彼女がいないのに、いるふりをするひきこもり中年男子。これが基本形で、あとはこれの変形である。
時間やコストの存在を無視して、アフィリエイトで儲かっていると言い張るひきこもり中年男子。大金払って英会話学校に入学したのに、三日でやめてしまったことだけはブログに書かないひきこもり中年男子。留学するからという理由で仕事をやめたのに、ずっと日本にいるひきこもり中年男子。やせればもてるという理由でダイエットを始めたはずなのに、なぜか健康のためにダイエットしたと言い換えるひきこもり中年男子。資格を取って働くと思いきや、また新しい資格の取るため自室で勉強にはげむひきこもり中年男子。継続こそ力なりと言っていたのに、最近はチャレンジという言葉しか口にしないひきこもり中年男子。
こんなガラスの心を持った、優しいひきこもり中年男子はいかがでしょうか。
コメント
働いてないのなら車の免許くらい取ったらどうだ、
仕事の役にも立つだろうと考え
ひきこもり男子が一度は門を叩く自動車教習所。
これこそ鬼門です。
世の中に不足しているのが優しさであると痛感する場所です。
<傷つきやすいのは、良いことだ。
何故ならそれは、生きているということだから>
僕の敬愛するシモーヌ・ヴェイユの言葉です。
おっさんヒキはそろそろ腹をくくって、その本質的な意味での「自営業」に取り組むしか、生き残る道は無さそうです(微笑)。
ずっと前、あるラジオ番組の、本を紹介するコーナーで聞いたのですが、本当のエンターテイナーというのは、他人ではなく自分をネタにして人を楽しませるのだそうです(うろ覚えですがそんな内容だったと思います)。
まさに勝山さんのことですね。
世間の目に自分をさらす勇気もない身としては、それだけでとても素晴らしく思えます。
ちなみに、自分も教習所については嫌な記憶しか残ってませんです…。
何も恥じることはありませんよ。
そもそも中年男子とは、ガラスの心を持っているものです。
中年男子として、極めて平凡だと思いますよ。
それを告白できるだけ、あなたが勇者なだけのこと。
いかがでしょうか。
僕も、様々なことを今度こそやってみようと意気込んでみたものの、途中でやめてしまったひきこもり中年男子です。
かつて自動車学校に通って免許を取ろうと意気込んだんですが、第一段階が終わる見極めの時、ハンドルの持ち方がおかしいね。
できることなら、もう一回第一段階からやり直した方がいいよとの一言で、割れてしまったガラスの心。
大金はたいて、挑戦したのに早くも挫折してしまった当時は青年男子。
それから、壊れた心の破片を一つ一つ拾い集め、アロンアルファでくっつけた日々。
えっ!?車の免許はどうしたかですか、その後教官のご忠告通り、第一段階からやり直しました。
これが私の人生です~♪テュラテュラテュラ~♪