ひきこもりポンチ古書店(下)

 古本の仕入れ在庫を溜め込めば、儲けが出る前に、家の床が抜ける。木造なら一発。コンクリートだってヤバいですよ。純粋に本だけ置く部屋が持てる人でなければ、日本の住宅では危険。

 せどりはひきこもり及びニートにすでに大人気で新規に入り込む余地はない、というかすでにネットで古本は値崩れしている。絶版、品切れ本がネットで安く手に入る。せどりから撤退する人が多く、在庫処分の値下げのせいで相場が下がったのだ。ブックオフに持っていっても値段がつかないものばかりだから、安値でもネットで売るしかない、素人セドラーにとっては撤退こそ命がけである。

 世の中には1円でも売れない本が一杯ある。本の価値は時とともに基本的に下がる。商品だと思っていたものが、実はゴミになっていたという可能性はおおいある。在庫回転率というのを知っているだろうか、例えば渋い価値ある古書などは2~3年出品し続けて、はじめて売れるもの。儲けのいい高値な本は、えてして寝かせる時間が長い。寝ている時間が長いのは、ひきこもり本人だけでいいじゃないか。

 欲しい本を読みたいときに買って読む。いらなくなった時に売る。まずはこれを20年くらいやって、本に精通してからせどりで勝負したほうがよい。本は売るよりも、読むのがひきこもりの「らしさ」というものだ。Bookoff


この記事へのコメント

  1. ブックオフ以外の場所からどれだけ仕入れられるかが
    セドラーの勝負の分かれ目になるでしょう。
    アマゾンは送料が曲者ですよね。
    一円で売って儲かるのはアマゾンだけです。
    ブックオフは直営店とフランチャイズの
    お店があるんですよね。見た目は同じですが。
    独自のセールをやっているのがフランチャイズ店です。
    精魂こめて書かれた本が少なくなってきているのが、
    問題なのかもしれません。
    が、価値ある本をブックオフから保護しているという意味で、
    セドラーは文化を守っている人なのかもしれません。

  2. 何だかさもしい話ですね。書く側は、人によっては何年も懐で話をあっためて、一字一句全力投球で精魂込めて書き続けるのに、そうしてようやく完成した一冊の本がたった1円ですか……。
    作品の価値が値段なんかに比例しないことは分かっていますが……『商品』としてではなく、もう少し中身を見ましょうよと言いたいです。

  3. ブックオフやそのグループのハードオフ、オフハウス、モードオフ、ガレージオフ、ビーキッズ、ビースポーツ・・・とまだまだこのシリーズは、いっぱいあるわけですが、実は同じブックオフでも運営会社がいくつかあります。
    運営会社が違うと、若干ですが、販売価格や、買い取り価格が異なる事があります。
    ブックオフが広がり始めた頃は確か、独自のオンラインシステムで、全国買取価格一律のようなキャッチフレーズがあったように記憶していますが、実は若干ではありますが、違うようです。
    あと、ブックオフは新規開店の店舗では比較的通常よりも若干高値で買取をする傾向があるようです。

  4.  アマゾンマーケットプレイスに1円で出品されてる本を何度か買ったことがありますが、あれは売れない本の在庫を減らすためでもあったんですね。1円といっても配送料が350円くらい要るので、あまり買いませんが。

  5. 誰でもできる薄利多売式のせどりは難しくなりつつありますね。
    でもあとから人気が出たライトノベルや漫画の初版が凄い高値で売れたりするので、
    ますますプロセドリストの選球眼は厳しく要求されることになりそうです。

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