2012-11

和歌山・小屋・田舎暮らし

もし、ひきこもり村というものを作るとしたら、それは和歌山県になるだろう

もし、ひきこもり村というものを作るとしたら、それは和歌山県になるだろう。オルタナティブ、今までとは違う新しい最先端の支援団体があり、しかも何年も運営している。国・行政の支援なんてものは、遥か後方にある。  国が就労支援だと言えば、就労支援をやる。発達障害に予算が出るとなると、にわかに発達障害支援を始める。学校の規制が緩和されれば、学校を作る。といった具合に、国が民間に放り丸投げる支援事業に「飛びつく」のが、NPO団体の活動の大部分になって久しいが、そうじゃないんだと、ひさしぶりに思い出させてくれる関西巡礼ツアーでした。  NPO団体が先陣をきり、新しいことをどんどんやっていく。新しく、すぐれた...
ひきこもり

ひきこもり疲労困憊

何もしなくても疲れるようになったら、ひきこもり疲労が蓄積している証拠です。体は動かさなくても、精神的に疲れると、体のバッテリーの性能が落ちて、簡単に疲れるようになります。  真人間なら、寝れば充電される体力も、ひきこもり疲労が蓄積していると、放電ばかりでちっとも充電されません。それならばと、だらだら寝続けて、10時間以上寝るようになったら、相当疲れているサインです。働いてもない、たいして行動もしていないのに、何が疲れるんだと思うでしょう、心が疲れるのですよ。  働きもせず、学校にも行かず、年だけは取っていく。尋常でないストレスにさらされているのですから、精神疲労は計り知れないものがあります。ひ...
ひきこもり

消費者になるな、ひきこもりクリエイターになれ

電子書籍は文字を大きくできるから、お年寄りに優しいと言う人もいるけど、そんなわけがない。新しもの好きの寂聴先生が、ドコモの「らくらくスマートフォン」に機種変更した時の御言葉です。  「何がらくらくだ! 苦心惨憺している原稿はそっちのけで、打てども打てどもスマホはうまくいかない。叩きたくなるが、五万円もしたのだから悔しい」  どーよ、寂聴先生の憤慨ぶり。年配者向けに、画面の文字も、ボタンも大きく、わかりやすく作っている楽々スマートフォンですら、「打てども打てども」うまくいかないといった有り様なのです。IT弱者をみくびってはいけません。スマートフォン同様、電子書籍もお年寄りには馴染まないはず。  ...