よもやま話

よもやま話

安心ひきこもりライフ増刷決定!

安心ひきこもりライフの増刷が決定しました。これで私も安心。やはり、朝日新聞に載った斎藤環氏の書評が効いたのではないでしょうか。 短い書評ながらちょっと読んでみようか、と思えるような良い書評です。これは可。  更に、9/11に安心ひきこもりライフの広告が朝日、読売、毎日新聞に載っているはずです。私は朝日新聞しか見てませんが、『ガンディー魂の言葉』の大きな新聞広告の横に、ちょこーんと謙虚な感じで載っていました。ガンディー先生の慈悲に、おんぶに抱っこですよ。
甥っ子

人生ゲーム

現代人の、甥っ子に中古の人生ゲームは渋すぎるかなーと心配しましたが、ぱっと見た瞬間に、「これが欲しかったんだ」と納得してもらえました。  四代目人生ゲーム(中古ジャンク品)です。ちなみに現在新品で売られている、最新版は六代目です。はじめは素直に新品を買う予定でしたが、職業にパティシエなんていう、尻の穴がむずむずするようなものが混じっているという情報を入手し、購入をやめました。そんな仕事をしているやつを見たことがない。  リサイクル店をはしごして、わざわざ古い型のを買ったのですが、中古の悲しさで備品が全て揃っていません。しかたなく職業カードのいくつかを手作りしました。甥っ子に見せたところ、  「...
甥っ子

予約

甥っ子から予約が入るようになりました。遊びに来る日に前もって電話をしてくるのです。「5時10分に行くから、ちゃんと家にいるように」と。ひきこもり名人クラスになると、外に出ろとは言われません、家にいるようにと、電話予約が入るのです。  最近おじさんも巡礼などで、家にいないことがあります。甥っ子としたら「約束が違う」ということでしょう、家にいないおじさんは、おじさんとは言えない。生まれた時から、何するでもなく、お散歩する時以外はずっと家にいたのですから、急にそんなかってに外出されては困るのです。  朝起きてから、眠るまで、どれだけ楽しく遊ぶか、という計画を立てて、子どもは生活をしているのです。「忙...
甥っ子

散歩って、どこにも行かないことなんでしょ

「おじさん! お散歩って、どこにも行かないことなんでしょ」と甥っ子が鼻息荒くせまってくるのです。  甥っ子と遊び続けると過労で死んでしまうので、いつも散歩にいく時間だからと言って、遊びを切り上げて、脱出するのが恒例の逃避パターンなのです。おじさんはお仕事にはいかないが、散歩には行くということは、理解して受け入れててくれていたのです。  甥っ子が仰天しているのは、その「お散歩」とは、どこにもいかないという意味だというのを学校で習ってきたからです。「お散歩ってどこにもいかないことなんでしょ」という質問に「そうだよ」と答えると、「じゃあ、どこにいってたの」「どこにも行かないのに、どうして出かけるんだ...
よもやま話

毎日新聞の広告

ばーん。2011/8/7の毎日新聞の9面です。吉本ばななの面白い顔ではなく、左下に注目してください。大きい広告ですよ、図書館に行くことがあればちょっと見てみてください。心打ち震えるものがありますな。
よもやま話

迷惑メールを防ぐ消極的な方法

友達からのメールは来ないけど、迷惑メールはたくさん来る。これを防ぐ方法はいくつかあって、一番はフィルタリングの設定です。迷惑御用達のフリーメール(使い捨てメール)、迷惑野郎のIPアドレス、全文英語のメール、迷惑ワードなどを登録して、怪しいものはゴミ箱に振り分ける設定すればいいのです。  最近のフリーメール、例えばGメールには、この機能が最初からついています。Thunderbirdなどのメーラーにもこの機能が着いているので、スパムはバンバンごみ箱に送り込んでやればいい。時々ごみ箱に、普通のメールが混ざってないか、点検する。  でもこれは普通のやり方で、私がオススメするのはもっと消極的かつ、敗北的...
甥っ子

