安心ひまライフ

 何にも予定のない日が続いて、ようやく暇だなと感じることができました。暇はいいな、自由だなと思うと同時に、何もしなくていいのだろうかという罪悪感も生まれます。そんな私の罪悪感を薄めつつ、暇つぶせる第一番手が洗濯です。何もすることがない時は、取り敢えず洗濯します。

 ボロボロの二層式の洗濯機に服を入れ、洗剤をちょこっと入れる。洗剤が少ないほうが、すすぎが楽だろうという独自の考えから洗剤の量を少なくしています、楽をするそのことを常に心がけているのです。それにしても何分洗濯するのが正解なのだろうか、何分すすぎをするのが正しいやり方なのか、ためすすぎがいいのか注水すすぎがいいのか、すすぎは1回がいいのか、2回がいいのか、いつも迷い、模索している。洗濯に正解なし。自分がやりたいように洗濯をする、それが唯一の洗濯法だという考えに落ち着きました。

 ちまみに私の洗濯法は、少量の洗剤であらいを10分→脱水→注水すすぎを10分(ただし注水はちょろちょろ)→脱水→干す、というやりかたです。

 服はどれくらい汚れたら洗えばいいのかというのも、ずっと思案の最中で、なるべく洗濯回数を少なくないほうが楽だ、でも不潔だと思われたらだめだ、洗濯が必要な汚れ、その正解はどこにあるのかと自問自答してます。下着は毎回洗うが、セーターとかどうするんだと悩みっぱなしです。

 今日も暇だったので洗濯しようと思ったのですが、暇な日が続いているせいで、洗濯する服がありませんでした。しかたなく汚れた軍手を洗う。みっちり付いた泥よごれを、漂白剤につけて、ごしごして手洗いしましたが、泥汚れはまったく取れず、何もしないに等しい。そもそも軍手なんて洗う必要がないんじゃないかと、汚れっぱなしの軍手を干しながら思うのです。

 もう春というか、初夏になりつつあって、ほぼ毎日、洗濯日和です。こんな幸せなことがあっていいのでしょうか。

 せっかくだから靴も洗いました。100円ショップで買った、靴用洗剤を使って、靴用たわしでごしごし洗います。洗うのは簡単ですが、靴を乾かすには、暖かい晴天が2日間は必要です。だから天気予報と最高気温をネットで調べて、よしと洗濯をします。かりかりに乾いたスニーカーは素晴らしい。暑いくらいが、洗濯するには丁度いい。干して、すぐ乾いて、とりこめる。幸せだ。

 それに比べて冬は情けない。日がすぐ沈むし、寒くて洗濯物が乾きにくい。空気は乾燥しているが、洗濯物を乾かすほどの力はない、根性がない。砂漠と北極どっちにすむかと聞かれたら、私は砂漠に住みます。でも水がないから洗濯できない、そのことに絶望する。

 明日も暇だ、洗濯したい。にもかかわらず、ゴールデンウィークは天気が悪いようです。これから3日間はぐずついた雨模様らしいですよ。冬用の上着、ドカジャンとか洗濯機でざぶざぶ洗いたい、洗うぞ洗うぞ、暇な限り洗い続けるぞ、と決心していたのに、雨のせいでその希望は叶いそうもありません。こんな悲しいことがあっていいのでしょうか。憤慨しております。

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