カンパおばけ

 震災に原発事故、貧困に格差、ひきこもり。それ関係のデモやイベントに行くと、カンパの呼びかけが結構あります。いままで寄付やカンパはもらうもの、という人生でしたから、自分が払わなきゃいけないという状態になると、どうにもドキドキする。

 みんなが貧乏で、みんながお金がなくて困ってるものだから、カンパを呼びかける人ばかりで、カンパを払う人が足りない。イベントもたけなわというタイミングで、カンパ箱が回ってくるとビクッとする。あらかじめ、入場料に含んでいて欲しい。カンパってみんなが払っているのに、自分だけ払わないと肩身が狭いでしょ。

 つねに、ポケットに500円玉を忍ばせておくのが、上手なカンパ対策だと最近学びました。払わないのは辛い、払い過ぎるのも辛い、だから500円玉ワンコインが丁度いいのだそうです。少し賢くなりましたよ。

コメント

  1. お金だけの支援というのは、貧乏人には
    なんか辛くなっちゃうんですよ、
    お金がなくなっちゃうって気持ちになっちゃう。
    我ながら情けない。
    応援したい、活動運動も支持したい、
    そういう、いい活動をしている人が原発事故以降
    たくさんあって、そこが悩みなのです。

  2. なんとか交通費を払ってイベントに出かけて、そこでカンパを求められるのはつらいです。仏教のお布施や喜捨のようにいくらでもいいっていうのが悩みます。その組織が応援したい組織かどうかにもよりますが、500円玉1個がちょうどいいですね。

  3. ビックイシューみたいに情報とか何か対価物があれば、まだしも納得感があるんでしょうけれどもね。
    手作りのものでも。

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