森林伐採に反対し、抗議するため、自分の体を木に縛りつけて抵抗する映像を見たことがあります。木を切るなら、俺ごと切ってみろという怒りの抗議です。信念と行動の一致、抵抗とはこうあるべきだなあと思う。
こういう時、向かい側には建設工事のおっさんがぼっさりと立っています。両者にらみ合い、でも本当ににらみ合いなのでしょうか。両者とも「貧しい日本人」です。ただ片方は仕事を休んで身銭を切って木に体をくくりつけているのに、もう片方は日給8千円をもらってつっ立っているのだとしたらどうですか。
勝敗はすでについているじゃないですか。社会に訴えるアピールより、若者に訴える無力感のほうが勝っている。お金から自由になれない以上、稼げない抗議活動を無力にするのは簡単。お金を稼げる「貧しい日本人」を雇ってにらみ合いをさせておけばいい。そうすれば、すべて思い通りになる。争いは貧しい者同士にやらす。
ばーん。そこでベーシックインカムですよ。BIさえあれば、体を木にくくりつけて生きていける、そんな生活が可能になる。信念を捨てなくていい。抵抗できる。信念に反する会社の手助けをしないですむ。どうです、お客さん。ベーシックインカムが導入されて、はじめて自分の大事なものを手放さずに、生きていくことができるのですぞ。
コメント
いぶされたら、降参ですね。私もやりたくないことを
我慢する力がないと、悟るのに時間がかかりました。
子供手当てが、実質ベーシックインカムであると知って
ビックリしているところです。甥っ子はすでにBIを実現しているのです。
さすがですのう。
BIが実現したら世界はどうなるだろう、僕は毎日なにをして暮らそう、もっとモテてもいいはずだ。そう考えただけで幸せになれます。でもその実現を夢見るのは、メールマガジンの購読料で金を稼ぐのだと息巻くひきこもりルーキーや、そんな職歴欄で大丈夫か?と問いたくなる真っ白な履歴書を身にマトったひきこもり男子の就活に似ているのではないかと老婆心ながら思ってしまうのです。もっと優しい言葉、ほっとする言葉、おもわず笑っちゃうような言葉のほうが勝山名人には似合っているのではないかと思います。
抵抗してる人、煙でいぶされたらどうなるのか深く考えてしまいました。
ところで、今回の記事を読んで名人の言葉を思い出しました。
自分のやりたい事が本来の仕事だと。偽の仕事の為に自分も随分時間を無駄にしたと感じてます。