春に伐採した竹が虫に食われていた。家に帰って来て、ネットで調べたところ、どうも竹を食べた虫の名前がチビタケナガシンクイムシだということが分かりました。虫の名前ってどうしてこう、説明的で、ぞんざいなんでしょう。フンコロガシとかあんまりだし。コクワガタっているでしょ、小さいクワガタだからコクワガタっていう、本当にいいかげんに名付けたなって思う。
何もしてない、無為に過ごしているな、そんな罪悪感じた時は、気持ちをリセットする意味でスーパー銭湯に行きます。熱いお風呂ではすぐのぼせてしまうので、ぬるい湯につかりぼーっとする。ただぼーっとして、銭湯にいる人間たちに名前をつけていくのです。
あれはチビハゲキンタマだな、あっちはチビハゲオオキンタマだと言った具合です。人間という一つの種類だと思っていたのは間違いで、すっ裸の男子をスーパー銭湯で観察すると、一匹一匹はそれぞれまったく違う。
全部新種じゃないか。マッチョカワカムリ、マダラシロケツカムリ、ウデグミダイオウキンタマ、ケムクジャラタテガミ、カッパモドキなど。風呂に入っている間、発見ばかりですよ。どうやって分類していこうか、オオキンタマ科コキンタマ属カワカムリ亜種、そういった感じで、分類しているとすぐ30分くらいたっちゃった。ああ忙しい。
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