電子書籍は文字を大きくできるから、お年寄りに優しいと言う人もいるけど、そんなわけがない。新しもの好きの寂聴先生が、ドコモの「らくらくスマートフォン」に機種変更した時の御言葉です。
「何がらくらくだ! 苦心惨憺している原稿はそっちのけで、打てども打てどもスマホはうまくいかない。叩きたくなるが、五万円もしたのだから悔しい」
どーよ、寂聴先生の憤慨ぶり。年配者向けに、画面の文字も、ボタンも大きく、わかりやすく作っている楽々スマートフォンですら、「打てども打てども」うまくいかないといった有り様なのです。IT弱者をみくびってはいけません。スマートフォン同様、電子書籍もお年寄りには馴染まないはず。
虫めがねで本を読む。お年寄りに優しいこの組み合わせが、「虫書籍」として販売され、新しい出版形態になると予想します。ちなみに寂聴先生は目が悪く右目がほとんど見えないのです。そのかわり、左目の視力がどんどんよくなってきて今は1.5だとか。小学生並みですのう。
キンドルだとかさ、アイパッドミニだとかさ、そんなアメリカ人が貧しい国の人に最悪の労働条件で作らせた、搾取端末をありがたがっていてはいけないよ。ジョブズに踊らされるならまだしも、カリスマ性もアイディアもない人間が作ったものをありがたがって買っているようでは、ひきこもれません。
キンドルだってさ、アマゾンにしか接続できないブラウザーみたいなものでしょ。アマゾンのレジをお金を出して買うようなものです。お金は使うとなくなっちゃう。だからいらなくなったパソコンをもらってきて、無料OSのUbuntuをインストールして使おう。デスクトップの設定を変更すれば、快適に動く。Windowsxpが動くパソコンなら大丈夫です。これが貧乏人にとっての最新マシンになる。
消費者になるな、クリエイターになれ。買って、手に入れて、それを喜びにするには、働かなきゃいけない。ひきこもりクリエイターなら、もらったパソコンに、フリーソフトをインストールすれば十分。どうよ。
コメント
そうですね、よくわからないものはインストールとかダウンロードしちゃダメですね…
頭ではわかっているつもりなのですが…
このまえウィルスのせいでOSを再インストールしたのは3度めくらいです。いや・・・もっとかも…
友達がファイルを送ってきて、それを不用意に開いてしまって感染…よくあるパターンですね…なのに 条件反射的にダブルクリックしてしまう癖がついている自分に喝を入れなければ・・・orz
本を読む時間と本の値段を考えると
私も紙の本を買ったほうがずっとましだと思います。
メイド・イン・チャイナという言葉から、
ただ同然で働いている子供を想像すれば
どんな新製品にも心動かされる。
ウイルス対策は無料でよし。
Microsoft Security Essentialsで十分です。
素性の分からないものは、開かない、インストールしないということが大事です。
20インチのタブレットなると液晶テレビを
持ち歩く感じになりますかね。
お金にならない仕事をしている人は全てひきこもりクリエイターなのです。
好きの反対は嫌いではない無関心である。
寂聴愛の世界がどんどん広がってきています。
働いてないから、ひきこもり巡礼なんてものが出来るのですよ。
数日かけて、通してブログ拝読しました。
寂聴コンテンツの時系列を追っての勝山さんの心境の変化が秀逸です。今では先生と書かれていますね。うん、そう考えると引きこもりが講演活動なんて、なんて生臭いんだ(褒)
巡礼で近郊にお越しの際、ぜひ参加してみたいと思いました。
駄文スミマセン。
アメリカの小さな製品に対抗すべく、
これからは日本で15~20インチもののタブレット端末を作るべしですよ。
ノートパソコンの代わりに画面が大きいのをほしがる人は必ずいるはずです。
そして、ひきこもりクリエイター≠ひきこもりに見えるが本業にしてるクリエイター…という解釈でおKでしょうか?
PCもらった時、ウィルス対策ソフトどうしようか悩んだのですが無料のものを使っています。名人はどうされていますか?
スマホってだけで、既に高レベルだと思います。
ガラケーで十分じゃないですか。
電子書籍は、パソコンしている人ならわかると思いますけど、目が疲れるんですよね。
そこまでして、電子書籍は欲しくないと、私は思います。
購入者は、キンドルとか「わおー、すげえ!」みたいな感覚なんでしょうけれど、労働者のことまで考えたことが無いですよ。
だから、アップル凄いとか、平気で言えるんだと思います。
たいていの人はキンドルより8480円分本を買ったほうが良いでしょう。古本ならかなりの量を買えます。そんなに本を読む人はあまりいないと思います。キンドルは買っただけで満足してしまうものの典型ですね。