瀬戸内寂聴が、イラク戦争が終わるまで断食すると言ったのにもかかわらず、わずか一週間で空腹のためにダウン、病院に担ぎ込まれて、食べる、という事件に驚愕し、これをウヤムヤにしてはいけない、後世に語り継がねば、という気持ちではじめたzineがlove寂聴。それの第8号です。最初の号こそ、断食失敗事件を痛罵する、厳しい内容でしたが、「好きの反対は嫌いではない、無関心である」という言葉の通り、気づけば寂聴先生の生臭さのとりこになってしまいました。
最近の寂聴先生は、脱原発運動に身を捧げているのですから、悪く書くところがない。寂聴先生ご自慢の、不倫、肉食、出家したのに家を買う、そんな悪行が目立たなくなってるのです。もうすぐ死ぬ、と講演会でよくブラックジョーク(会場はしーんとする)を言っていましたが、92歳の今も健在というか、死ぬ気配さえない。
ばーん。2年ぶりのlove寂聴 第8号。右がほんのりカラー版、左がいつものモノクロコピー版です。コンビニのカラーコピーが一枚50円もするので途中で断念し、白黒コピーに切り替えました。現在16部ほど製作。お布施10円。勝山商事による通販は、今回もありません。直接、寂聴プリーズとお声をおかけください。
内容は地味でも、愛があります。以前、「それでも自民に入れちゃうの?デモ!!」で配った番外編チラシ、No More Sinzo!!チラシも大量に余っているので(150枚以上)、このzineとあわせて配っていきます。必ず受け取るように。
※2018/09/25 ちょっと修正
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