お留守番

「頼むから土曜日は家にいてくれ」と甥っ子長男坊が何度も頭をさげて頼むのです。ひきこもりも名人クラスになると、外に出ろとは言われない、家にいてくれと懇願されます。  何でもお兄ちゃんのマネをするはずの甥っ子次男坊が唯一マネをしないもの、それが野球です。兄ちゃんは野球が大好き。勝山おじさんも野球が好き。なのに甥っ子次男坊ときたら「どうでもいい」と見向きもしないのです。だから家族でプロ野球観戦につれて行っても、席に座らず、歩きまわり、「帰りたい」を連発します。  「頼むから土曜日は家にいてくれ」と甥っ子長男坊が何度も頭を頼むのは、弟を東京ドームには連れて行きたくない(!)から。東京ドームから帰ってく...
よもやま話

パスポートの期限が切れた

パスポートの期限が今年の5月で切れていた。結局10年パスポートで行ったのはハワイのみ。妹の結婚式に、自慢できない兄貴としてついて行ったのです。精神的にきつかったですが、私よりも自慢できない親戚がいるせいで、国内で結婚式を上げるのに気まずさを感じ、海外で結婚式をするしかなくなった妹のほうがキツかったかもしれませんね。でも、それについては何も言わないのが、ひきこもりマナーです。  いつか自由都市オランダのアムステルダムに行ってみたい。でも旅費にパスポート代と考えると、果てしない夢ですな。
よもやま話

原発避難住民 1人月10万円

原発避難住民の精神的損害、1人月10万円 (魚拓)←期間、地域限定ではあるけれどもこれもベーシックインカムです。1人10万円あれば一時的にでも避難できる。  3ヶ月以上も避難生活するのは難しいでしょう。1週間でもいいから疎開するべきです。関西より西の、ホテルや旅館で屋内退避です。  その後にやるべきことは、住む場所を決めて、生活保護を申請することです。10万円受け取ったら『あなたにもできる!本当に困った人のための生活保護申請マニュアル』湯浅誠著 を購入して熟読する。貴重なベーシックインカム期間に仕事探しをしているようではドツボにはまります。避難者に対して同情的にな雰囲気のあるうちに申請したほう...
甥っ子

省エネブーム

節電タップをパチパチいじって、何かエネルギー問題を解決したような気分になっている勝山おじさんです。働きもせずに、ねちねちと原発事故について考えた結果、やはり大量のエネルギーを消費する生活スタイルをやめなくてはいかんという結果になりました。日本は、アジアでダントツのエネルギーの消費量でしょ。実は去年、我が家でエアコンを買う予定だったのですが、エコポイントの駆け込み需要で、エアコンがほとんど売り切れで買うのを断念したのです。じゃあ、今年は買うのか、省エネということを考えると、エアコンなんてないほうがいい。  だが、肝心の扇風機がもう三年くらい前から壊れているのです。三年くらい前、甥っ子長男坊がおじ...
よもやま話

デモ逮捕者1000人

明日の「6.11 新宿・原発やめろデモ!!!!!」に行ってこようと思います。菅直人は別に辞職しなくていい、原発を推進した連中が全員切腹すればいいんだ。  前回のデモでは四人の逮捕者が出たという。一万五千人参加してたった四人です。足りないと思います。たくさん逮捕されたほうが、結果的に全員釈放されるはずです。だって大量の人数を収容できる留置所などないはずです。デモで列を乱して、公務執行妨害なんていうしょっぱい罪で収容できるのは四人くらいが限度なのです。  みんなで逮捕されるしかない。みんなといっても用事のある人もいるでしょうから、無職で暇な人を中心に、逮捕要員を用意しておくのです。「逮捕決死隊」を...
よもやま話

これからの住まい

高層ビルのようなたくさんのエネルギーを使わないと維持できないような住居はなくなる。六本木ヒルズのようなところに住んではいけないのです。洞窟系、横穴式住居がはやると思うよ。
よもやま話

コンクリート大阪城

大阪城が鉄筋コンクリート造りだと知っていますか。私は訪れる直前にガイドブックを読んで知りました。なんとも風情のない、野暮な建築方法じゃないですか。でも、いざ大阪城に来てみるとそこは天下の名城、威風堂々たる風格があり、心は戦国時代にタイムトリップです。  大阪冬の陣・夏の陣。戦国時代に終わりをつげる戰いがここで行われたのです。現存しているのは内堀の部分だけですが、それでも大きい。駅から天守閣に辿り着くのも一苦労です。豊臣秀吉が造った元祖大阪城はこれよりも遥かに大きく、外堀は淀川に接していたほどでしたから、もう街全体が城のような感じだったのです。  真田幸村、後藤又兵衛になったつもりで大阪城に乗り...
よもやま話

なぜ戸塚ヨットスクールは、ヨットレースの選手を育てないのか?

