2007-08

ひきこもり

ひきこもりパパラッチ

故・ダイアナ妃と言えばパパラッチ。有名人の写真を盗み撮りして新聞や雑誌に売り込む連中ことです。日本で言えばフライデーの記者ですかな。とにかく追い回し、待ち伏せして写真を撮りまくる。ダイアナ妃が泣いてやめてくれと言っても、それ今こそシャッターチャンスとばかりにばんばんと撮影する。こういう場面をテレビで見ているとたまらなく厭な気分になります、なぜだろうか、我が家にも否すべてのひきこもりの家庭には母親という名のパパラッチがいるからです。仮にハハラッチと呼ぶことにする。  カメラのフラッシュやシャッターの変わりに、「出てけ」「働け」を連呼する母親パパラッチ。洗濯や掃除にかこつけて子ども部屋の前で待ち伏...
ひきこもり

空想・もし給料が二倍になったら

お盆休みも関係なしのホリデイ叔父さんです。給料が二倍になるより、出勤日が半分になった方がうれしいよなって思った。初任給のままでいい。出世、年功序列、歩合、ストライキどんな形でもいい、給料上げてくれるよりも出勤日を減らしてくれたほうが嬉しい。偉くなればなるほど、会社に行かなくてよい、何でそうならないのかなと。  みんなバカンスしたいんでしょ。南の島でバカンスしたいんでしょ。暑い日にクーラーがんがんにかけて部屋のこもる、核シェルター暮らしじゃないか。貧乏だからしょうがない、というなら分かる。お金持ちでも同じじゃないか。いかがなものか。給料を二倍にするのではなく、労働時間を半分にしていただきたいと、...
ひきこもり

ひきこもりとゲーム

ひきこもりと言えば家でゲーム。誇りを持っていただきたい。胸をはってゲームをしていただきたい。ひきこもっていて、ゲームが出来ないとか好きじゃないとか言っていたら、何も持たざる者にもほどがるある。ゲームが得意であるとは、ひきこもりとしての当然のたしなみだ。  ボクの一番のお薦めのゲームは「ごきぶりポーカー」。UNOのようなカードゲームで、3~6人用。欠点は一人でも二人でも出来ないというところだが、四人ぐらい集まってやるとスーパーマリオをも超える面白さがある。こういうゲームを知り、楽しむ術を覚えておくと「さすが、ひきこもり」と良くも悪くも周りを納得させることが出来る。ちなみにボクはごきぶりポーカー最...
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できるかな

できるかな?学校で勉強できるかな?会社で仕事できるかな?ノッポさん…、ゴン太くん、ごめんなさい。
ひきこもり

ひきこもりの夏休み

毎日が夏休みの勝山叔父さん、このごろは飛びぬけて怠けている。だって暑いんだむん。こう暑くては怠ける以外にすることはない。「暑い暑い」言いながら扇風機に向かって「あー」って言っている。  何にもしない。働かないにプラスして、ブログも書かない。本も読まない。運動もしない。ただ怠けている。こんなに暑いのだから怠けるしかないと思う。でもクーラーを買ってシャキンとしたほうがいいのか、毎日が無駄すぎやしないか、だって叔父さん何もしないんだもの、とも思う。遊びに来た甥っ子も叔父さんののんべんだらりぶりに、「何で、叔父さんはいっつも寝ているの」を連発。でも暑い夏は怠けるのが正しい人間の姿だと思う。地球に、そし...
ひきこもり

職業としてのひきこもり

ひきこもりって自営業なんだ。他人からどうこう言われる筋合いはない。ないはずなのだがひきこもり商店ほどひやかされ、からかわれる自営業もないだろう。このままじゃだめだ、もう潰れる、将来はないなど言われ放題だ。とっとと店潰してコンビニにしろと、関係ない人に余計な心配をされる寂びれた酒屋の主人のようだ。  両親の健康はひきこもり商店の売り上げに大きく影響する、手抜かりがあってはいけない。父親が孫と遊んだ後の疲労度をじっくり観察しよう、そこから残りの寿命がどれくらいかを計算する。将来があるかないか、ホームドクターよりも鋭い目で見抜く。母親がテレビをつけたまま眠るまでの時間、テレビを消した途端ガバッと起き...
ひきこもり

ひきこもりの夢

総統の命を受けUボートで出撃。戸塚宏の操舵するヨットを魚雷で撃破。戸塚ヨットスクール轟沈。そんな夢を見た。  陛下の命を受け徒歩で出撃。手榴弾の安全ピンを抜き長田塾めがけ投擲。建物のガラスを割り、ポンコロと転がる手榴弾が長田百合子の足元でピタリ。長田塾炎上。そんな夢を見た。
ひきこもり

ひきこもりドッペルゲンガー

奴と出会って15年。いつも図書館にいやがって。ブックオフの105円均一コーナーに住んでるのかお前はと、心の中でいがみ合い、避けあっている。働いていないことはお見通しなんだぞ。  ひきこもりが100万人もいればご近所に自分以外にも一人くらいいるはずだ。奴との出会いは15年前の図書館。日のあたらない哲学・思想コーナーでよく出くわした。奴と出会うたびに私は哲学という学問を恥じ、読書なんて人生の何の役に立たないんだと絶望した。奴を避けるように私は図書館ではコンピューターの本ばかり読むようになった。奴と一緒に同じコーナーに居たら人間がだめになってしまう気がしたからだ。奴もそう思っていたのだろう。  ブッ...