フーテンの意味

 ふうてん【瘋癲】精神状態が正常でないこと、またその人。←これが「瘋癲」の言葉の元々の意味です。谷崎潤一郎の小説『瘋癲老人日記』は精神状態が正常でない老人の日記という意味です。

 そのから派生して、定職につかずぶらぶらしている人のことも、フーテンと呼ぶようになりました。映画『男はつらいよ』の寅さんが、フーテンの寅なのは、定職につかずぶらぶらしているからです。現代ではもっぱらこっちの意味で使われていますよね。

 フーテンって言葉って、奥が深いよな。古来、精神状態が正常でない人(精神病の人も含め)というのは、定職につかずぶらぶらしていた、それが瘋癲のいちばんの特徴だということなんです。逆にいえば、正常な精神とは定職について目的を持って行動している人にやどる。正常はつらいよ。


この記事へのコメント

  1. こんばんは。
    どうして生きている限り働かないといけないんですかねぇ・・・。
    それも働くというのは企業に勤めて滅私奉公しなさいと言う意味なので余計につらいものです。
    今、就労支援会社のLITALICOとかいう所に通っているのですが、早くも嫌になり、労働とは別方面で苦痛を感じております。

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