調子にのる次男坊

 甥っ子次男坊(6歳)がすぐ、人をぶったり蹴ったりするのです。「とうっ! とうっ!」と調子にのって繰り出すキック。勝山おじさんも蹴られております。やめろと言ってもやめてくれません。しかし怒らないのが勝山おじさんですし、蹴っちゃだめだなんて、何のひねりもなくて面白くもない説教などしたくもありません。

 身をよじって、蹴りをかわしつつ、6歳小学生相手に格闘します。そして何度か蹴られたあと、「うわぁ、痛てえよー」と言ってうずくまってしまいました。私がではなく、次男坊がです。ガリガリおじさんの骨が硬かったのでしょう、甥っ子次男坊の足が痛くなったのです。

 恨めしそうな顔で私を見るのですが、「お前さんがかってに蹴ったんじゃないか」と言うと、はっと気づいたようで、自分の蒔いた種と諦めたようです。随分と痛がっていました。調子に乗った次男坊が蹴りを連発しているのを見て、心配した長男坊10歳が、「母さんに言ってあげようか」とおじさんに言うのです。

 すると、それだけはやめてくれと次男坊が兄ちゃんに涙目で訴えるのです。母さんにだけは言わないでくれと。どうやら、人をぶったり蹴ったりすると、母さんにすごく怒られるようです。気の毒なほどの怖がりようでした。

 ちなみに次男坊がパンチやキックをする相手は決まっていて、それは兄ちゃんとおじさんの二人だけ。だから別にいいんじゃないの、と私は思っておるのですが、どうなんですかね。

コメント

  1. 平和大好き勝山おじさんですよ。(○゚ε゚○)

  2. 平和な生活ですね
    なんか楽しそうです

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