ひきこもりと火災報知器

 団地に住んでいると、半年に1回くらい、火災報知器の点検があるから、完璧なひきこもりというか、ゴミ屋敷みたいな部屋に鍵をしめて閉じこもるみたいな、完成度100%のひきこもりスタイルは無理。

 リフォームする前は、私の部屋には流し台もあったから、排水管の掃除というのも1年に1回くらいあった、だから定期的に屈強な労働者をお迎えするために部屋を掃除するのさ、足の踏み場もないのでは作業が出来ないからねえ。

 お金を払ってレンタルお姉さんなんて雇う必要はないんだよ。火災報知器の点検の日がせまるたびにブルーな気分になる。何時に来るかもはっきりしないしさ。部屋を掃除して、あとは家のなかでそわそわして待ち続けるのみ。

 

コメント

  1. 完璧なひきこもりおめでとうございます。
    時間の感覚がなくなってこそ、本物ですよ。

  2. おひさしぶりですこんばんは。
    幸いなことに家は団地じゃないし、
    火災報知器も流し台も部屋には
    ありません。
    そのおかげで完璧にひきこもっています。
    そのせいかたまに時間が分からなくなることがありますね…
    夜だと思っていて気づいたら次の日の夜だったり…

  3. 腐れステンレス?の臭い流しでした。
    下水道に直結してるんじゃないかと
    思うようなものでした。取り払って今は幸せです。
    スバラシイ自立ですね。家出なんかしないで、
    家の中でも、家出以上のことが出来るぞという
    頼もしいメッセージ、ありがとう。

  4. 私は18歳くらいの引きこもりたての頃、自室にオーブントースターレンジとキューブ型の1ドア冷蔵庫を自力で持ち込んでました。これで兵糧攻めを乗り切る魂胆でした。祖母が夏によくアイスクリームを入れておいてくれました。

  5. 部屋に流し台があったなんて凄く便利そうだと思いました。そして、それがジントギの流し台だったとすれば、なおの事憧れますね。

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