先ほどノートパソコンが、ボンという音とともに電源が切れました。と同時にハンダのような異臭がします。何かの部品が焼き焦げたようです。このパソコンとも6年の付き合いでしたが、いよいよご臨終の時が近づいたようです。寂聴先生だけじゃない、ノートパソコンよお前もか。
半年ほど前から、ひそかにパソコンの自作というものに取り組んでいました。格安で地球に優しい、ひきこもりパソコンを作ろうとしていたのです。二束三文の中古の部品で、ひとつのリサイクルパソコンを作る。お金はないけど、時間はある。ひきこもりにうってつけの趣味じゃないですか。でも作り始めて気づくのは、普通にメーカーの物を買ったほうが安いということです。中古の部品がそれほど安くないのと、新しいほど高性能で値段が安くなるというパソコン機器の技術進歩があります。
安くするには、今ある部品とジャンク品と呼ばれるガラクタを、使用しなければなりません。それでも完成度90%の時点で、13000円ほどかかっています。性能は六年前のパソコンと同じくらい、しかも本体だけです。よく雑誌でパソコンを五万円で作るという特集がありますが、あれには液晶モニター、キーボード、マウス、そしてOSの代金は含まれていません。いかがなものでしょうか。
もうほぼ作ってしまったので、自作で行くしかないのですが、進むに進めず、戻るに戻れずな八甲田山パソコンになりつつあります。
コメント
僕もハードオフを徘徊しています。
もしかすると、すれ違っているかも知れません。
横浜市内でもハードオフは色々ありますが、場所によって使えるジャンクパソコンの価格が違います。
同じ機種(メーカ製)でも、結構差があるようです。
中古劇場という店舗が一番低価格のような感じがします。
色々な運営会社の系列があります。
また、系列が同じでも店舗で差がかなりあります。
すべてではないのですが、パソコンはかなり差が出ています。
ひきこもり自作仲間がいて大変嬉しいです。
動くジャンク品を探し、私はハードオフ等を徘徊しています。
実は年末、しかも大晦日の日に禁断の自作と言う領域に突入してしまいました。
正直、メーカーのもの、特に組み合わせで販売している会社のものは安いです。
正直、自作の方が安いと本などでは言われていますが、そんな事はありません。
完成品の方がなぜか安いのです。
それはたぶん、大量生産、大量部品調達ができるから、自作でぽちぽちと部品を調達するシステムよりも安いのかもしれません。
ジャンク部品で組み立てても、うーんとうなってしまうほどの価格になってしまいます。
こうなったら、ジャンクで動く完全に動くパソコンを調達せねばなりません。
最新式という領域には、達する事は到底できませんが、使えると言うだけでありがたいものです。
・・・と、ジャンク品パソコンをあさりに行くと、場所によっては、一万円もしないで、XP搭載ノートパソコンが買えるではありませんか!
2000くらいになると、もっと購入できる範囲が広がります。
ありがたい時代になりました。
PCの自作に手を出さないのは賢い選択です。
アフィリエイトや高認の資格に手を出さないのと
同じくらい賢い選択です。
話を聞いている分にはオリジナルの実用プラモみたいで面白そうだと思います。
でも実際手を出すのはやめておこうと思いました。