不登校

よもやま話

僕は登校拒否児である、を読んだ

 知っている人はよく知っているが、知らない人はまったく知らない、児童精神科医の故・渡辺位(わたなべ・たかし)氏の正体が書かれている本です、小泉零也著『僕は登校拒否児である』、でも別に渡辺氏の話がメインではありません、不登校や学校教育のあり...
教育

よりよい教育をすべての人に

 ゴリラはすごい負けず嫌いだそうです。人間もそうですが、ゴリラはもっとそうなのです。そんなゴリラが目指す人間関係ならぬ、ゴリラ関係が〝対等〟です。どちらが上でも下でもない、対等な関係です。 一方、ニホンザルが(彼らも負けず嫌い)目指す人...
不登校

不登校の新名称としての“ゆたぼん”

 不登校の子どもが、たまに学校に行くとクラスメイトから"ゆたぼん"と呼ばれ、いじめられているという哀しい記事をネットで見ました。嘘か本当かは分かないけど、なんかありそうな話です。 ゆたぼん、ゆたぼん、ゆたぼんぼん、ゆーたぼんぼん♪ 少年...
不登校

まとめ【東京シューレ】フリースクール施設で性被害、訴訟和解 〈記事追加&訂正〉

東京シューレでおこったスタッフによる性暴力問題事件のまとめ
教育

教育機会確保法の見直しと馳浩について(3)【マニア向け】

 プロレスラーを安易に国会議員にするのはいかがなものでしょうか、スポーツ平和党のアントニオ猪木しかり、片岡鶴太郎似のレスラー大仁田厚、そして馳浩と…、こうして並べると馳浩がいちばん華がないよな、馳なんかより北海道で市議会議員をしている将軍K...
教育

教育機会確保法の見直しと馳浩について(2)【マニア向け】

 プロレスとは、馳浩とは 馳浩、知らない人もいるかも知れないが元プロレスラーです。アントニオ猪木ほど有名ではないですが、馳浩も元オリンピック選手(メダリストではない)というのが売りのプロレスラーだったのです。 プロレスとは何か、格闘...
教育

教育機会確保法の見直しと馳浩について(1)【マニア向け】

↑ポンチ絵。ネットからの拾い物。クリックすると大きくなるよ。 教育機会確保法が成立して3年、その見直し試案ができたらしいということを知ったのですが(ネットかどっかで)、肝心な試案そのものを見ることはできません。 ただ試案をA4の紙1枚...
マニア向け

人狼ゲームとしての教育機会確保法(4) ゲームと現実

 人狼ゲームとしての教育機会確保法について、(1)、(2)、(3)と書いてきました。このスタイルで永久に書けるとも思うのですが、あまりにもマニア向けすぎるので、とりあえず今回でいったん一区切りといたします。 人狼ゲームとは、もともとボード...
マニア向け

人狼ゲームとしての教育機会確保法(3) バカな村人を味方につける方法

 バカな村人にどう対応するか、というのが人狼ゲームのカギになるという話はもうしましたよね。人狼陣営であるなら、利用できそうなザコをいち早く見つけ出し、さとられないように、そっと喜ばせて、味方につけなければいけません。「君は、おバカさ...
マニア向け

人狼ゲームとしての教育機会確保法(2) 誰が人狼だったのか?

☆ストーリー☆「ここはドブ川沿いの親不孝通りにある、不登校運動村。村人たちは、ほそぼそとではありますが、親の会やフリースクールなどのネットワークをつくり、平和な毎日を暮らしていました。しかし不幸なことに、ある日突然村を滅ぼそうとする人狼が...
マニア向け

人狼ゲームとしての教育機会確保法(1) 序章

 人狼というゲームを知っいますか? 有名なボードゲームなのですが、遊ぶのに7人以上、人を集めないといけないところが敷居が高い。私も数回しかやったことない。ただ最近はインターネットでもできるので、一人でも練習がてら楽しみことはできる、これとか...
教育

不登校運動の敗北(1)

 書きなぐりメモ。※ 衆議院の文部科学委員会の傍聴に行ってきました。衆議院の文部科学委員会で不登校法案こと教育機会確保法案が審議されるというので見に行った。勉強になった。そのなかから、いくつか気になった点があったので紹介したい。...
教育

政治資金パーティーとフリースクール #不登校

 前にも書きましたが、政治資金の白紙領収書が話題になっているようなので改めて。政治資金パーティーとは、政党や政治団体などが、政治活動資金の調達手段を目的として開催されるパーティーのことです。こんな薄汚いモノに、非営利団体である、貧乏フリース...
ひきこもり

ひきこもり業界人

 自己紹介する時、最初に「自称・ひきこもり名人、勝山実です」と言います。それに対する反応は、たいてい失笑です。ひきこもり・不登校業界から縁遠いイベントであるほど、この一言で、笑いがおこる。ただしひきこもりも全く知らないというほど遠すぎる集...
よもやま話

なぜ戸塚ヨットスクールは、ヨットレースの選手を育てないのか?

 なぜ戸塚ヨットスクールは、ヨットレースの選手を育てないのか。なぜヨットと関係のない、不登校児童を相手にスパルタ教育をしているのか。本来はヨットスクールなのだから、オリンピックで優勝できるようなヨットレースの選手を育成する場所なのに、やっ...
ひきこもり

Fonte「安心ひきこもりLIFE」最終回

 Fonteの11/1号(2009年)で、連載のコラム「安心ひきこもりライフ」は終了になります。また甥っ子以外の誰からも相手にされない、日陰生活に戻りますぞ。本屋でも一般の図書館でも手に入らないのが残念なのですが、国立図書館か不登校の親御...
ひきこもり

Fonte 5月1日号 安心ひきこもりライフ

 Fonte(旧・不登校新聞)の5月1日号に私のコラム、安心ひきこもりライフが載っています。半年ほど前にインタビューが載った、あのFonteです。今回は全12回連載。書店や一般的な図書館には置いてませんが国会図書館には置いてあります。知り...
不登校

登校は悲しく、下校はうれしい

 暗澹たる気持ちで登校し、晴々と解放の歓喜に包まれて下校する。有名なグリコのマークは、授業が終わって家に帰る中学生をもとにデザインされたものだと聞いております。 下校よりも、登校のほうが楽しいというやつだけ、学校に行けばいい。
ひきこもり

ほろ苦いメモリー1

 高校の3年の時は完全な登校拒否で、ほとんど学校に行っていない。何ヶ月ぶりに学校にいったら自分が学級委員になっていた。不登校で学級委員になったのは私だけなんじゃないだろうか。あっ、もしかしたらいじめられていたのかも。