献本の紹介

 現在、和歌山の共育学舎に滞在中です。安心いそうろうライフ。ゴールデンウィークはこちらにずっといます。しゃるうぃー。

 著者や出版社から本をもらうことを献本といいます。タダで本がもらえるなんてうれしい。でもそれをブログで紹介するというのは、生臭いというか、癒着感満載なので、ひかえていました。でも、やっぱり紹介しないというのは人間してどうなんだろうと思い直し、どーんと紹介することにします。

①ひきこもる心のケア
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 杉本賢治さん編集インタビューの本。ひさしぶりの当事者本でもあります。本の内容については不登校新聞の書評にかきましたのでここには書かない。杉本さんがやっているサイトに私のインタビューが載っております、そちらを是非ご覧ください。

②村に火をつけ、白痴になれ 栗原康
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 伊藤野枝伝。3時間くらいで一気に読んだ。おもしろい。大杉栄の妻、伊藤野枝のことはあまりみなさん知らないと思いますが、これを読めばその魅力がわかる。伊藤野枝の本も、大杉栄の本もいろいろ読みたくなる。文章も読みやすくて、笑える。とてもよい。栗原康さんは、天才だ。伊藤野枝も、天才ですごい人だ。

③絶望手帖
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 後ろ向きな名言を集めた一冊。私の本からも2つほど載っています。ほんとうに俺っていいこと言うよなあ。人間観察に基づいた正しい言葉ばかりが載っている。

④ よっちの本① 夕タン
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 私の尊敬する夕タン先生の新単行本です。改めて読んで、自分はこの作品の影響を受けているぞ、と思いました。あそこも、ここも、あっここもだ、と読んでいて思うのです。温かいユーモアとハッピーエンドがなんとも癒やされるのです。

 下の写真は私の夕タンコレクション。真の読者の証です。この夕タンシリーズを手本に作ったのがラブ寂聴というミニコミですが、どういうわけか勝山色の強いものになってしまいました。

 以上四冊、ざっと簡単に紹介です。わざわざ献本して頂いのだから、しかる場所で、しっかりと紹介しようなどと思っているうちに、紹介するタイミングを逃すというのが一番まずいと思ったので、とりあえずこんな感じで紹介です。では失敬。

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