは多くの青春ドラマが演じられているのです。  男女5~6人が手をつないで、「せーの」でこの鳥居をくぐるのです。けっ。しゃらくせー。こんな学芸会が、野放しにされていていいのでしょうか。ゴミやトイレよりも、問題ではないでしょうか。狛犬の代わりに、土佐犬でも放し飼いにして、煩悩男女を阻止するべきです。  富士の頂上は残念ながら霧で景色は見えず、ただ次々訪れる感動ゴールをぼんやりと眺めているだけ。富士を...
よもやま話

富士山登頂成功ご来光

ひきこもり虚弱体質でも富士山の頂上までは行ける。そのことを証明するために富士山に登ってきました。八合目まで4時間で登れるコースでしたが、初心者の中年男子ゆえに5時間半もかかってしまいました。山小屋に着いたのは日が沈む直前の午後7時です。  山小屋の寝場所が、ホントに狭い。一畳に1人くらいのスペースが、一般的とガイド本には書いてありましたが、実際は三畳に4人という更に窮屈なもの。寒くて狭い、蟹工船チックな場所に、憧れの富士で出会うとは。プロレタリア万歳と、心の中で叫ぶ以外、自分を慰める方法が分かりません。  私は友人と2人で登りましたら、自動的に相部屋というか、相就寝スペースとなります。4人で一...
よもやま話

丹沢大山

富士山に登る決心をしました。もう悟りをひらくには、ご来光を見るしかない。もっと、もててもいいはずだ、そんな煩悩を振り払うには富士の霊山で心神を清めるしかない。でもいきなり富士山に登るのは無理があるので、リハーサルをかねて丹沢の大山に登ってきました。マイ登山ブーム継続中です。  岩が多く、足場が悪い。雨降りの山ゆえ、時々雨もぱらつきます。霧が濃かったので、景色なしの状態での登山です。約2時間半かけて頂上に到着しました。見えたものはマイナスイオンあふれる一面の霧だけです。頂で握り飯を食べ、休憩した後に下山。元のケーブルカーの駅まで戻って、ハイキングは終了であります。  全身汗だくでしたが、いい修行...
よもやま話

七夕

今日は七夕ですね。もてないひきこもり中年男子の想いが、毎年雨を降らします。かわいそうな織姫とヒコボシ。
よもやま話

現実的な

ハリセンボンの右と左、結婚するならどっちにするか。ファミレスで、そんな現実的な話もしますよ。死神を選ぶ男子が多いようです。
よもやま話

継続

ぐだぐだ続けるのは、いつか良い調子になるのを待っているから。面白いか面白くないかは自分でも分かるが、ぱっとしないから何もしないという潔癖な態度は、スランプ回復を遅らせる。調子が悪い、冴えない、鳴かず飛ばずな状況の時ほど、ぐだぐだと継続してやり続けることが、鳴きまくり飛びまくりの状況を呼ぶ。  調子が良くない、冴えない、ぱっとしない、鳴かず飛ばずな状況でも継続すること。これがぱっとした考えを思いつく原料に、なりますように。
よもやま話

鎌倉・カッパ天狗

今年になって急にボクの中で登山がブームになりました。いきなりのことなので、一緒に行ってくれる登山友達がいません。目標の富士山はおろか、まだ一つの山すら登っていない。これではいけない。取り合えずと、鎌倉へ安心楽々一人ハイキングに行って来ました。梅雨の季節ということで山道はすいており、なかなかいいものでしたよ。  横浜の円海山をスタート地点として、北鎌倉にある建長寺まで歩いてみました。ほとんど休憩も取らず歩き続けて3時間半。全身汗ダルマ、実に爽快で、園芸以上にぐっと来るものがあります。  建長寺のよもやま話をしましょう。建長寺の頂上付近にはカッパ天狗がいっぱいいます。ボクはこれが大好きで、鎌倉はす...