なぜ戸塚ヨットスクールは、ヨットレースの選手を育てないのか。なぜヨットと関係のない、不登校児童を相手にスパルタ教育をしているのか。本来はヨットスクールなのだから、オリンピックで優勝できるようなヨットレースの選手を育成する場所なのに、やっていることは不登校を治すための拷問です。  キ◯ガイ校長の戸塚宏は太平洋横断レースで優勝した経験者です。学校にはヨットレース選手が集まってもよさそうですが、そうならないのは戸塚宏のヨットレースの勝因が「我慢」にあるからです。ただ、ひたすら我慢でレースを制止てきたのですよ。  船体を軽くするために食料を減らし、時間のロスを減らすために睡眠時間を減らした。食料は乾燥...
甥っ子

嘘をつかない

おじさんが嘘をつくと、甥っ子も嘘つきになっていまうので、嘘をつかないように心がけています。教育とは、お手本のこと。
よもやま話

基礎英語1

Hi! I'm Hikikomiri MEIZIN. I'm from Japan. こんな具合にNHKラジオの基礎英語1を始めました。中一レベルです。忘れた英語をすべて思い出そうと1からやり直しです。  オランダに行きたい。自由な国オランダ。移民をうけいれ、安楽死も大麻も売春もあり。何ごとにも寛容なのです。こんなんでは、犯罪だらけで国がだめになってしまうと考えがちですが、実際はこれでうまくいっている。素晴らしい、ぜひ1度オランダを体験してみたい。オランダに行こう、オランダ語を勉強しよう、そう思ったのです。  風車、チューリップ、ゴッホ、大麻とオランダはヨーロッパ有数の観光地。さらに移民を多く...
よもやま話

精神論

ひとつになろう日本とか、ジジイが押しつけてくる精神論なんていらない。東北人の助け合いの精神を、いつまでも頼みにしていてはキビしい。がんばるとか、精一杯の努力とか、そんなのいらない。福島県民にベーシック・インカムを。  まずは、生活の保障。生活が保障されれば、避難も できるし、仕事も探せる。パニックになる理由がなくなる。住んでいる土地を離れることができる。節電で、放射能はなくならない。
よもやま話

本を紹介 俺書評『超ウルトラ原発子ども』と『かわいい手紙』

超ウルトラ原発子ども  ばーん。ゴリゴリの反原発読本が20年の時を経て、重版されます。著者の伊藤書佳さんは、私の本の編集者です。不安を煽るな! そんな言葉は通用しません。チェルノブイリ、内部被爆、石棺、鉛、コンクリート、槌田敦、と不安を煽る言葉しか載っていません。日本一わかりやすい原発の本としてロングセラー、すでに1万部ほど売っているそうです。  大丈夫、落ち着けと言っている大学教授など敵うわけもありません。16歳の時から反原発運動を開始したゴリゴリの反原発派です。「何をちょこざいな、片腹痛いわい」。原発事故はおさまる気配もなく、一ヶ月以上が経ちます。「いよいよ、わしの出番じゃな」、そう言わん...
よもやま話

雨天中止

原発事故以降、完全自宅待機を実行中です。放射線物質から身を守ろうと、はりきって家にこもっています。が、ずっと家にいると、どんよりとした気分になってくる。だから時々おもいきって、よしっ、いっちょ被爆するぞと、ぶらりと家の周りを徘徊するのです。  放射物質は雨と一緒に空から落ちてくる、そして土に浸み込み、それを野菜が吸収して濃縮して、それを食べた人間が吸収して濃縮してって、なんてことを考えるとお百姓する気にならない。農薬を使わない日本の野菜より、農薬使った外国の輸入野菜のほうが安全じゃないか。  放射能について考えていると、ストレスがたまってくる。放射能もストレスも健康に悪い。ほどほどに考えて、ほ...
よもやま話

安心プルトニウム物語

  原発推進派の底力。これは、キてるぞ。
甥っ子

夢はなに?

