月刊 瀬戸内寂聴 第3号 よもやま話 2009.03.18 怖い、表紙を見て欲しい。 悪人の顔、香典ドロボーの顔である。いったいどういう人生を歩むとこんな笑顔が作れるのだろうか。爺さんなのか婆さんなのかすら分かない。 前号に引き続き、表紙のインパクトで勝負に出ている。特集は堕落のススメとあるが、断食中にたらふく飯を食べることでもススメるのだろうか。すでに出家僧でありながら牛肉にむしゃぶりつく寂聴に、堕ちる余地があるのか。 余談だが、人生相談における瀬戸内寂聴の励ましの言葉は「大丈夫、いい男いっぱいいますよ」だ。いかがなものでしょうか。
コメント
坂口安吾の特集のようです。安吾の代表作である
堕落論にちなんでこのタイトルになったようですよ。
いやぁ~やっぱり書店で発見してしまいましたか!
毎回、表紙もインパクトがありますが、それ以上に今回のテーマは「墜落のすすめ」・・・ですか。
僕のように墜落したと思われる人生を日々送っている人に対して、墜落のすすめとは、いかがのものでしょうか・・・。
一見、世の中を逆説的にとらえているものとして、受け取るべきかと感じますが、うーん、やっぱりこういったことをバーンと特集できてしまう人は、本当の墜落の怖さを知らない人だと感じてしまうのは、僕だけでしょうか。
寂聴先生の笑顔こそが
光である、きっとそういうことなんだと思います。
脱衣婆(だつえば)。その通りでした、気づかなかった自分が情けない。
奪衣婆とは、三途川にやってきた亡者の衣服を剥ぎ取る老婆のことです。
悟りとは真逆の煩悩一直線
女一休さんなんていう生易しいものじゃないですよ。
男と女の違いは何かという質問に
ホルモンが違いますよ、とおっしゃっておりました。
そして、不倫に悩んで別れたくても別れられない悩みの相談者には『中途半端な不倫はいけないけれども、一生懸命に命がけでする不倫は仏様も許してくださる』です
仏様まで巻き添えにしちゃう『寂聴』先生が素敵です
まさに悟りとは間逆の人生ですね。
女一休さんというのがしっくりきます
表紙の笑顔(?)が「デスマスク」の文字と
相俟って脱衣婆のようです。
人生相談でいい男いっぱいいると
励ますのも意味不明ですが
その励ましの言葉を裏付けるものは
何なんでしょうか。
肉に限らずいろんな男も喰ってきたのか。
もうなんでもありですね…。
堕ちてこそ、光が見える!って凄い。
堕ちて底辺を彷徨い光が見えない人達が
沢山いると思うのですが…。
そもそも光って何でしょう?
希望?善行?神?
光が見えたところで
手が届かなければ意味が無い。