N中等部と知識人

 N中等部をウォッチしていて、残念なものを見つけてしまいました。青汁のCMのおばさんと同じレベルの広告活動でお金を得ている、アドバイザリーボードメンバーという知識人(?)がいるのです。嬉々として、「個人の感想」という名のもとに宣伝をしています。ごらんください。→https://n-jr.jp/about/school_message/advisory_board/

 あああ、こんなものは見たくない。進歩的知識人が「真の権力者」(つまり企業)に仕えている姿は見たくはない。『上野先生、勝手に真の権力者に仕えられちゃ困ります』。

 知識人(?)を使っての広告はプロパガンダと呼んだほうふさわしいですかな。名もなき市民よりも、社会的地位のある大学教授の「個人の感想」のほうが遥かに値打ちがある。

 企業の宣伝を、知識人が支持することによって、世の中に反論しづらい空気をつくることができる。カドカワはうまくやっている。企業の意に沿うメッセージを繰り返す知識人によって、社会は内側から腐っていく。

 知識人の「個人の感想」というのは、いくらで買えるのか? アドバイザリーボードメンバーがいくらもらっているかは知らないが予想は、社会的地位(役職)+年40万円!(根拠はない)。どうだ、いいとこいってんじゃないの。誰かお金のある人、上野先生を買い戻してください。

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