おじさんの夢はなに? と甥っ子に聞かれました。茫然自失です。言葉を失いました。学校の授業で習ってきたことを、甥っ子はすぐにおじさんにぶつけます。  「おじさんの夢はなんだろうねえ?」とオウム返しするのが精一杯です。甥っ子はしばらく考えたあと、「野球かな、いやサッカーかな。どっちがいい」と聞いてきたので、それならばとおじさんは胸をはって、野球が夢ですと答えました。野球選手になりたい。  それならばと甥っ子先生、「これらかは、ちゃんと投げないといけないよ」と投球フォームを変えるよう指導してきました。腕を上から振り下ろし、こういうふうに投げなさいと言うのです。オーバースローです。  おじさんいつもこ...
甥っ子

反原発おじさん

放射能物質が危ないということを甥っ子に伝えるのは難しいことです。「どうなるの」と聞かれて、白血病になる、癌になるリスクが高くなると言っても、小学一年生にはわからないじゃないですか。だから、おじさんなりに翻訳して、「外にいると体が弱々しくなる」と説明してあげました。きっと学校も休みになるだろうと説明してあげた。  でも、実際は原発事故などおかまいなしで通常通りに授業があったうえ、原発は遠くだから大丈夫と先生から教わってきた結果、勝山おじさんは「うそジジイ」呼ばわりされております。体が弱々しくなるなんて、バカなことを言うな! と怒られてしまいました。評価だだ下がりです。日教組は原発推進派にちがいな...
よもやま話

元に戻る

原発事故が起きたので、しばらくは反核の風潮になるでしょう。でも、長くは持たない。必ず元に戻る。チェルノブイリの時も反原発の気運が高まり、社会運動も活発化したが、全部元に戻った。チェルノブイリ原発事故が起こる前の、大丈夫、安心だという事故前のお花畑状態に戻った。  人間というのは根が保守的なのだろう。変化がおこると、同時に反発がおこる。新しい未知の世界よりも、確実にわかっている今までのやり方に引っ張られる。だから、革新的な運動に火がついたなら、すみやかに実行し、悪いものを全滅させ、新しいものを創造しなければいけない。そこまでやりきらないと、全部元に戻る。  日本が戦争に負けた時、偉い軍人は全員処...
よもやま話

空想11日目

地震がおきて、ひきこもりを強化してから11日目です。地震や原発事故が起きても、自分のことで精一杯だという現状にかわりはありません、被災地支援も空想ですませています。  復興支援スペシャルTVドラマ「実写版エヴァンゲリオン」のキャストについて考えてみました。原発事故が運よくおさまれば、きっとこの手の娯楽ドラマが放送されると思うのです。実写版ガンダムか迷ったんですが、原作の富野由悠季が実写版のオッケイを出さないだろうという、政治的な要素も加味して、今回はエヴァです。  国民的アニメの実写ドラマを民放のゴールデンタイムに放送する、と仮定して出演者を決めます。テレビですから、視聴率やスポンサー、役者の...
よもやま話

原発ぽーん

わたくしは、チェルノブイリで原発事故がおこり、日本でも反原発運動が盛んだった時期に、高校生だったこともあって原発に対する知識が少しあります。だから、ニュースを見て福島がやばいというのは、すぐに分かりました。  でも、ヤングの人は落ち着いて行動すれば大丈夫だくらいに思ったかもしれません。でも福島で大事故が起きれば、関東も射程距離です。もういかんと中年以上の人は思ったのでは。ヤングよ、昔のチェルノブイリの事故の時は、旧ソ連、今のウクライナから日本まで、ジェット気流にのって放射能がとんで来たのですよ、その距離8,000キロ。だから、福島でぽーんと爆発した映像をみた時は、私はちびってしまいましたよ。報...
甥っ子

甥っ子、泣かしました(4)

