ひきこもり界のクレイジークライマー、勝山叔父さんです。今年も富士山に登ることになりましたので、予行練習として丹沢の大山に行ってきました。友達とその友人、そして私の三人です。大山にはヒルが大発生しているという情報が得ていたのですが、農業をやり始めてからというもの、気味の悪い虫とかに抵抗がなく、やっつけてやるくらいの自信があったので、まったく気にも留めませんでした。咬みたければ咬めばよい、血が吸いたければ吸えばよい、そんな風に考えていました。
結果、足首の所を咬まれ、血まみれです。登山用の厚手の靴下のうえから咬みつくとは、イメージとしては蛇だね。でも全然痛くない、そのかわり血が止まらないのです。血ってしばらくしたら固まってかさぶたになるじゃないですか、それがヒルに咬まれると血が固まらなくなるのです。知っていましたか、ヒルジンというものを。
蚊が血を吸うとかゆくなりますが、ヒルが血を吸ってもちっとも痛くないのは、ヒルジンという麻酔のようなものを注入するからです。痛みをなくし、それでいて血が固まらなくなるするのです。ちょっとした傷跡からずっと血が流れ続ける。初体験だったので、血が止まらないのが怖くてちびった。バンドエイドを貼って止血の応急処置しかない。1~2時間くらいで血は止まるという。野生の生き物の底力を感じました。これこそ本当の勉強ですな。見た目はナメクジ、ただし侮るべからずです。登山用のスパッツが有効ではないでしょうか。
コメント
富士山は天気が悪そうなので
頂上まではいけないかもしれません。
それもまた勉強です。
ヤマヒルといって落ち葉の中にいるそうです。
休憩中でじっとしている時が危険だそうです。
なめくじと一緒で塩に弱い。
あとライターとかタバコの火で
やっつけるのが正攻法と、喫煙者に有利です。
ヒルジンは私も初めて知りました。
血が止まらずだらだらと一時間以上も
流れ続けるのは、すごいですよ。
ヒルジンは知りませんでした。本当に勉強になります。ありきたりな感想ですが、改めて山は知識の宝庫だなと思いますね。
僕も木の上からダイブしてきたヒルたちに襲われたことがあります。
幸い周りに5人くらい身代りがいたのでそれほど被害は受けなかったのですが虫っぽい生物が肌を這うのはぞっとしないですね。
それも釣り針みたいに返しのある針で吸血してくれるので無理やり払ったら傷が広がるんですよね。
塩が苦手らしいので塩をまいたり、予防策として塩水をしみこませた靴下なんかいいみたいですよ。適当な知識ですけど。
ヒルは沼にしかいないと思っていたら、山にも出没するのですね。
いけない、スタンドバイミーの見すぎでした。
今年も富士山に登るのですか。
富士登山レポート、楽しみにしてます。