登山

よもやま話

富士山V3

富士山登頂V3を達成しました。3回目にして、雲海から登るご来光を見ることができました。これぞ、完全版。小さいですが影富士も見れました。噴火口をぐるっと1周するお鉢巡りもし、日本最高峰の剣ヶ峰も制覇。御鉢巡りは結構アップダウンがあってかなり体力を消耗する。おかげで下山はバイオハザードのゾンビ状態。体力ぎりぎりで五合目までたどり着きました。  虚弱で運動不足で家の中でごろころしていても富士山は登れるという証明。働かない、学校にも行かない、でもこういう非日常的なところには喜んでいく。そこがひきこもりのひきこもりたるゆえんですよ。  富士山の近代化、ほとんどの場所で携帯電話のアンテナが3本立つんですよ...
よもやま話

富士山パワー

2年連続で富士山に行って来ました。梅雨明けしたのに雨が降り続いている。前回はご来光、頂上到達ときっちり富士山を堪能できましたが、今回は試練の富士山です。車で五合目まで登ると雨。そこでキノコそばを食べながら、富士山サミットです、登るべきか登らぬべきか。3人で行ったのですが、私以外は初めての富士山なので、やはり何が何でも登りたいと言う。雨もいくらか小降りになったので、出発することにしました。  登り始めて1時間ほどでに雨はやみました。ああ、これこそ富士ブッダの慈悲でこざいましょう。レインコートは蒸れるので、体力をがんがん削ります。そのせいでしょう、ペースがスローダウン。とうとう七合目でIさんがギブ...
よもやま話

富士山登頂成功ご来光

ひきこもり虚弱体質でも富士山の頂上までは行ける。そのことを証明するために富士山に登ってきました。八合目まで4時間で登れるコースでしたが、初心者の中年男子ゆえに5時間半もかかってしまいました。山小屋に着いたのは日が沈む直前の午後7時です。  山小屋の寝場所が、ホントに狭い。一畳に1人くらいのスペースが、一般的とガイド本には書いてありましたが、実際は三畳に4人という更に窮屈なもの。寒くて狭い、蟹工船チックな場所に、憧れの富士で出会うとは。プロレタリア万歳と、心の中で叫ぶ以外、自分を慰める方法が分かりません。  私は友人と2人で登りましたら、自動的に相部屋というか、相就寝スペースとなります。4人で一...
ひきこもり

がんばれダディー in 富士山

富士山は八合目あたりから傾斜がきつなり、空気も薄くなります。私も軽い高山病なったのか、頭が痛くなり、登るスピードも他の登山者の半分くらいになりました。肉体的な辛さもあるのですが、それに加えて、九合目あたりで繰り広げられる、最低の家族ドラマが精神的にきついのです。  子ども(女の子が多いのですが)が疲れ切って歩けなくなり、登山道の脇でうずくまっている。そんな子どもが何人もいます。そして、その隣りに必ずいるのが最低の父親、「がんばれダディー」です。もういい、帰りたいと、完全に心が折れてしまった子どもに、「がんばれ」「もうすぐ頂上だ」の大号令を繰り返すのです。  まったく心に響かない励まし。動物の鳴...