「おい、おっさん、何やってんだ!」、ばーん甥っ子次男坊の登場です。しかし、なんという憎たらしい口の利き方でしょうか、4歳のお坊っちゃんとは思えない、横柄な態度です。小さくてかわいいという保育園児のイメージが、本人には気に入らないのか、自分のことを「俺」と呼び、小さいくせに「でかい態度」をします。それが愛嬌があっておもしろい。  甥っ子次男坊は今、かまってブームとまねっ子ブームが両方いっぺんに訪れています。誰かのマネをして、すりよってくる。大の被害者が「お兄ちゃん」こと甥っ子長男坊です。長男坊「お兄ちゃん」と、次男坊「俺」で話を進めていきましょう。  お兄ちゃんがやることなすこと何でもまねします...
よもやま話

ミニ・ビースト

テオ・ヤンセン展で先行発売されていたミニビーストをようやく組み立てました。結構時間をかけて作ったわりには、30秒ほど動かしたら、飽きてしまいました。細い棒を本体の横に取り付けて、手でぐるぐる回して歩かせるのが空しいのです。ところがです、そのあとに本屋で売られている、正式発売バージョンのミニビーストには風車がついているじゃないですか。  『大人の科学』という雑誌のふろくです。表紙の写真に写っているように、風車がついていて、風力でゆっくり歩くようになっています。先行試作版は風車を取り付けることは出来ず、手回しのみのでしか動かせない、よくもつかまされたな、ヤンセンめ。
甥っ子

甥っ子、泣かしました(3)

風邪が治りました。これで甥っ子とも遊べます。年齢差3歳の甥っ子が2人いる、というのは結構困るものです。両方大事な時期じゃないですか。長男は学校でつらい思いをしているのだから遊んでやらなければいけない、次男坊は4歳で遊びたいさかりです。3歳とか4歳の時期に好きなだけ遊んであげないと、なついてもらえません、おじさんの人気が出ないのです。  甥っ子が来たときだけは、家族みんな揃って偽善食卓を囲みます。私が高校1年になってから1回もやっていなかったことが、甥っ子が来訪するたびにおこなわれています。団らんには楽しい会話がつきもの。でも、爺さん、婆さん、ひきこもりおじさん、小学生、保育園児に共通する話題が...
よもやま話

婆さんのクソポエム

自分の本が発売中止になってからというもの、日々悶々とあれこれ考えながら過ごしております。こんな状況を打破しようと、本屋に行くことにしました。  こういう時は新刊書に行くに限る、ブックオフみたいな古本屋に行っちゃだめ。あんな捨てられた本が売られているような、負け犬の棚に近づいてはだめなのです。新刊書がどっさり置いてある大型書店に行って、プラスのオーラを浴びるのがいい。今売れている本から、エネルギーをもらいたい、そんな気持ちで本屋にいくと、必ずベストセラーコーナーにあるの本が、これです。  ばーん。婆さんのクソポエム。これに比べたら水嶋ヒロ(※注 齋藤智裕名義で『KAGEROU』という小説を出した...
甥っ子

甥っ子、泣かしました(2)

長男坊はもう小学生ですから、今日は風邪ひいているから遊べないと言えばそれですむ。でも4歳の次男坊にはそんなことは通じません。「よし、じゃあ俺も一緒に寝るぞ」と言っておじさんの部屋に飛び込んできます。  おじさんの風邪が伝染るから、だめだと言っても「俺も風邪ひいているから大丈夫」と緑色の鼻水をながし、肺病のような咳をしながら、おじさんの部屋へアタックをかけてきます。こんなインフルエンザ級のバイ菌が、ひきこもり無菌室に入ってこれられては困るので、出てけ、来るなと鬼の形相で次男坊を追い返しました。  またひとつ、甥っ子との間に溝が出来てしまったようで、とても悲しいです。  おじさんがいないと暇だ、や...
甥っ子

甥っ子、泣かしました(1)

