2007-07

よもやま話

参議院選挙はどうでもいい

小学校で習ったとおり参議院より衆議院のほうが価値がある。参議院は2軍である、マイナーリーグなのだ。2軍が優勝しても、1軍が最下位では意味がない。参議院選挙で勝っても、衆議院選挙で負けては意味がないはずだ。いつも思うのだが参議院選挙が近づくと与党つまり自民党は無理そうな政策を強行採決する。消費税とかそうだ。わざとやっているんだ。  国民怒る→参議院敗北→野党大喜び→でも参院なので国政に影響なし→反対意見が国会に反映されない→国民がっかり→野党に失望→無力感→衆議院選が始まる→与党自民党大勝利。  こんな茶番は飽きた。参議院選挙は自民党が大勝利したほうがいい。
ひきこもり

会話について

人とうまく話をできないのはなぜだろう?というお題をもらって、それはねと答えようとして絶句してしまった。他人とうまく話せない理由を、「うまく」話そうと自分に圧力をかけてしまい言葉が出ない。もうちょっとユーモアと、さすがひきこもり名人と思われるような独自の視点からの意見を言うべきだと考えているあいだに、話すタイミングがどっかに行ってしまう。いつものパターンだ。頭がいい人と思われたいんだ。自分を良く見せようと思うと、言葉が出てきにくい。初対面の人の時もそうだ、第一印象を良くしたいと思えば何も言葉が出てこない。天からの閃きを待つ、詩人のような心持ちで人と接するのだから、普通の会話にすらたどり着かない。...
ひきこもり

38度線

甘いと言われたら「うるせー」と答えなさい。働けと言われたら「うるせー」と答えなさい。家から出てけと言われたら「うるせー」と答えなさい。声に出して読みたい日本語ナンバーワン「うるせー」。もう卑屈になる必要はない、「うるせー」は言葉の神様だ。  朝鮮戦争はまだ終わっていない。今でも北朝鮮と韓国は戦争中なのだ。ただ38度線をはさんで睨み合うだけで戦闘は行なわれていない。なぜか、休戦中だからだ。ずっと和解もせず戦闘もせず休戦し続けているんだ。おやおや、これは見覚えがあるぞ。まったく他人事とは思えない。いがみ合いに罵りあいの末に、すべてを失った我が家に瓜二つではないか。相手を自分の思い通りに動かそうと、...
ひきこもり

武蔵坊内弁慶

すべての男子の心には、鬼より怖いインサイド弁慶が住んでいる。すべての母親の心には、鬼をも恐れぬインサイド牛若丸が住んでいる。こんなのが同じ家に住んでいるのだから毎日が壇ノ浦合戦です。「働け、家から出てけ」と牛若が罵れば、「うるせーババア、オレの部屋から出てけ」と弁慶が怒鳴る。阿修羅の眷族、地獄の鬼、人間らしさなどどこにもない、畜生のいがみ合いがあるばかりです。  ああ、何たることでしょう。チンギス・ハーンも裸足で逃げ出すような、薄汚い罵り合いが日本全国の家庭でおこなわれているのです。なお、この争いはキャッキャッと嬉々として戦いを挑んでくる牛若丸に弁慶が愛想を尽かすまで、延々と繰り返されるのです...
ひきこもり

忍耐

忍耐とはただ苦しいことに耐えることではない。手に入れたい大きな喜びのために、小さい喜びを犠牲にすることを忍耐というんだ。プロのスポーツ選手とか特にそうだと思う。  知らなかっただろう、ボクも知らなかった。君がこらえている、苦しみ、つらさ、怒りの先に自分が手に入れたい大きなものがあるのだろうか。目的のない我慢は意味がない。
よもやま話

超高層電車

この前、電車に乗ったら大変混雑していました。平塚で七夕祭りがあるために、東海道線が混んでいたのです。お祭りがあって混んでいるなら納得です、どんどん混めばいい。5月の連休やお盆の季節に電車が混むのも納得です、どんどん混めばいい。ただしラッシュアワーで毎日電車が混むとはいかがなものか。通勤が理由で混雑するとはいかがなものか。  ビルが高層化して少ない土地に大量の人が集まる。ならばそれに比例して電車も高層化する必要があるはず。2階建て程度ではなく、10階建て車両が必要です。線路は増やせないのだから、電車を高層化しなければ計算が合わない。そのことにJRの人は気づいていないんじゃないのかな。
ひきこもり

洗濯機コミュニケーション

悪い意味で親子のコミュニケーションを深めてくれる洗濯機。その性能が悪いほど交流の密度が高まる。親子のいがみ合いの90%は、最新高性能の洗濯機を買えばなくなると思う。洗濯、脱水、乾燥すべてを自動で静かにやってくれる洗濯機があるのだ。買えない値段ではない、いつだって買える。  雨が降ってきたから洗濯物をしまってくれと言われ、「うるせえババア」などと罵る必要がなくなる。早朝から洗濯機の音で睡眠を妨害されることもなくなる。洗濯機にいつまでも洗濯物が入っているなどということがなくなる。乾いた洗濯物が何日も部屋にぶらさがっているということがなくなる。Tシャツの首のところがびろーんと伸びなくなる。  ちょっ...
ひきこもり

神に試されている

信仰心なぞゼロの人間だが、これは神に試されているんだなと思う時がある。甥っ子だ。叔父さんお相撲しようよ、いくようー、はっけよいのこった、それーい、「うわあああぁ」 甥っ子がボクの足に噛みついた。いかがなものか。  怒るぞ、たたくぞお、きちんと躾をするぞ、という気持ちを打ち消すように、ボクの心に神がそっとささやく。試されているんだ、精進せよと。甥っ子に試されているのではなく、神に試されいるのだと気づいた。相撲で足を噛まれる…、神の試練以外の何物でもない。危うく堕落し、つまらない小さい人間になるところだった。  神の存在を感じ朗らかな気分でボクと甥っ子は何番も相撲をとった。相撲にもいろんな技があっ...