普段おたけんでいる要介護5の寝たきり老婆ママンですが、ヘルパーさんや友人、ボランティアさんが来た時はおとなしくしております。
つかの間の静寂、心がやすらぎます。そんな静かな勝山家に、誰だか分からぬが(友達なのかボランティアさんなのか?)、どこかのマダムが、童話のような、詩のようなものを朗読してママンに聞かせていました。
「今日もミミズが泣いている」
とシュールなポエムを朗々と読み上げているのです。いったい何なんだろう、なんの本だろう。ひょっとしてマダムが即興で詩を吟じているのでは。しかしママンの部屋をのぞくわけにもいかず、自分の部屋でじっとしておりました。寝たきりになるとこんなものを聞かなきゃいかんのですな、介護される側にも苦労があるのだと、しみじみとした思った次第であります。
コメント
ひきこもりカレンダーからの読者です。
家での葛藤、職場での理不尽さを経験してきたのはわかります。
こうしたのを日常的にやられていると、おちゃらけた言動にでてしまいます。
それを間違った風にとらえている人は多いですね。
強気を助け弱気をくじく、搾取する、その社会に踏み込む人はいないのですね。