ポケモンカードの発売元も、飽きさせぬよう、もっと買わせようと、少しずつルールが付け加えていきます。ポケボディーという能力をもったポケモンがいます。例えば、メタグロス。このポケモンがバトル場にいると、超能力エネルギーがついているポケモンは、エネルギーを消費することなく逃げることができます。そういうルールです。
甥っ子も4月から小学生、ちゃんとしたルールを教えてあげよう、そんな叔父さんのお節介が、甥っ子といがみ合い罵りあいに発展し、号泣させてしまいました。「ズルジジイ、バカジジイ。逃げるなら、エネルギーをちゃんと捨てろ」と怒鳴り散らすのです。6歳児にこのルールは難しいからと、引き下がればよかったのですが、もうすぐ小学生だから、ちゃんとさせなければという、間違った腐れ教育心に支配されてしまい、気がつけば泥仕合であります。
老父が仲裁に入り、ひとまず喧嘩は収まりました。叔父さんは散歩に出かけ冷静になると同時に、自分の人間失格ぶりに、橋から身を投げて死んでしまいたい思いにとらわれましたが、生きてこの恥をそそごうと心を入れ直しました。30歳年下の甥っ子と全力でポケモンカードをする親戚の叔父さんが、今後どのような悪影響を与えるのか、考えただけでもありとあらゆる神に懺悔したい気持ちでいっぱいです。遊びに来た甥っ子を確実に泣かす、阿修羅叔父さん。ただ恥じ入るばかりです。
コメント
遊戯王カードも、甥っ子が少しですが
持っています。ただそれほど熱心でないので、私はまだ手を出していません。
ポケモンカード全種類は無理にせよ、
相手のカードがどんなカードかまったく知らずには遊ぶことができない。
随分ポケモンの名前と技を覚えました。
一人二役はほろ苦いですね。
対戦の醍醐味である、相手の心理をよむという要素ゼロですから。
次男坊はたいてい大げさに泣くものです。
でも叔父さんには通用しないのですよ。
小さい子供ってすぐ泣きますよね…。
絶対自分が悪くないんだという主張
をしているんですね。
私も小さいときによく弟が泣いていて
私が悪くないのにしかられたりして
かなり嫌な思いをしたのを思い出しました。
遊戯王カード、まだ大量に持ってます。
何人か遊んでくれる友達がいたころにハマッた、見ると妙に寂しくなる代物です。
一人になってからも、一人二役で遊んでいたのは、いい思い出です。
それにしてもポケモンは錆びませんね。
あとどれくらい生き残るのか、楽しみです。
もう何がなにやら良くわからなくなってますが。
【小学生を相手に真剣勝負を挑み、泣かせる中年男子の姿がそこにはあった。
というか、僕だった。】
…そんな感じですかね。
しかし、ポケモンっていろんなキャラがいますね。
全部の種類を把握してる人なんて、いるのでしょうか。
勝山さんは、(『ひきこもりカレンダー』を読んだ時にも思ったのですが)文章をウィットに富んで表現する技術に長けているなぁと、ただただ感服するばかりです。
うちの弟は、一時『遊戯王カード』という物にハマったのですが、お兄さん(私)がルールを理解できないからと途中で試合放棄をしてしまいました。