瀬戸内寂聴

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love寂聴 THE FINAL

ばーん。誰も望んでいないZINEの最新号にして最終号。寂聴先生への片思い100パーセントのZINEが完成です。  これで13冊目、いよいよ最終号だと張り切って、気づけば「寂聴ハイ」になっておりました。寂聴先生のためならなんでもできる。そんな変な高揚感いっぱいでページ数が増量。いつものチラシ印刷ではおさまらず、中綴じ冊子印刷。原価はなんと300円。  今までチラシ印刷しかしたことがなく、印刷代はコピーと同じくらい安いと思っていたのですが、それはチラシに限ったこと。冊子印刷となると、そこそこ値段が高いうえ、ページ数が増えるにしたがいぐいぐいと値段が上がるシステムです。量産効果も低く、500部以上刷...
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love寂聴 第12号 発売!!

love寂聴 第12号 ~人生にさらなる生臭みと意思の弱さを~ A7 カラー 32ページ 2021年11月23日発行 お布施 20円 *280部製作 祝100歳! 数え年で/ポスト瀬戸内寂聴2021/ 生臭大相撲番付2021/寂聴モテモテ論/ *  みなさんご存知の通り、俺たちの寂聴先生が、2021年11月9日にお亡くなりました、享年99歳。  それを受けての追悼ZINE、というわけではありません。実は、もう待ちきれんと、フライング100歳お祝い妄想ZINEを、前々から作っていたのです。それが、このタイミングで完成してしまいました。  まさか寂聴先生がお亡くなりになるとは…、おそらく寂聴先生も...
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模索舎で『love寂聴』を買ってください

love寂聴がごっそりと売れ残っておりました。愕然とした。先週のことです、私はコロナさわぎのなか、そんなのかんけーねーと、意気揚々と新宿三丁目にある模索舎にlove寂聴11号を納品しに行ったのです。  そこで目にしたのが、2年前に私が模索舎に納品した、前号のlove寂聴10号だったのです。それもひとつ、ふたつ、売れ残っている、そんなんじゃないんです。ほぼ、あの時のままだったのです。  頭髪がどさっと抜け落ちるくらいのショックを受けました。それなのに、私ときたら、最新作であるlove寂聴11号を〝10冊〟も持ってきてしまったのです。でも、だからなんだというのですか。模索舎への納品をやめないぞ。こ...
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love寂聴 第11号 発売!!

love寂聴 第11号 A7 カラー 32ページ 2020年7月23日発行 お布施 20円 祝・白寿/寂聴名言集/ <寂聴先生関係なしの外伝・米山隆一伝>/ 危険信号・芦田先生が右旋回/生臭い有料アプリ/  *  2009年に第1号を作ってから早11年。2年ぶり11冊目のlove寂聴が完成しました。今回は寂聴先生でも、瀬戸内寂聴2世・芦田愛菜先生でもなく、どういうわけか米山隆一氏にスポットを当ててしまいました。誰も望んでない内容なのに32ページ増量となっております。  本来であれば、模索舎に納品したり、なんかの会に参加した時にどさくさにまぎれて手売りするのですが、コロナさわぎで、それができにく...
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月刊 瀬戸内寂聴 第8号

「人を愛するということは相手の気持ちを大切に思うことなのだ」。瀬戸内寂聴原作、水野英子作画、ブッダと女の物語より引用でございます。さて先日1月15日、漆サミットプ開会記念、瀬戸内寂聴講演会に行ってきました。当然、皆さんも行きましたよね。Eメールかハガキで応募した人の中から選んで、無料招待という我々のための講演会です。ようやく今年1年が始まったという気がいたします。  『love 寂聴』発売からしばらくの間、断食ならぬ、断寂聴をしていました。寂聴先生について考えているだけで1日が終わってしまうからです。これではいかんと生活を改めたのですが、睡眠時間が増えたこと以外、特に生活に変わりがないとがはっ...
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和顔施

寂聴先生のお得意話に、お布施の話があります。お布施には3つのやり方があり、ひとつはお経を読むこと、もうひとつはおさい銭を払うこと、そしてもうひとつがぱーぷるお薦めの和顔施です。和顔施とはにっこりと微笑むこと。ほほえめば、お経を読んだり、おさい銭を払ったりするのと同じご利益があるそうです。だから寂聴 先生はいつもどす黒い笑顔でほほえんでいるのです。ひざの痛みを隠してにっこり、という注釈入りで寂庵だよりには先生の和顔施ショットの写真が載っていました。アイドルですな。
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瀬戸内寂聴ファンクラブ

