「メディアを恨むな、メディアになれ」とは、カレ・ラースンの言葉だと本に書いてあったので、よし、まずは原典にあたるぞと、カレ・ラースン著『さよなら、消費社会』を買って読んでみたのですが、どこにもそんなことは書いてありません。この名言はいつ、誰が言ったんだろうねえ。
メディアに取り上げられるのを待つのではない、俺がメディアになるのです、さすれば落選することはないし、ボツになることもない。全部合格、即発信です、これこそが俺メディアをつくる一番の理由です。アクセス数の多い少ない、アフェリエイトの広告収入だとか、そんなの俺メディアには関係のねえことです。
俺メディアとは、基本的にアクセス数ゼロ、評価ゼロの世界だと思ってもらいたい。テレビ、新聞、ラジオ、雑誌とは比べるべくもない(最初、全世界3000万人に向けてホームページをつくってしまった私が言うのもなんですが)。あるのはただひとつ、俺はやるぞ、俺情報を発信するぞという、心意気ひとつです。
でも、俺のやる気も、君のやる気も、どういうわけか、いつも30分くらいで消えてしまう(なんでだろうねえ)。ブログに限らず、なにかやろうと、あの燃えるようなやる気は、30分たつとどこかに消えてしまいます。どこかに、やる気泥棒というやつがいて、人々からやる気を奪っていくとか、いかないとか…。
そうであるならば、その対策として、俺メディアそのものを30分くらいで完成するものにしたらいい。そのうえで、俺専用アーカイブとして、ネットに記録保管するのです。
ちょっとやる、やめる、またやる、飽きる、久ぶりやる、思いついたときにやる、これを繰り返していくうちに、結構な量になる、そんな仕組みが、俺メディアにふさわしい。
私はそれがブログだと思っております。3日坊主でも、3日分残るのです、ブログはよくできたシステムだと思う。なんだか知らないうちに結構たまってくる、過去の記事をさかのぼって読むことも、簡単にできるしね。記録保管所としては優秀で、俺メディアにこれに限る。
あとできれば、どこかのブログサービスを利用するのでなく、サーバーを借りて、WordPressを使い、自分でブログを立ち上げたほうが後々記録保管所としては盤石なのですが、その話はまたいつかにしましょう。もうやる気が、薄まってきてしまいましたので。〈続く〉
関連リンク
俺メディアのつくりかた〈1〉
俺メディアのつくりかた〈2〉
俺メディアのつくりかた〈3〉
コメント
こんばんは。
ようやく来ましたね、第二回。
自分のブログはアクセス数なんて無いに等しいですし、一体そのわずかの内の何人が「人間」なのかも怪しいものです。
しかし、そんなことは関係ない。「書きたいから書く!書かずにはおれない!」の精神でやっとります。
巷に溢れている本や情報を頼りに「人を集めるブログ」を作れば改善されるかもしれません。
でも、それは最早「日記」ではない。自分の感性とは全く違う事になってしまいますから、そういう風にはしたくないですね。
いつか名人の言う「5人のファン」がついてくればもう十分ですよ。