自分で作るひきこもりサークル

 ひきこもりぶりが完全であると、一日一言もしゃべらないなんてこともざらにあります。俺にかまわないでくれ、そっとしておいて欲しい、そんな願いはひきこもり中年男子になれば叶う。もうみんな諦めてしまったからです。

 自宅なのに精神病院の閉鎖病棟と変わらない生活に、何かまずいんじゃないかと思い、ひきこもりの集まりに参加してみようかという気になる。いろいろいな種類の集まりがありますが、ここではひきこもりサークルとしておく。

 適当に暇つぶしがしたい。就労のきっかけになったらいいな。心の隙間をうめたい。自分の話を聞いてほしい。同姓、異性の友達が欲しい。おやおや、こんな理由でひきこもりサークルに行けば、きっとがっかりするに違いありません。

 毎日が夏休みのあなたの暇のスケールが大きすぎます。就労のきっかけの逆、自分だけが就労から取り残されていることに焦りを感じているはずです。心の隙間も規格外の広さです。同姓はともかく、異性の友達が欲しいとは、そのエロ根性たるや情けない。いかがなものでしょうか。

 結局のところひきこもりサークルとは、ひきこもりであることを隠さなくていいところ、ということになる。学校や会社のように常に何かを悟られないように気を使う必要はない場所、お前がひきこもったんだろうと尋問するひきこもり刑事はいないし、私がひきこもりましたと自白する必要もない。それ以上のものを求めるなら、自分で作るのが正しい。

 


この記事へのコメント

  1. 冬は寒いから、部屋の中もまんざら捨てたものではありません。
    社会復帰なんてスプリングからでいいのではないでしょうか。
    暖かい南の無人島で、完全ひきこもりライフ送りたーい、
    ストーブの前で、南国生活を空想しています。

  2. 近頃、周りにはほとんど何も期待しなくなりました。自分はたとえ同じ境遇の人たちの集まりであっても、そこに参加したいなんて思うことはないですね。人が怖くて医者にすら通えない状況です。
    年明けてから、ちょっと精神的に大変なのですよ……。ほとんど一日中布団をかぶって、寝るか本を読んでいます。今はいくらか落ち着いてきていますが、一週間前とかどん底でした……。
    誰にも干渉されずたった一人でひっそりと生きていけたらと思うのですが、この国ではそんなささやかな望みも到底叶いそうにないですね。
    何だか暗くてすみません。まだ浮上しきれていないようです。

  3. 僕の場合も、自分の部屋がすっかり閉鎖病棟化してます。家族以外と人間らしい会話をする機会がほとんどないので、コミュニケーション能力が退化し、社会復帰がますます遠のくばかりです。まあそういう環境にも順応してしまうとそれなりに快適だったりもします。この不景気なご時世にあわててハローワークへ行ったところで仕事が見つかるわけありませんから。

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