居場所

ひきこもり

囚人とひきこもり

懲役刑を科せられている囚人の作業に払われる賃金(報奨金)は、月当たり約4200円だとか。時給にすると、まあせいぜい30円くらいですかね。  一方ひきこもりはというと、クローズアップ現代でも紹介された秋田県藤里町の中間就労支援「お食事処 こみっと」の場合ですと、時給150円~となります。囚人の約5倍も貰えるのです。  でも罪をおかしていない、ひきこもっていない秋田県人の賃金は時給860円~ですから、それと比べるてしまうと、比べてはいけないのでしょうが、ひきこもりは労働者よりは囚人に近い存在なのです。アイツラは、ひきこもりのことをそのように扱っているです、そのことをよく肝に銘じておきましょう。
ひきこもり

居場所という言葉はもう使いたくない

いつからか、就労のはるか遠くにいる、能力がなさすぎるひきこもりが行かされる場のことを、居場所とかフリースペースと呼ぶようになったようです。  →居場所(フリースペース)  →就労訓練  →中間就労(時給150円~)  →アルバイト・非正規社員  →貧しい納税者  このようなロードマップに、納税者の道に、居場所がっちり組み込まれており(しかも最下層に)、就労支援をしているところはたいてい居場所も運営しています。  本来、居場所とかフリースペースというのは納税者の道の外側にあるものです。しかし、アイツラときたら、ちゃかり居場所という言葉を盗んで腐れ支援の一部に組み込んでしまいました。われわれ底辺の...
ひきこもり

多様な場とはどんなところか

多様な場とは、汚い、くさい、うるさい、そういう人が"一人か二人"いる場所のことだと思う。  そういう人が大勢いるのならば、それは排除された人が遺棄される人間ゴミ箱であって、多様な場とは言えない。  排除なんていかんのです。でも小さなサークルで、「私たちは排除しない」と全部受け入れるとどうなるか、汚い、くさい、うるさい人たちが全国からその場めがけて集結することになります。  結果、排除された人しかいないという、画一的なサークルになる。多様な場じゃない、排除者専用の場になってしまうのです。  社会全体の排除を温存したまま、排除をしないというサークルを立ちあげると、どうしても人間ゴミ箱になりがちです...
ひきこもり

藤里町のひきこもり支援が心配だ【2023年修正版】

NHKクローズアップ現代+で、2013年10月28日(月)に放送された悪徳支援の実態。  現在は約15分ほどに編集された動画を見ることができます。私が参考にした元ネタのNHKのテキストアーカイプはこちら。ひきこもっている人は必ず見て欲しい。田舎の村が怖いことになっているぞ。    クローズアップ現代「ひきこもりを地域の力に ~秋田・藤里町の挑戦~」という番組タイトルで、新しいひきこもり支援として藤里町の取り組みが紹介されています。2013年の放送だから6年前になります。  どう見ても支援ではない。アンネの日記に出てくるナチス親衛隊が、ユダヤ人を探しているようにしかみえない。この菊池まゆみという...
ひきこもり

悪い人

ひきこもり作業所でフットサルをしています。そして今回はじめて大会に参加しました。精神障害者だけが参加できるという、珍しいフットサルの大会です。身体、知的障害者のスポーツ大会というのは結構ありますが、精神障害者のスポーツ大会はめったにない。はりきって参加しました。  サッカーの経験はないのですが、サッカーの試合を見るのは大好きですから、やる気は充分。病み上がりで体調は悪かったですが、強行参戦しました。私の通っている作業所は農業がメイんです。それゆえ、おじさんばかりのお百姓メンバーでチームは構成されています。障害者だもの、がりがり、デブ、おやじ、メガネといった人たちです。  参加することに意義があ...
ひきこもり

自分で作るひきこもりサークル

ひきこもりぶりが完全であると、一日一言もしゃべらないなんてこともざらにあります。俺にかまわないでくれ、そっとしておいて欲しい、そんな願いはひきこもり中年男子になれば叶う。もうみんな諦めてしまったからです。  自宅なのに精神病院の閉鎖病棟と変わらない生活に、何かまずいんじゃないかと思い、ひきこもりの集まりに参加してみようかという気になる。いろいろいな種類の集まりがありますが、ここではひきこもりサークルとしておく。  適当に暇つぶしがしたい。就労のきっかけになったらいいな。心の隙間をうめたい。自分の話を聞いてほしい。同姓、異性の友達が欲しい。おやおや、こんな理由でひきこもりサークルに行けば、きっと...