中学生時代に頭が良いと傲慢になる。この法則に、身に覚えがないだろうか。ボクは自分で自分のことを賢いと思っているのですよ。でもボクが勉強ができ、学校の成績が良かったのは中学の三年間だけなんです。一生のうちのたった三年間のテストの点の結果をもって、我才ありと自負しているのです、心の奥底でね。
三つ子の魂百までということわざがあるじゃないですか。近い意味で、中学三年間の学力魂百までと言えるのではないでしょうか。中学時代に勉強が出来た奴は死ぬまで秀才気取りが抜けない気がする。オレは勉強しない、馬鹿が勉強をすればよいのだと考える。当然伸び悩む。
高校生の途中から頭が良くなった人たちは、たいがい学問に対して謙虚である。話を聞くと、自分は頭が悪いと思っているのですよ。ボクに言わせれば頭が悪いのではなく、頭を使わずに中学の三年間を過ごしただけ。ほぼ未使用の新品の脳を持って高校に進学したような人達です。スポーツマンであったり不良であったり、なまけものであったゆえに、脳を使わなかった人達です。脳を使いさえすれば人並みに勉強が出来るようになるのです。でも心の奥底に勉強は得意ではないという考えが染みついていて、ボクから見るとこういう人はとても謙虚に見えます。確かに信じられないくらい低い偏差値の高校に進学しているのですが、その後の巻き返し、大学入学や留学・資格など学問に対する向上心たるや、腐れ中学秀才どもとは比較になりません。
ボクはこの件に対しては結論が出ています。中学の三年間は脳をあまり使うべきでない、と。ここじゃないんだ、ここで脳を使うとのちのち苦労する。学校勉強用の記憶脳の寿命は3年間です。それ以上を使うと勉強しても、頭に入ってこない、集中できない、やる気がしないという状態となります。もったいないと思いませんか。人は結局のところ3年間しか勉強できないのですよ。その3年間の中に大学入試の時期が含まれているかが、今の日本の制度だと重要になってくるのです。脳を開封してから3年以内に大学に合格する、それが理想じゃないでしょうか。大学入学後勉強する気がなくなるのは当たり前です。賞味期限切れですから。どうしたって能率が上がりません。
まさかとは思いますが、まだ脳を開封されていない方はいませんよね。
コメント
未開封であるなら、賞味期限切れの
心配はありません。
これから伸びます。ぐんぐん伸びます。
記事を読ませていただいたら、もしかするとひょっとして、僕の脳は未開封なのかも・・・と感じてしまいました。
それは、後で食べようと思って買いだめしておいた、カップラーメンみたいなもので、あるときひょんなところから、未開封のカップラーメンが。
ちょうど、何か食べたい気分だったので、思わずラッキーな気分で、封を開け、お湯を注いだところまではいいのですが、何となく麺なんかの水分吸収率が変だと思ったら、消費期限切れだった。
なんて、僕の脳はもしかすると、すでに未開封消費期限切れ状態かもしれません。。