子供は寝ている時が一番かわいいといいますが、では一番かわいくない、憎らしい時はいつか。たぶん、ふてくされている時なんじゃないかな。  甥っ子とまわり将棋をしていました。甥っ子は途中で勝ち目がなくなると、ぶんむくれ、ふてくされ、投げやりに将棋の駒を投げるようになります。降参か、やめるか、と聞いても、嫌だという。憎々しげな、性根の腐った小学生阿修羅フェイスでまわり将棋をする。するといっても事実上やっているのは、対戦相手のおじさんだけで、甥っ子は自分の番には、駒をぶん投げてそれでおしまいです。  かわいげのなさも相当なものですな。これはいかん、こんな腐れ根性のひねくれっぷりが続くと将来、ガリ勉経由で...
よもやま話

でぶの抱擁

大相撲の八百長の不祥事に罰を与えるなら、改名がよい。大相撲改め「でぶの抱擁」にする。でぶの抱擁春場所として開催するのですす。「はっけよい、のこった」といった行司の掛け声も「でぶの抱擁、ほーれほれっ!」というものに改める。これくらい厳しい精神的な罰を与えたのなら、八百長もすぐにやめるに違いない。
よもやま話

ベストのカミソリ

カミソリは何枚刃がベストか。永遠のテーマでしょ。枚数が増えるほど、値段が高くなってしまうから、単純に5枚刃がいいということにはならない。安くてよく剃れるのが大切なのです。今までは貝印の3枚刃を使っていたのですが、新製品が出たことにより、替刃が店頭で手に入らなくなりました。これを機会に別の会社のヒゲ剃りにするつもりなのです、どれがよいのか。  5枚刃だとひとつ交換するたびに250円かかる。高い。でも3枚刃にしても、たいして安くならないのです。2枚刃にすればぐんと安くなりますが、剃り味がよくない、なめらかさがなく、ごりっとする。電気カミソリでいいのだが、刃が直接肌に当たっていないのだから、どうした...
甥っ子

今年のお年玉交渉

今年も甥っ子と正月会議です。ケチくさいしみったれた親戚と思われたくない、でもお金はそんなにもっていないひきこもりおじさんと甥っ子とのお年玉調停会議です。  いくら欲しいんだとずばり聞いてやると、「1万円」と答えました。さすが算数を習った小学生、去年とはまるで違います。  おじさんは何度も聞こえないふりをしましたが、要求額は変わりません。たまらず値下げ交渉です。まず甥っ子に「お前さんは正気なのか」と尋ねました。さらに小学生で1万円はもらいすぎだろうとたしなめました。北海道のほかの親戚はいくらか尋ねると、最高額は5千円だと言います。  甥っ子が「1万円か5千円か。おじさん、どっちかだ」と二択を切り...
甥っ子

捜査

甥っ子刑事がおじさんの部屋に入ってきて、財布の中身を調べるのです。  「けっこう、はいってるね」  と言われてしました。小学校1年生になると、お金の意味が分かってきますから、おじさんの財政状況が気になるようです。
よもやま話

テオ・ヤンセン展

お台場でやっているテオ・ヤンセン展に行ってきました。テオ・ヤンセンって誰? という人はこの動画をご覧ください。   割り箸ロボットみたいなやつが、さわさわ音をたてながら歩くのがかわいい。ヤンセン最高だよ、とおもわず言いたくなるほどです。大きいやつは、風の谷のナウシカに出てくるオームのような迫力がりまする。小さいやつは会場で実際にさわって動かせたりします。  ひゃほーい、おもしろい。これが正しい芸術ですよ。
よもやま話

ベーシックインカムと抵抗

森林伐採に反対し、抗議するため、自分の体を木に縛りつけて抵抗する映像を見たことがあります。木を切るなら、俺ごと切ってみろという怒りの抗議です。信念と行動の一致、抵抗とはこうあるべきだなあと思う。  こういう時、向かい側には建設工事のおっさんがぼっさりと立っています。両者にらみ合い、でも本当ににらみ合いなのでしょうか。両者とも「貧しい日本人」です。ただ片方は仕事を休んで身銭を切って木に体をくくりつけているのに、もう片方は日給8千円をもらってつっ立っているのだとしたらどうですか。  勝敗はすでについているじゃないですか。社会に訴えるアピールより、若者に訴える無力感のほうが勝っている。お金から自由に...
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Happy Christmas !

