2011-02

不登校

不登校訪問専門員?

んっ、不登校訪問専門員ですと。随分カバーする範囲がせまい専門家ですなあ。不登校児を訪問だけの専門員なんて、おかしいと思って調べてみると、こんなものは正式には存在しない。  全国引きこもりKHJ親の会がかってに作り出した、手作りの資格です。前に、ひきこもり支援相談士という就職になんの効果もない資格を手作りしましたが、今回はレンタルお姉さんの不登校版ともいうべき、カメムシ専門員の資格を作ってしまいました。  DVD見て、レポートを提出すれば合格できるシステム。3万5千円+年会費が毎年5千円かかります。毎年、5千円払わないと、合格してもこの資格は使えなくなります。ひきこもり支援相談士と同じシステム、...
甥っ子

甥っ子、泣かしました(3)

風邪が治りました。これで甥っ子とも遊べます。年齢差3歳の甥っ子が2人いる、というのは結構困るものです。両方大事な時期じゃないですか。長男は学校でつらい思いをしているのだから遊んでやらなければいけない、次男坊は4歳で遊びたいさかりです。3歳とか4歳の時期に好きなだけ遊んであげないと、なついてもらえません、おじさんの人気が出ないのです。  甥っ子が来たときだけは、家族みんな揃って偽善食卓を囲みます。私が高校1年になってから1回もやっていなかったことが、甥っ子が来訪するたびにおこなわれています。団らんには楽しい会話がつきもの。でも、爺さん、婆さん、ひきこもりおじさん、小学生、保育園児に共通する話題が...
よもやま話

婆さんのクソポエム

自分の本が発売中止になってからというもの、日々悶々とあれこれ考えながら過ごしております。こんな状況を打破しようと、本屋に行くことにしました。  こういう時は新刊書に行くに限る、ブックオフみたいな古本屋に行っちゃだめ。あんな捨てられた本が売られているような、負け犬の棚に近づいてはだめなのです。新刊書がどっさり置いてある大型書店に行って、プラスのオーラを浴びるのがいい。今売れている本から、エネルギーをもらいたい、そんな気持ちで本屋にいくと、必ずベストセラーコーナーにあるの本が、これです。  ばーん。婆さんのクソポエム。これに比べたら水嶋ヒロ(※注 齋藤智裕名義で『KAGEROU』という小説を出した...
甥っ子

甥っ子、泣かしました(2)

長男坊はもう小学生ですから、今日は風邪ひいているから遊べないと言えばそれですむ。でも4歳の次男坊にはそんなことは通じません。「よし、じゃあ俺も一緒に寝るぞ」と言っておじさんの部屋に飛び込んできます。  おじさんの風邪が伝染るから、だめだと言っても「俺も風邪ひいているから大丈夫」と緑色の鼻水をながし、肺病のような咳をしながら、おじさんの部屋へアタックをかけてきます。こんなインフルエンザ級のバイ菌が、ひきこもり無菌室に入ってこれられては困るので、出てけ、来るなと鬼の形相で次男坊を追い返しました。  またひとつ、甥っ子との間に溝が出来てしまったようで、とても悲しいです。  おじさんがいないと暇だ、や...
love寂聴

love寂聴3&4号を模索舎に納品

模索舎にlove寂聴3号&4号を、それぞれ 7冊ずつ納品してきました。ついでに納品していた1号と2号の清算もしました。実売24冊。本の定価×0.7がわたくし勝山商事の取り分となります。今回は336円受けとりました。出版不況をものともしない、勝山商事の力に我ながら満足しています。やっぱTシャツじゃない、zineだなと思いました。  love寂聴特設ページを開設しました。勝山商事での通販が面倒くさくなってやめたので、love寂聴の情報はこのページにまとめて載せておきます。
甥っ子

甥っ子、泣かしました(1)

子供は寝ている時が一番かわいいといいますが、では一番かわいくない、憎らしい時はいつか。たぶん、ふてくされている時なんじゃないかな。  甥っ子とまわり将棋をしていました。甥っ子は途中で勝ち目がなくなると、ぶんむくれ、ふてくされ、投げやりに将棋の駒を投げるようになります。降参か、やめるか、と聞いても、嫌だという。憎々しげな、性根の腐った小学生阿修羅フェイスでまわり将棋をする。するといっても事実上やっているのは、対戦相手のおじさんだけで、甥っ子は自分の番には、駒をぶん投げてそれでおしまいです。  かわいげのなさも相当なものですな。これはいかん、こんな腐れ根性のひねくれっぷりが続くと将来、ガリ勉経由で...
よもやま話

でぶの抱擁

大相撲の八百長の不祥事に罰を与えるなら、改名がよい。大相撲改め「でぶの抱擁」にする。でぶの抱擁春場所として開催するのですす。「はっけよい、のこった」といった行司の掛け声も「でぶの抱擁、ほーれほれっ!」というものに改める。これくらい厳しい精神的な罰を与えたのなら、八百長もすぐにやめるに違いない。
ひきこもり

待つのは心の毒

待つことが、心の毒だということを知りました。待てば待った分だけ、確実に心がすさんでいく。待ってはいけない。幻の本「安心ひきこもりライフ」が出版中止になったあと、ひきこもりとは思えないくらい精力的に、出版社への原稿の持ち込みをしています。なにより、本が出ないのに出版記念イベント講演会を、5回もやってしまった男です。そしてはっと気付いたのです。  イライラするのも、他人に対してむかつくのも、「待つ」のが原因なのです。原稿を出版社に持ち込んだり、郵送したりする、そのあとじっと待つ、これがよくない。待つの裏には必ず、いい結果を期待している心があるのです。期待しちゃいけない、だめもとだとか言っていても、...