ひきこもりに幸あれ

 ひきこもりカレンダーという本を出版してからもう6年の月日が流れました。毎年飛躍を誓うものの、実際は地面すれすれれの低空飛行。ずっと同じ場所で足踏みをしていた、そんな6年間でした。さてどうしたものかと考えてみましたが名案が浮かぶはずもなく、ジャーの中にはいっている2日前の冷や飯にボンカレーかけてを食べたら、お腹が一杯になってそのまま昼寝してしまったよ。起きたらもう夜だった。

 6年たって6才年をとった。35才になった。今どういう気分かというと、車に例えるなら6年の間に中古の下取り価格が下がり、今年とうとう下取り価格がゼロになった。勝山実の下取り価格がゼロ円になった、そんな気分だ。それでよし。無名のひきこもり、ひきこもりアノニマスとして自由に交流していきたいなあと思う。毎年飛躍を誓うひきこもり達に幸あれ。

タイトルとURLをコピーしました