ひきこもりは続く。我々は平和な自由人。ハッピークリスマス。
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マッスルデー39

本日、39回目のマッスルデーです。鳴かず飛ばず働かずをキープして39年なんて、生きているだけでも不思議ですのう。写真は粗大ゴミに捨てられていた、ひきこもり原発です。もったいない。
よもやま話

月刊 瀬戸内寂聴 第12号 完結

ついにthe 寂聴 第12号で、セカンドシーズン終了、ついに完結しました。もうずっと前の9月15日に発売されていたのですが、もう飽きたので今まで放置していました。第11号のAKB48とのコラボレーションがあまりにもインパクトが強すぎましたね。  天才アラーキーが寂聴先生のいい写真をいっぱい撮っているのですが、前号の足元にも及びません。堂々完結のはずが、尻つぼみ廃刊雑誌のようです。まあ、でもいい供養になったんじゃないかな。アラーキーの撮った写真はどれも遺影にぴったりだ。
よもやま話

風邪大臣 ハゲと人間の意志について

風邪をひいて10日が経ちます。のどの痛み、咳、鼻水がノンストップです。病気に飽きたよ。寝たきり生活をこんなにキープできるなんて、虚弱王かつちゃんの本領発揮でしょう。  ハゲは全員悪人である。ソフトバンクの携帯は、同じソフトバンク同士なら通話料が無料というのが一番の売りですが、これには落とし穴があって、21~1時の間だけは有料なのです。一日で一番ゆったりとできる時間、電話をかけたくなる時間帯が有料なのです。なぜか、孫正義がハゲだからです。意地の悪いハゲだから、このようなプランにしているのです。  ハゲている人は意志が弱い。人間の頭に生えているのは、髪の毛ではなく、人間の意思でなのです。黒くて細い...
よもやま話

次男坊の話芸

風邪が治らないのはなぜか、中年だからさ。さて、甥っ子長男坊の話ばかりではなく、次男坊の話もしましょう。でも、次男坊の面白さは話芸にあります。  常に無頼を気取り、一人称は3歳の時から「俺」です。俺はよおー、おじさんよおーー、というふうにしゃべるのですが、伝わらないですよね。ガキ大将の間違って解釈したような言い草が、甥っ子次男坊の魅力なのです。行動は人なつっこく、大型犬のようです、うおおーいと言いながらからみ付いてきます。ムツゴロウの気分で、よしよしよしーとやると、やめろうおーー、と言いながらも喜びます。でもあまり次男坊をかまいすぎると、長男坊が嫉妬するので、かまいすぎには注意です。  次男坊は...
甥っ子

ひきこもり無菌室

おじさんの部屋は無菌室。人ごみを避けること20年、散らかってはいるが衛生的でウイルスはいません。そんな環境に、甥っ子がやってくるようになりました。手も洗わず、うがいもせず、学校や保育園から、直行でおじさんの「無菌ひきこもり部屋」に入ってくるのです。今流行りの生きのいいウイルスが、甥っ子と一緒に入ってきます。  おじさんは20年にわたるひきこもりライフで、外部のウイルスに対する免疫力がなくなっていますから、甥っ子が運んできたウイルスには必ず感染するというありさまです。世間ではやっている病気には100%の確率で感染してしまいます。防ぐすべがない。今も風邪をひいています。風邪が流行っているらしいです...
よもやま話

電子書籍

電子書籍って、ようは山師のはったりでしょ。たいして価値のないPDFファイルもどきを作って、それをすごく流行っていると吹き込み、どさくさまぎれに売ってしまおうという作戦。iPhoneで本を読むより、ブックオフで文庫本を買って読むほうがずっと機能的なはずだ。有料の電子書籍を買ってしまった人は残念。アフィリエイトの儲け話に手を出してしまった、ひきこもりと同じくらい残念だ。
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牛鍋丼がまずい

