腐れチャレンジの話ほどつまらないものはない。就労活動で不採用の連続に心が折れてしまった人に対して、これをやるなら人間としてクズです。
50回失敗しても51回目に成功するかもしれない。100社落とされても101社目に採用されるかもしれない。このような体験談及び励まし、通称・腐れチャレンジに関する一切を法律で禁止して欲しい。最近話題の派遣村などでこのような智慧のない戯言がないことを祈る。
昔、武田鉄矢が主演したドラマに、101回目のプロポーズというのがあった。若い人は知らないだろうから説明すると、100回プロポーズして断られた男が、101回目に浅野温子演じる美女にプロポーズして結婚するという話だ。いかがなものでしょうか。
もてないにもほどがある。鉄矢がブサイクなのは分かっていたが、これほどまで酷かったとは。30回断られたあたりから、精神が病んできてカウンセリングを受け始め、50回目以降は精神薬を飲みながらのお見合いのはずです。101回目はトラックの前に飛び出して「僕は死にましぇーん」という有り様ですから、早く精神科へ入院したほうがいい。
こういうドラマには映らない部分を想像して欲しい。51回目で成功した人は、50回の失敗を話すことが出来るのです。101社目で採用された人が、100回の不採用を話すことが出来るのです。永遠に世に出ない無限の失敗、億千万の不採用。それに涙する者だけが本当に優しくなれる。
コメント
ナンシー関に突っ込まれるために
あるようなドラマですね。すきがありすぎです。
発狂した武田鉄也が病室のベッドで見た
幻覚のシーンでドラマが終わると聞いております。
ハローワークとは職を得るところではなく
失業保険を受け取るためだけにある場所だと
考えたほうがいいんじゃないですかね。
武田鉄矢が部屋にこもって
完全自殺マニュアルを読んでいるシーンとか
入れて欲しいですね。
毎回そうですが、
タイトルのつけ方が面白いですね。
確かにそういう成功の影にあるドラマが見たいですね。
「101回目のプロポーズ」見てました。
こう考えると武田鉄矢もかわいそうですね
でも101回チャレンジしたその勇気に
改めて拍手と涙。
今の世の中、ドラマよりも泣ける成功と
挫折のドラマが溢れている様に思います。
僕も最近は腐れチャレンジしてません。
一昨年、2.5回面接を受けて全部不採用になり、ギブアップしました。
0.5回の面接とは履歴書を郵送したものの、会社からは何の連絡もなく、面接にもたどり着けなかったということです。
2.5回の失敗で心が折れてるようではとても優しい人にはなれませんね。
今年こそ正月が明けたらハローワークへ行くぞと昨年の年末には自分に誓ったというのに、もう2月です。
好きだ好きだと言われ続け『洗脳』されてしまった浅野温子は最終回でとうとう発狂
ウエディングドレス姿で夜道を走り
鉄也の前に現れ 六角ナットを差し出して逆プロポーズ
どう考えても温子の方が発狂しているとしか思えません
自分が真正面から勝負して駄目な時は違う方法もある ということなのでしょうか?
はじめまして。素晴らしい文章です!故ナンシー関氏のコラムを思い出しました。彼女が毒や悪ふざけを抜きスマートに書くと今日のエントリーのような感じになったんではと思いました。