おぼろげに語る、ファイナンシャル・プランナーって何だ

 ひきこもり業界に、ファイナンシャル・プランナーというよくわからない人たちが食い込んできたのは、比較的最近のことです。

 ファイナンシャル・プランナーとはなんなのか、それはね、家計のアドバイス(助言)をする人のことです。主に老後のお金を心配する人たちの相談をしているようです。でも彼らが役に立つケースというのは限られていて、貧乏でお金がないと思っていたけれども、実はただの浪費家でしたっていう、藤子不二雄A先生のマンガであれば「ズコーッ」というオチがぴったりくるような、きわめてマンガ的な状況の時だけなのです。ほとんど場合、つまり節約ではどうにもならない、本当にお金がない時には、彼らは役に立たない。

 NHKの番組の中で、預金が尽きかけている男性(77歳)が紹介されていて、ファイナンシャルプランナーが男性に対し、車の維持費などで年間50万円節約できるから車を売りましょう、とアドバイスしていたのです。これを見て唖然としたのは私だけでしょうか。このお爺さんがボケてるでしょう、お金の問題じゃなくて、医療の問題じゃないの。食うのにも困っていて、貯金もない、ほんとうにお金がない人であれば、車なんてとっくに手放していなきゃおかしいんでしょ。

 生ぬるいぞ、節約なんかより、貧乏人が最初の一手目に考えるべきことは生活保護です。そこから逆算していって、自分の暮らしというのを具体的に構築していくと、この先どう動けばいいかがよく分かる。生活保護というゴールを見据えて、二手三手先を読み、質実剛健な生活設計をしていくのです。

 ファイナンシャルプランナーの人が生活保護についてあまり語らないのはなんでかと思っていたのですが、彼らは家計のアドバイスのプロであって、社会保障制度のプロではないからだったのです。つまり社労士ではない。ついでに言えば、税金や資産運用のプロでもない、つまり税理士でも銀行員でもない。不思議な資格を持った人たちなんですのう。

 


この記事へのコメント

  1. こんにちは。
    これまでよく聞きはしたものの、いまいち意味がわからなかったファイナンシャルプランナーですが、その話でいくと大して役に立たないじゃないですか・・・。
    横文字で書かれると「ん~なんかすごい人なのかなぁ」なんて思いますが実態は・・・。
    どうしてこう、引きこもりにまつわる支援の話は癪に障るものばかりなのか。

    それにしても名人の視点の広さと言うか、文才と言うか羨ましいですね。
    自分は個人的な悩みか、趣味のことくらいしか書けないです。

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