牛鍋丼がまずい。まずい料理はどこにでもあるけれど、全国チェーンで一斉に発売して、大好評なのにまずいってすごい。当たり外れとかではなく、料理としてなりたっていない。  これって、すき焼き丼ですよ、基本的に。これに生卵をかければ料理として完成するはずです。なのに料理の途中、生卵を入れ忘れたとしか思えない味です。肉よりも、こんにゃくがメイン、そして小さい豆腐がひとつ。280円は格安だが、白いご飯のほうがおいしい気がする。七味をかけたり、紅しょうがをのせたり工夫してみたが、まずさはキープされたままだった。やっぱり生卵なしでは、食えない料理だと思う。  これを単品商品としてゴーサインを出した経営者がすご...
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添削ごっこ

思いついたことはすぐにメモしておかないと、忘れてしまいますよね。だから私の机のまわりには、くしゃくしゃと書き散らしたメモが散乱しています。  自分にしか読めないくらいの汚い字で書いているのは、わざとです。メモでありながら暗号文書なのです。これを解読できるのは私だけ……、いや、のぞき星人ママンの諜報能力があればいとも簡単に翻訳されている可能性は高い。子供の日記を読むのはママンにとってなによりのご馳走、子供の悪字、くせ字は、ものともしない読解力を備えていると聞いております。  さて最近、その小汚いメモに異議を申し立てをするものがあらわれました。甥っ子です。学校でひらがなや、漢字を習い始めた甥っ子は...
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模索舎にlove寂聴を納品

love寂聴の第1号と第2号を合わせて13冊、模索舎に納品してきました。ミニコミの聖地、模索舎にあのようzineを商品として納品したのです。コピーをホチキスで止めたようなジンはたいがいフリーペーパーとするのが普通で、私のようにお布施を20円要求するのは珍しいのです。正直な話、商売のじゃまでしょ、駄菓子屋じゃないんだから。  ミニコミの世界の住人にどうしてもなりたかったのです。アンダーグランドな感じがするじゃないですか。ミニコミにしろ、zineにしろ買うだけでなく、自分で作って売ることによって面白さが倍増する。恥ずかしさをこらえてこそ、楽しさも出てくるわけです。有料のzineで最低ランクですので...
よもやま話

クリエイティブ・コモンズ

クリエイティブ・コモンズに刺激を受けて、よし、このブログも転載可能なフリーなものにしようと鼻息荒く決意したのですが、肝心なブログに無断転載写真が満載です。これではWinnyで動画やゲームをばら撒くとの同じです。  文章だけなら問題はないんだ。画像を整理しつつ、問題ないエントリーを選んで部分的に、クリエイティブ・コモンズを導入していきたい。そもそも文章には、引用のルールというのがありますから、そんなに変化はないでしょう。引用は自由なのです、許可を取る必要がない。文章をまるごと転載するのでない限り、特に何かを気にする必要はない。  ブログのリンクに至っては、完全に自由です。リンクフリーとか、リンク...
よもやま話

素晴らしきフリー写真の世界

権利を主張してお金を儲けることばかり考えている人が多いですが、インターネットの世界は違います。偉大なるフリーの世界、フリーとはフリーダム、自由ということです。  ひきこもり界の中国と揶揄される、かつちゃんですがブログの文章を書籍するにあたって困ったことが出てきました。ブログにつける写真の存在です。著作権意識が、中国人よりもないかつちゃんですから、グーグルで画像検索して出てきたのをかっぱらってきては、ブログに貼り付けてきました。でもちゃんとした大人の世界では、そんなのは通用しないのです。ではどうすればいいのか。その答えが、クリエイティブ・コモンズであり、パブリック・ドメインなのです。  知ってい...
よもやま話

NHKの受信料とベーシックインカム(五)

NHKの受信料を払わずに、NHK放送を見るのが、正しいひきこもりライフです。これを認めないと公共放送も成り立たないので、これでいいのです。払わずに見る、肝に命じておいてください。  さてベーシックインカムですが、払わずに貰うということが出来るのでしょうか。おそらくベーシックインカムの財源は所得税でなく、間接税つまり消費税の形で税金を取るでしょう。消費に課税するのです。お金を使う=税金を払うになりますから、貰いっぱなしは難しい。消費するという行為が、税金を収めると同じになる。どこで、何のために、どう使うかをじっくり検討する価値があります。  もうこの話題は限界なのでこれきりにします。