脱ゴミ屋敷(6) ヤフオク(現・Yahoo!オークション)で売る

 脱ゴミ屋敷キャンペーンとして、家の中の本、CD、ガラクタのうち、値のつくものは駿河屋に売り、値のつかないものはブックオフにほぼ売ってしまいました。

 残るのは、駿河屋の買取では値がつかないが、自分としては絶対に値がつくはずだとの確信があり、ブックオフに格安では売りたくないと思う物だけです。目利き乞食としての意地とプライドで処分できずにいるモノ、そういうのはヤフオク(2023年11月1日から名称をYahoo!オークションに変更した、というか元に戻した)で売るしかありません。

 ヤフオクをするには月に498円税込(プレミアム会員費として) がかかっていたがなんと無料化された。ただし落札された時の手数料は高くなっている、メルカリに近い方式で出品できるようになったということ。

 LYPプレミアム会員(ウェブ版508円税込、アプリ版650円税込)というのがあって、会員になると落札手数料が安くなるが、私のようにたまにしか出品しないような人だと赤字になってしまいますので、たまにやっている無料キャンペーンの時だけ入会するのがよい。

 では実践編(無料化される前です)。

 写真を撮って、商品の紹介文を書く、手間暇かけて4点を出品。売れたのはファミコンのケーブルとゲームウォッチの2点でした。かつちゃんの収支報告です。

【売れたもの・収入】
ファミコンケーブル(送料込み) 470円
ゲームウォッチ 2980円

【かかった経費・支出】
会員費 498円
ファミコンケーブルの送料 185円
落札手数料8% 298円

【プラスマイナス・収支】
しめて+2469円です。

 しぶい。手間暇かけてやる分にはたいした金額にならない。ヤフオク業界も相場がはっきりしていて、競り合って値が上がるということは今はあまりない。ネットショップ業者がたくさんヤフオクで出品しているので、個人の出品はどうしても見劣りするし、信用が落ちる。同じものを出品していても苦戦します。

 それゆえヤフオクから個人出品者が減り、業者だらけになっている。個人の出品者はメルカリに行ったのかな。個人出品の場合は、

①手間暇かけて少しでも高く売る
②適当に出品して安く売る

 ①か②か、時給にしたら、どっちが得か見極めないといけない。私は②方式にしている。ただし焦っては売らない、スタートの値段を高目して、落札されなければ再出品というのを繰り返す。1円スタートとかはやらず、業者とはけして争わない。これが個人出品の場合、一番オッズに合うやり方。苦労に見合うリターンがどれだけあるかを見極めるのですぞ。

 自分にはお宝に見えるが、完全なゴミを供養する最終手段として、ヤフオクはお薦めです。でも昔と比べるとヤフオクの便利さは減ってしまい、なんとも使いにくいと古参ユーザーおじさんは思うのです。久しぶりに出品して感じるヤフオクどんづまりぶり。孫正義と直で話がしたい。

※2024/01/13 追伸。これは2018年に書いたものです。現状に合わせてちょこちょこと一部書き直しましたが、やっぱり内容は古いかな。また改めてゴミ屋敷対策として、ヤフオク(改めYahoo!オークション)に挑戦してみまたいと思います。

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