ひきこもりノイローゼをこじらせて、カウンセリングを受けた時やらされたことに、将来やりたいこと、夢を書くというものがありました。その時に私が書いた50個以上の夢のうちのひとつが「ファンクラブに入る」というものです。  夢を叶えよう、ぱーぷる寂聴ファンの証として『寂庵だより』を年間購読することにしました。月1回、小冊子が送られてきて2,500円は安い。早速、最新号である、7月号が送られてきました。発行が遅れているとのことです、じゃあカドカワから出している雑誌『the寂聴』なんてやめればいいじゃん、なんていう突っ込みはなしですぞ。  寂聴だよりに載っている巻頭エッセイのタイトルが「まだ生きている」で...
love寂聴

寂ちゃん

瀬戸内寂聴主演、インターネットテレビ「寂ちゃん」。こんなものがあるはずがないとお思いでしょうが、実在します。愛の力で見つけてしまいました。    重いサイトで、途中CMが入ってうっとうしいですが、生臭説法が堪能できます。マイ寺院である寂庵で、信者の相談を受けているのですが、やはり不倫の相談に対する受け答えはさすがです。切れ味が違う。是非一度ライヴで寂ちゃんを味わって欲しい、一生モノの体験ですよ。 【※2019/11/13 追記・修正】   私のお薦めだった「寂ちゃん」ですが、2012年、動画配信サイトgoomo(グーモ)もろとも終了となりました。 でも中古DVDを手に入れることができれば見れま...
よもやま話

追伸・瀬戸内寂聴のケータイ小説「あしたの虹」

瀬戸内寂聴のケータイ小説でのペンネーム、“ぱーぷる”について私は大きな勘違いをしていました。ぱーぷるという言葉の響きが、かわいいからという理由で選んだのだと思っていましたが、源氏物語の作者「紫式部」の紫の部分を英語にするという、ダジャレであると、職業訓練中にハッと気がついたのです。ダジャレGメンとしては悔しくてなりません。目の前で堂々と万引きしているのに気づかずに見逃してしまった気分です。寂聴先生は、今頃、ぺろりと舌を出し、エッヘッヘッと笑っているに違いありません。  主人公ユーリの恋人の名前も、光源氏のダジャレで「ヒカル」です。つまり寂聴自身が紫式部で、ケータイ小説が現代版・源氏物語というわ...
よもやま話

瀬戸内寂聴のケータイ小説「あしたの虹」

生臭い尼さん、瀬戸内寂聴先生が匿名でケータイ小説を書いたというニュースは皆さんもご存知のこと思います。無視していたのですが、ネットサーフィン(死語)をしていたら偶然発見してしまいました。これも定めなのかもしれません。   ペンネームは「ぱーぷる」です。いかがなものでしょうか。私は一発でやられてしまいました。悔しいですが、数ある日本語から「ぱーぷる」を選び出すセンスに負けてしまいました。ちょっとだけ読んでみましょう。  『あしたの虹』、86歳の尼であり小説家、ぱーぷるが書いた、初のケータイ小説です。女子高校生のユーリが主人公。文章からは、セーラー服を着た瀬戸内寂聴先生しか想像できないのですが…。...
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瀬戸内寂聴と断食

【瀬戸内寂聴と断食】メモ  瀬戸内寂聴と断食に関する記憶があいまいになっている。断食とは食いしん坊が一時的にご飯を我慢することではないはずだ。寂聴断食の大まかな流れ。  1991年(平成三年)寂聴が湾岸戦争(イラク戦争)に反対し、即時停戦を訴え断食を開始。その直後、米軍がクウェートに突入。断食開始から約1週間後、寂聴食べる。戦争の真っ只中空腹に耐えられず、断食を反故にして食べる。その2日後、米国ブッシュ大統領が停戦を発表。  まぎらわしいことに寂聴は、2001年(平成十三年)同時多発テロに抗議して三日間断食というお遊びのイベントをおこなっている、がここでは一切無視する。平成三年の伝説の断食につ...