月刊 瀬戸内寂聴 第8号

 「人を愛するということは相手の気持ちを大切に思うことなのだ」。瀬戸内寂聴原作、水野英子作画、ブッダと女の物語より引用でございます。さて先日1月15日、漆サミットプ開会記念、瀬戸内寂聴講演会に行ってきました。当然、皆さんも行きましたよね。Eメールかハガキで応募した人の中から選んで、無料招待という我々のための講演会です。ようやく今年1年が始まったという気がいたします。

 『love 寂聴』発売からしばらくの間、断食ならぬ、断寂聴をしていました。寂聴先生について考えているだけで1日が終わってしまうからです。これではいかんと生活を改めたのですが、睡眠時間が増えたこと以外、特に生活に変わりがないとがはっきりしてきたので、寂聴先生解禁です。手短に『the 寂聴 第8号』について語りましょう。

 ばーん。講演会でもおっしゃっていましたが、前号の漆絵の表紙は大変評判が悪く、売り上げも過去最低とのことで、王道復古、和顔施が復活。今回はゲゲゲの鬼太郎の作者、漫画家の水木しげる先生とツーショットです。お似合いのお二人だと思うのですが、寂聴先生はこの表紙の写真を気に入ってはいないようです。

 インタビュー中に〝土人〟という言葉を連呼し、億千万のお金を稼いだと豪語する水木先生を「意識がはっきりしていらっしゃらないようだ」とばっさり。第8号の目玉はあくまで、ノーベル物理学賞受賞者・益川敏英との対談だと言い、益川さんは意識がはっきりしている素敵な方だとおっしゃっていました。

 

コメント

  1. さとり世代なんていいネーミングですね。
    分かり合えそうです。ゆとりとかさとりを
    バカにしているジジイ連中が我々の敵なのですよ。

  2. 名前がなかったのでヘホーにしてみました。
    そんなことより勝山先生、今やゆとりではなくさとり世代が登場したようです。常に人の前を行く勝山先生ならお分かりでしょうhttp://news.livedoor.com/article/detail/4599695/

  3. イケメンなしに和顔施はありませんね。
    目が死んでいますのう。

  4. 勝山さん!
    あなたは大事な事を見落としておられます。
    寂聴先生がこんな老いぼれ爺さんと一緒にいて嬉しいはずが無いでしょう!
    もう一度、2009年5月18日の「月刊 瀬戸内寂聴 第4号」を見返して下さい。
    寂聴先生の欲しているものは「イケメン」なのです。モックンの横でほほ笑む寂聴先生と水木しげる氏の横でほほ笑む寂聴先生を比べてご覧なさい。
    はっきりと笑顔の質が違うではありませんか!
    寂聴先生の和顔施復活にはイケメンが必要なのですよ。

  5. the 寂聴は雑誌なので、推薦図書から
    はずしております。そもそも買ってないしのう。
    水木先生に描いて欲しい人物ナンバーワンですよね。
    ちなみに二人は同い年ですよ。

  6. この表紙だけだと、寂聴先生が妖怪軍団の仲間入りを果たしたように見えます。
    色ボケ妖怪として、是非水木先生にイラストを描いてほしいものです。

  7. 安心ひきこもりライフ推薦図書にこの書籍が入っていないようですが・・・

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